恭賀新年

2008-01-02 23:39:29 | Weblog
 遅ればせながら、あけましておめでとうござります。

 えー、いつもながら三が日はなんのやる気もなく、昼寝
三時間くらいしてしまいましてもうなんというか。モノ食っ
ては寝、起きてはまたモノを食うの繰り返しで、仕事始め
の日にはまたベルトの穴が一個移動するのではないかと
気が気ではありません。かといって新年早々ジョギングす
る気もなく、布団かぶってのぬくぬくユニバースから抜け
出す気もなし。自分の「無職適性」に毎年あきれるのが正
月という時間であります。

 この年になれば凧揚げもできず独楽回しも無縁、かとい
って社交嫌いのため親戚回りもなし、よく考えたら本年45
才になるオッサンなのに子供にお年玉をあげた経験がない。
従兄弟などにはけっこう子供もいるらしいのですが、ここ十
数年会ったことがないので状況がどうなっているのかよくわ
からない。なんか本当に世間的には引きこもりも同然、ただ
「会社に籍があり、出勤日には事務所行ってなんかパソコン
使って事務処理している」だけでは、「社会人」として充分で
ないような気がしてしょうがありません。

 なんつーんスか、中年男とか初老男などというのは、深い
人生経験から若いモノへ教訓たれられるくらいでないと駄目
な気がするわけですが、こっちゃ深い人生経験などというも
のがなにもない。障害やら嫌なモノは回り道してでも避けて
通ってきたのがこの脂ハゲ、若いモンに対してできることなど
なにもありません。せいぜいキャバ嬢に焼肉奢るくらいが関
の山です。それも、わたしが肉が好きで魚が食えないから焼
肉であって、彼女自身は魚の刺身がより好きだったりするわ
けです。キャバ嬢にさえ世話かけてるというこの現状。なんか
もうどうにもなりませんな。

 本年こそは人生経験を深め、塩辛声で若いモンに説教でき
る身になりたいと思いますが、一年くらいでそのような成長が
できるかどうか。ひとの器というのは生まれながらに大きさが
決まっていて、どう頑張ってもそれ以上大きくはならないもの
なのかもしれません。

 とりあえず指名のキャバ嬢から至極真っ当な説教食らって
絶句するのだけは避けたいかなと。20以上年下の娘さんか
ら説教食らう40ハゲというポジションから、もういい加減抜け
出したいと感ずる今日この頃であります。いやな抱負ではあ
りますが。