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ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

新国立劇場バレエ団によるバレエ・オープニング・ガラ 2011年10月1日(土)-1-

2011年10月03日 | Weblog

久しぶりにNさんより国立劇場バレエ団によるオープニングガラの寄稿頂きました。
東京でのガラ開催は8年ぶりで、当時はまだ通っていない時期だったため
新鮮な気持ちで堪能されたとのこと。


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昨年1月に兵庫県三田市で鑑賞したバレエ団によるガラ公演が面白く、
待ち望んでいた東京での公演を鑑賞した。

〔第1部〕
『アラジン』より 〈序曲〉〈砂漠への旅〉〈財宝の洞窟〉
アラジン:八幡顕光
プリンセス:小野絢子
魔術師マグリブ人:マイレン・トレウバエフ

砂漠の風:北原亜希 千歳美香子 堀岡美香 大湊由美 小村美沙
       中田実里 成田遥 若生愛

オニキスとパール:さいとう美帆 高橋有里 大和雅美
           江本拓 菅野英男 福田圭吾

ゴールドとシルバー:西川貴子 丸尾孝子
             貝川鐵夫 清水裕三郎

サファイア:湯川麻美子
サファイアのお付き :加藤朋子 川口藍 柴田知世 益田裕子

ルビー:長田佳世 厚地康雄

エメラルド:芳賀望 寺島まゆみ 寺田亜沙子

ダイヤモンド:川村真樹
ダイヤモンドのお付き:北原亜希 千歳美香子 今井奈穂 今村美由起
              小村美沙 中田実里 成田遥 若生愛
            奥田花純 酒井麻子 朝枝尚子 広瀬碧

アラジンの洞窟の場面はそれぞれのダンサーの高い技量を感じさせ、
奇抜でありながらも煌くような衣装の数々、変化に富んだ振付、
最後は大団円と内容が凝縮されていてガラにぴったりだった。
是非海外でも上演するべきである。

初めて鑑賞した方が物語の世界に入り込みやすいよう
序曲の演奏を取り入れたことや、
アラジンがマグリブ人に誘われて砂漠を彷徨う場面から
舞台が始まった点も評価したい。

特に印象深かったのはサファイアの湯川さん、
妖艶で大人の色気が全身からほとばしり、
謳いあげるような踊りで秀逸だった。

ルビーの長田さん、厚地さんのお2人は
力強さと情熱に溢れる
難易度の高いリフトを次々をこなし、素晴らしかった。

アラジンの八幡さんは
砂漠の場面からの登場にも関わらず、技術、演技ともに達者で
アラジンの冒険心がしっかり伝わり、舞台を牽引していた。



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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Nさんいつもありがとうございます (ARUYARANAIYARA)
2011-10-04 13:38:09
今回は、私も楽しみに行ってきました。

Nさんの客観的で的確な情報の書き込みで、
もう一度ステージを思い出すことができ、
楽しみが二倍になりました。

私的には小村さんの、
「砂嵐」と「ダイアモンドレット」による、
対照的な衣装と「パ」に、魅了されました。

あと、「ルビー」の二人の「パ」が、
スバ抜けて印象的で素敵でした。

少し残念だったのは、
もう少し「シック」な衣装も、
あって良かったのではと思います。
ま、アラジンですから、
どこかの国のお祭りみたいに、
なっても仕方ないですね。
返信する
コメントありがとうございます (管理人)
2011-10-04 23:01:42
ARUYARANAIYARAさん
UP直ぐにコメント誠にありがとうございました。
このところUPご無沙汰していましたが
このように早速コメント頂くと今後とも
UP続けていく励みとなります。
Nさんにも勿論感謝です。
返信する
ありがとうございます ()
2011-10-04 23:22:19
ARUYARANAIYARA様

このたびもコメントいただきありがとうございます。
大変嬉しく、励みになりました。

小村さんの凛とした隙のない踊りは
コール・ドの中でも群を抜いていると感じ、
益々注目していきたいと思いました。

アラジンは個性的な衣装が多く、
本当にお祭りそのものでしたね。
シンフォニーインCと対照的ですが、
ダンサー達はどちらの衣装も着こなしていて
流石だなと思った次第です。
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