農大現代視覚文化研究会

「げんしけん」の荻上と「もやしもん」のオリゼーを探求するブログ

第6話2稿改訂版

2006年04月26日 20時25分33秒 | げんしけん
まずは肝心の部分以外を修正
問題点はいくつかはっきりしたけど、文章ではおのずと限界がある事がわかった
ネタバレが文字だと通じないのと同じだ
やっぱネーム描かないとダメだ
それにしても、やっぱり自分は脳内で全て分かってるから展開に納得行くけど
プロットにした段階で説明不足になるのはいかん! てゆうかそれも仕方ないが、
やっぱり助言は絶対に必要だ。またよろしくお願いします。


部室の棚の時計はお昼
笹、スーツ姿、手帳を見てニヤけている
今日は2月14日。
大野さんが入室、笑顔で「あっ、笹原さん」「こんにちは」
笹、手帳を閉じて「あっ、大野さん、こんにちは」

大「今日はもう終わったんですか?」
笹「いや」「これからでね」「もうぼちぼち出かけるとこ」
会話を交わす2人、座る大野
大「あの」「笹原さん?」
笹「ん?」
荻「前から聞こうと思ってたんですけど…」
笹「なに?」
3扉
タイトル「」
大「荻上さんのどこを好きになったんですか?」
笹超ギックリ、顔のっぺら、汗だく

笹うつむく、大野さん微笑んで笹の横顔を見てる「…………?」
笹人差し指ふりふり「えーと」「その」「つまり…」
大野さん困っている笹を見つめる、おもむろにカバンの中からガーゼマスクを取り出し、装着する

大「何か言えない事がー?」
笹「いや」「その」「できれば」「荻上さんにも話してないし……」困る笹
それを見て大野さん、しぶしぶガーセマスクをカバンに戻し、代わりに小さな箱を取り出す。
笹「?」「これは?」

大「バレンタインのチョコですよ」「ま、私と田中さんから二人へのプレゼントです」
 「二人で食べて下さい」あっさり説明する大野
笹「あ」「そうか」「どうもありがとうございます」照れて嬉しそうな笹

大「田中さんも二人の事は心配してましたからね」「私のと同じくらいのものですよ?」微笑む大野
笹「えー」「本当ですかー?」超嬉しそうな笹

受け取ろうとする
バタン、扉を開けるオギー

二人をきょとんと見つめるオギー、微笑む大野、デレデレの笹
笹「やぁ荻上さん」「今大野さんからチョコ貰ったよ」
オギーのアップ、昔の顔
大野「私と田中さんからお二人にお祝いですよー」
荻今の顔に戻って「あっ」「そ、そうですか」「それはありがとうございます」
笹「おっといけない」「もう行かないと」

笹「じ、じゃ荻上さん」「またね」
荻「あ はい」「いってらっしゃい」
バタン 見送るオギーと大野
一瞬チラッと大野の顔を見る荻上
微笑み返す大野さん
目を逸らすオギー
大野「――今ですね」

大「笹原さんに荻上さんのどこが好きか聞いてみたんですけど――」
荻「!」「何ですかそれ」「大野先輩には関係ないじゃないですか」
大「えーいいじゃないですかー」「教えて下さいよー」
 「荻上さんは笹原さんのどこを好きになったんですかー?」
荻赤面「え-と」「……」「大野先輩は」
大野「はい?」
荻笑顔「田中先輩のどこが好きなんですか?」
大野「え?」

10~11はカットしてもいいんだけど……
10
二人とも赤面

大野「どこって」「そりゃ……」「……もう全部ですよ」「コスプレとか……私のこととか……」

荻「あー……」「そうですか……」
二人とももじもじ
大野「……言いたくないんですか?」
荻「ちょっと……」

大野「笹原さんも、荻上さんのどこが好きか聞いても、教えてくれなかったんですよ?」
  「やっぱり笹原さんも荻上さん以外には言いたくないんでしょうか?」
荻「…………いえ、実は私も聞いては……」
大野「……そうですか」
悩む大野

11

大野「ツンデレな所とかですかねー」
荻「……デレは無かったと思います」
大野「じゃあツンダメな所でしょうか?」
荻「何ですかそれ;」

大野「んー」
大野「あ! あれですよ!」 荻「え?」
大野「ほら! 部室でベアトリーチェのコスプレをした時!」「あれがかわいかったからですよ!」
荻「……またコスプレですか?」ちょっと嫌そうな顔
12
バタン
扉を開くクッチー「こーにょにょー!」
即座に空気を察する
「ちわー…………」反転して部屋を出ようとする
荻「待ってください朽木先輩!」
クッチー「!?」
13
荻「いい所に来てくれました」「ナイスタイミングです!」ツンツン
 「では大野先輩失礼します!」
大野「チッ」ガーゼマスクを口に当てている大野
途惑い、席に座るクッチー
軽くため息を1つつく大野さん
「ちわ!」再びドアが開く、恵子登場
14
大野「あら、恵子さん」
クッチー(こんにちはですにょー)
恵子「ねーコーサカさんはぁー!」
一コマの間
大野、クッチーを向いて「……朽木さん最近見かけました?」
クッチー「……見てないです」
15
恵子「えー」「じゃーねーさんは?」
大野「…………」
クッチー「…………」
(はぁっ)恵子ため息
大野「……バレンタインデー……ですか?」
クッチーちょっと反応、恵子、大野さんを見る
ちらっとクッチーも見る
16
恵子「いえ、いいです」「お邪魔しました」
バタン、大野クッチーを残して帰る恵子
困った顔で見つめ合う大野クッチー
大野「じゃ」「ま」「朽木さんにも」
大野さんクッチーにチロルチョコを1個渡す
クッチー明らかに落ち込んでいる、大野さんあくびなんかしたり
17
つまんない顔して帰る恵子
何か気づく、向こうから斑目がやってくる
すれ違いざまに押しつけるように「あんたにやるよ」って押しつける、高そうなチョコ
背中で去る恵子、斑目超困惑
18
夕方、オギールームにやってくる笹
なんかオギーツンツン、でも食事の準備を
二人で食べる、ごちそうさま、
でもツンツン
笹「な」
19
笹「なんかあったの?」「荻上さん……」
荻「なんかじゃないですよ」「大野先輩にデレデレしちゃって!」
笹「え」「だってあれは」「田中さんから俺たちに……」
荻「そうかもしれないですけど!」「あんなに大野先輩といちゃいちゃする事無いじゃないですか!」
笹「いやイチャイチャはしてないと思うけど……」
20
荻「大野先輩に返して来て下さい!」
笹「え?」
荻「お願いですからこれをそのまま返してきて下さい!」
笹「えっ……いや あの……」「それはあんまり…… やりたく……」
すんごい困っている笹の顔
それを見て一瞬何かに気付き、なにかを悟るオギー
中学時代の、オギーがフラッシュバックする(表現難しそうだー)
21
あ これだ
この笹原さんは、私なんだ
笹目をそらして(どうしたの荻上さん)(なんか、いつもと違うよ……)
という事は、今の私は……
(ここらへんネームでなんとかする)
22
笹「ん?」「……ど、どうしたの、荻上さん」
急に動きが止まり、笹の顔をじっと見つめるオギー
その目から、涙がつぅっとこぼれる
超ひるむ笹
23
笹「わーっ! ごめんごめん荻上さん! いやその!とにかく!ごめんなさい!」
混乱して米つきバッタのように謝る笹。
その姿をじっと見つめるオギー。
頭を下げている笹を、そっと抱きしめる。
24
「いえ 違うんです笹原さん」「私が間違ってたんです」「ごめんなさい……」
目を白黒する笹、目を伏せてさらにつぶやくオギー。
「許すって言って下さい…」
「え?」「ええええ?」「そりゃ」「うん」「許すけど」「え?」
さっぱりわからない笹、涙がさらにあふれる荻
「すいません、ちょっと、顔……」
「え」「うん」「はい」
洗面所に急ぐオギー、背中を見送る笹
25
戻るオギー、晴れ晴れとした顔でため息1つ
笹「だ、大丈夫? 荻上さん」ビクビク
荻「すいませんでした もう大丈夫です」「それより笹原さん」
笹「ん?」
荻ツン顔「そんなチョコは見たくもありません!」「だから」
嬉しそうに「これと一緒に食べちゃいましょう!」2つ目の箱、笹原さんへと書いてある
笹「あ」「う、うん」「そうね…」
26
ページの上2コマを、荻上巻田の神社での笑顔シーンありますね。
あれを笹荻でやって(構図を同じにする)、3コマ目、
2人がオギールームで仲むつまじく会話しているシーンで締める。
視線の高さは7巻80ページと同じで、場所はソファーのある例の部屋がいいですね
テーブルの上には食べかけのチョコ。もちろん食べかけは2つですよ?