気がつけば5回目の参加。今回の青森のリスナー参加者は登山経験豊富な2人!
マルコテツヤ先生&サイトウシンヤさんという、僕が担当してからは初の男性コンビ
逆に言えば、これまで参加者には女性が居たよってことなんだけどさっ
あ、もちろん厳正に抽選してますから
清掃活動場所は、数百メートル先は道路という樹海のなか。樹海っていうとイメージ悪いけど、文字通り「樹の海」、本当は自然豊かなところなんだ。
活動場所を見渡してみると、確かに空き缶などゴミはあるけど、去年あった洗濯機などの粗大ゴミは見当たらない。おお、だいぶゴミもなくなって来たのかな、なんて思ったけど。
びっくり。
想像してみて。ぱっと見た感じ草が生い茂っているけど、その地表面をめくってみると、何枚ものガラス板やタイル・プラスチック板が積み重なっているゴミの層だったの。
深く深く、ゴミの層でびっっしり。
枯葉は分解されて土となる。だけどそこに捨てられたゴミは分解されずそのまま。
文字通り、「不自然」だなって思った。
そのゴミは自然物ではない、人工物であるという不自然、そしてそれが自然のなかにあるという不自然。
富士山クラブの舟津さんも言ってたけど、地中を掘ってもミミズがいないの。本来は自然豊かなところだから、少し離れた場所は土もふかふかでミミズやイモムシなどいろんな生物がいるんだけど、ここには居ないの。
小さいゴミも、小さい生物にしてみれば大きな障害なんだよね。
それに、やっぱり洗濯機のような粗大ゴミも違うポイントにはごろごろ横たわっていてさ。
人間って、勝手だな。
捨てるのは一瞬だけど、回収するのはその何倍も時間と労力が必要になる。
確かに、誰かが捨てたゴミを拾うなんて面倒なことだよ。でも、放っておける?
ゴミがゴミを呼ぶとはよく言ったもの。社会のシステムも変えていかないといけないと思うけど、こういった活動が全国的に広まることで、世の中って変わっていくんじゃないかなー。
と、そんなことを考えたのでした。