本日、東京に出る用事があったので、早稲田の現代マンガ図書館に行って、2002年2~3月号のアフタヌーンを読んだ。目的は「げんしけん」連載直前に前後編が掲載された「クラカチットの街」。ここの図書館はコピーもできるが、1回当たり100円かかる。前後編で111Pなので、さすがにやめておく。
てゆうか読みに行った目的が、8.5巻の参考になればいいなと思ったからだが、結論から言うと参考にはならなかった。コピーをしなかったので内容を頭に叩き込んで来たが、100ページもいらんだろコレ。しかし謎なのが絵だ。「げんしけん」第一話直前のものとも思えないスッキリ感。これはアレか、アフタのでかい誌面で読んだのと、コミックスでしか読んだことのないのの違いか。
内容は……特に語ることも無いっつーか、100Pもあるんだから、ヒロインの性格設定をもっとちゃんとやってくれんかなぁという感じ。もっともヘンだという事を匂わせている程度だからいいんであって、どうヘンか書いたら余韻が無いのかもしんねー。登場人物の心理を読者がわかってやろうという気合を持ってすれば面白い面もあるが、流して読むだけだとどこも面白くない。つまり木尾士目の本質が何も変わっていない。笹荻は読むだけでも面白いが、オギーの心理を読もうとして読むと、さらに面白い……と言うか泥沼にハマってしまう……ハマってしまったすっとこさんはそう思うのである。
まぁ今更単行本には収録されんよなぁ。「げんしけん」後に前後編の短編一本描いてそれと収録して下さい。
4月18日追記
『クラカチットの街』の解釈をようやく編み出すことができたので、このエントリも読んで下さい。
木尾士目について考える
てゆうか読みに行った目的が、8.5巻の参考になればいいなと思ったからだが、結論から言うと参考にはならなかった。コピーをしなかったので内容を頭に叩き込んで来たが、100ページもいらんだろコレ。しかし謎なのが絵だ。「げんしけん」第一話直前のものとも思えないスッキリ感。これはアレか、アフタのでかい誌面で読んだのと、コミックスでしか読んだことのないのの違いか。
内容は……特に語ることも無いっつーか、100Pもあるんだから、ヒロインの性格設定をもっとちゃんとやってくれんかなぁという感じ。もっともヘンだという事を匂わせている程度だからいいんであって、どうヘンか書いたら余韻が無いのかもしんねー。登場人物の心理を読者がわかってやろうという気合を持ってすれば面白い面もあるが、流して読むだけだとどこも面白くない。つまり木尾士目の本質が何も変わっていない。笹荻は読むだけでも面白いが、オギーの心理を読もうとして読むと、さらに面白い……と言うか泥沼にハマってしまう……ハマってしまったすっとこさんはそう思うのである。
まぁ今更単行本には収録されんよなぁ。「げんしけん」後に前後編の短編一本描いてそれと収録して下さい。
4月18日追記
『クラカチットの街』の解釈をようやく編み出すことができたので、このエントリも読んで下さい。
木尾士目について考える