血栓性静脈炎:Dr Mark Trozzi(マーク・トロッツィ博士)がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。
1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries
その中で103項目目の「血栓性静脈炎(Thrombophlebitis)」の紹介です。
血栓性静脈炎とは血液中にできた血栓(血の塊)が原因で、静脈やその周囲の組織や皮膚に炎症が起こる状態をいいます。
静脈に血栓ができると、患部に痛みや腫れ、発赤の症状が現れることがありますが、数週間で血栓は消失します。後遺症が残ることはほとんどありません。血栓性静脈炎は、血栓が生じて炎症を起こした静脈を中心に皮膚が赤く腫れて痛みが出る場合もあります。軽症の場合はかゆみが現れることもあります。
血栓性静脈炎は、静脈瘤炎(静脈の拡張や静脈圧の上昇による内膜損傷)後に起こることが多く、また長期臥床(がしょう)、手術、脱水などの合併症として現れることもあります。
mRNAによって産生されるスパイクタンパクは、血管内皮障害、血栓傾向を誘導し. 血栓症の原因になることもわかっています。
Idiopathic external jugular vein thrombophlebitis after coronavirus disease vaccination (COVID-19):
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33624509/
コロナウイルス症ワクチン接種(COVID-19)後の特発性外頸静脈血栓性静脈炎:
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A Case of Suspected COVID-19 Vaccine-related Thrombophlebitis
Daisuke Ikechi, Hideki Hashimoto, Hidehiko Nakano, Kensuke Nakamura
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9177380/
モデナワクチンに起因する炎症は血栓性静脈炎に発展する可能性
Superficial thrombophlebitis in ipsilateral breast after COVID-19 vaccination
Author links open overlay panelShima Aran MD
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1930043322003673
COVID-19のmRNAワクチン接種直後に乳房に表在性の血栓性静脈炎を発症した症例