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森の里ホームズのブログ

血管免疫芽球性T細胞リンパ腫:ワクチンによる障害報告のレビュー

血管免疫芽球性T細胞リンパ腫:Dr Mark Trozzi(マーク・トロッツィ博士)がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。

1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries

その中で109項目目の「血管免疫芽球性T細胞リンパ腫(Angioimmunoblastic T-cell Lymphoma)」の紹介です。

末梢性T細胞リンパ腫の一種。T細胞と呼ばれる血液細胞が侵される悪性度の高い(侵攻性の)リンパ腫です。悪性度の高いリンパ腫は、悪性度の低いリンパ腫よりも急速に増殖する傾向があります。
AITL(angioimmunoblastic T-cell lymphoma)はリンパ節での多様な細胞浸潤と高内皮小静脈(high endothelial venule:HEV)と濾胞樹状細胞の著明な増生が特徴的な末梢性T細胞リンパ腫(peripheral T-cell lymphoma:PTCL)と定義されています。
全身性リンパ節腫脹のほかリンパ腫細胞が直接的・間接的に産生するサイトカインに起因すると考えられる肝脾腫,発熱,皮疹,体重減少,胸水・腹水,多発性関節炎症状,貧血や汎血球減少あるいは好酸球増加,多クローン性高γ-グロブリン血症,血清 LDH 上昇など多彩な臨床像を呈し,また自己免疫疾患を合併する頻度も高いそうです。組織学的には反応性病変,とくに薬剤性リンパ節腫大との鑑別はしばしば困難であり、標準治療は確立していないとのことです。

Rapid progression of angioimmunoblastic T-cell lymphoma after BNT162b2 mRNA booster vaccination: case report: 
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fmed.2021.798095/
BNT162b2 mRNAブースターワクチン接種後の血管免疫芽球性T細胞リンパ腫の急速な進行:症例報告: 

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Diagnosis of Angioimmunoblastic T Cell Lymphoma After Receiving First Dose of Pfizer/BioNTech (BNT162b2) Vaccine: A Case Report
Jai Kumar Khatri 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38761096/
BNT162b2ワクチン接種後に、RHOA-G17v変異遺伝子を持つまれな末梢性T細胞リンパ腫である血管免疫芽球性リンパ腫(AITL)が発症した症例を紹介する。

⇒ COVID-19 mRNAワクチンによる障害の報告のまとめサイト


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