来たるべき夏にそなえ

2005-06-18 05:09:59 | Weblog
 6月も後半、夏至が過ぎて梅雨が明ければもう本格
的な夏でありますな。というか、もう蒸し蒸しな気候は
始まりかけており、寝苦しさ倍増。ここだけの話、ブリ
ーフさえ脱いでノーパンで眠ることもしばしばでありま
す。あまりみっともいい話ではないですが。

 たいていのひとにとって夏というのは喜ばしい季節の
ようであるが、わたしにとっては話は別。典型的な「冬
型人間」であって、夏というのはできたらよけて通りたい
季節である。冬の寒さは布団かぶって丸まっていれば
やりすごせるものだが、夏の暑さはそうはいかない。エ
アコンかけて素っ裸、おまけにかき氷数杯食べてさえ、
暑さは去らず頭ぼけ~、という事態は十分ありうるのだ。

 暑さに強い人間は、ここを先途と海に山、行楽地へと
活動的になるのだろうが、冬型のこちらとしては家に籠
もってエアコンかけてふーふー言っている。たまに外出
して、路上で飲む一缶の発泡酒、夏の楽しみといえば
それくらいのものだ。

 陰気な話で恐縮だが、この世に生をうけて四十余年、
親戚も幾人か鬼籍にはいっているのだが、そのほとんど
が初夏から真夏にかけてなのである。父方も母方も、双
方ともアンチサマーな血統らしい。そのふたりの子として
生を受けたわたしは、そりゃ夏に弱いのも道理であろう。
運命がどう転がっても、チューブのメンバーにはなれなか
ったのだ。

 精神面に関しても、落ち込みかけるのは常に夏である。
真っ赤な太陽から降り注ぐ赤外線が、わたしという人間を
中身からジンワリと焼き尽くす。備長炭使用の老舗の焼
鳥屋の如く。するとただでさえ弱いマイ精神、あっという間
にグツグツと煮詰まる。判断力が衰え、迷路の奥にますま
す迷い込む。悪循環であります。

 さて、こういう「夏の脅威」に対抗するにはどうすべきか。
逆療法みたいだがやっぱり酒飲み。歌って踊ってヘイヘイ
ホホー、である。カラオケで歌うは夏の歌。ビーチボーイズ
でも熱唱することにする。さーひんゆーえっせ~♪

1 コメント

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Unknown (oys)
2005-06-19 00:12:01
弱冷房車に乗っちゃったときのアレはなんか。

まぁ京成にのっちゃって寒くておなか痛くなるよりはいいんだけれどさ。
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