この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#379 Henry Steele Commager編著「Blue and Gray」(英文)

2008年01月10日 | 歴史
これはかさの大きな本である。もともとは2冊に分かれていたようだが、1冊にまとめられたようである。A4のサイズ ページ数が何と1201ページある。(厚さが8センチある。軽い質の紙を使用しているが、それでも1.5キログラムの重さがある。)

米国の南北戦争に関する記述である。この戦争への参加者の言葉や著述を集めたものである。参加者とは軍人(南北とも)、看護婦、一般市民。この人達の手紙、日記、評論等々から450のすぐれたものを選んでいるという。そしてこの本の中に48ページの挿絵が入っているという。

開戦前夜、開戦、各戦場での会戦、そして終戦。詳細な地図もつけて説明してある。膨大な情報量を持った本である。

ブルーは北軍の軍服、グレイは南軍の軍服の色である。

1990年代の後半に短期間ではあるが、米国南部のサウスカロライナ州で生活する経験を持った私は、南部としては辛い経験であった、南北戦争に強い興味を持つようになった。(サウスカロライナ州は、南北戦争の火蓋が切って落とされた州である。)
そして、暇を見つけたら読みたいと思って、本を買った。その1冊がこの本である。

この本を読み通すことはないだろうが、必要に応じていろいろな部分、部分を読んで行こうと思っている。

画像:Henry Steele Commager編著「Blue and Gray」(英文) Crescent Book
Random House Value Publishing Inc.社刊 (米国ニュージャージー州)1995年判


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