ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

マシーン振付バレエ集ー1月26日-三角帽子

2007年01月29日 | Weblog

1月26日のマシーン振付バレエ集はまず三角帽子でした。2005年の初演から16回目。

三角帽子は丁度1年ほど前あらすじ含めUPしていますので是非ご参照のほど。現在の芸術監督ラトマンスキーの方針でボリショイでも昨年より上演されるようになった演目です。

粉屋の妻をアナスタシア メスコワが初演しました。

彼女はコール・ドですがこの日の3番目の演目のゲテ・パリジェンヌでも目立つ役をやっていましたのできっとその内 昇格するのでしょう。

ロシア語HPには履歴ありましたので英語自動翻訳でUPします。2002年からボリショイです。

この写真はカテコでメスコワを粉屋のアンドレイ メルクリエフが初演なんだから一人で喝采に答えなさいと背中を押しているショットです。

その他出演:

コレギドール:アレクサンダーペツコフ

ダンディー: バシリージドコフ

メゾ・ソプラノ、エウゲニータ・セゲニュック

さて出来ですが初演のメスコワですがやはり初演の為か一寸硬かったですね。メルクリエフと一寸リズムがずれる所がありましたし細かい仕草がまだまだでした。只今回主役を演じたのではじめてじっくりと見ることが出来たのですがこのような情熱的な役にふさわしい結構な美形なので今後が楽しみです。全く顔に見覚えが無かったので戻ってから彼女の履歴を見るまで今シーズンに他のバレエ団から引き抜いた新人かと勘違いしていました。

メルクリエフは初演のメスコワを良くサポートしていました。

コレギドールのぺツコフは今回初めて良く見て気がついたのですがずいぶんしゃべっている(勿論声は出していないと思いますが)のですね。誤って部下に捕まえられたり怒る場面が多いせいかも知れませんが普通のバレエではこんな風に口を開けてしゃべっている表現をするのは余り見慣れません。マイムが基本ですからね。

それと部下に捕まるシーンでは確か粉屋のコートを着ていて間違われる筈なのですが今回はコートを着ていませんでした。着損ねたのでしょうか。制服のままなので部下が粉屋と間違ってぼこぼこにするといのも変ですが。

 カテコ動画 1 (全体及びコレギドール)

      (メスコワ、メルクリエフ)

       (全体)



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