ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

2009年4月26日 ボリショイ「スパルタクス」

2009年05月20日 | Weblog

モスクワ特派員Hさんの寄稿追加です。。

 

2009年4月26日 ボリショイ「スパルタクス」

スパルタクス: イワン・ワシリエフ
クラックス: アレクサンドル・ボロチコフ
フリーギア: マリアンナ・ルイシキナ
エギナ: ガリーナ・ステパネンコ

この日もワシリエフの超絶技巧が炸裂でした。
しかし踊りこむに従って役への解釈も深まるのか、
モノローグでみせる演技はなかなかでした。
踊りだせば圧倒的な存在力を示すので、これからの
課題は腕を組んで立っているだけでもオーラがだせる
ようになること。そうしたら素晴らしいスパルタクスに
なると思います。
ボロチコフは今現在最高のクラックスですね。技術的にも
問題なく、クラッススの虚勢、狂気といったアクセントも
きかせているので面白いです。
ステパネンコ姐さんはさすがのエギナ。格好良かった!

グラジエーター役のルスラン・プローニンがいい演技をして
いました。目隠しをされて剣闘試合に出されるのですが、
恐ろしくて剣を持った手が震えているのです!足をこわごわと
伸ばす様やあせって剣を振り回す様子はヒーローであるスパルタクス
と対照的で、登場した瞬間にどちらが負けるかが一目瞭然。
スパルタクスより、このプローニン=グラジエーターに目が行ってしまいました。




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2 コメント

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Unknown (Agata)
2009-05-22 17:40:40
若いのでこれからが楽しみですね!
返信する
初めまして (管理人)
2009-05-22 22:54:12
Agataさん
初めまして。
コメントありがとうございます。
そうですね。
返信する

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