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COVID関連真菌感染症による死亡率は非COVID関連真菌感染症の死亡率より高い

COVID関連真菌感染症による死亡率は非COVID関連真菌感染症の死亡率より高いことをCDCが発表しました。

CDCは、COVID-19が関与する場合、真菌感染症はより致命的であり、死亡率は非COVID-関連の真菌感染症の12.3%に対して48.5%になることを発見しました。感染症にはアスペルギロシス、浸潤性カンジダ症、粘膜ムコル症、特定不能なカビ症が含まれます。 

これはコロナワクチン接種後に免疫抑制で真菌感染症にかかりやすくなることと関係しているかも知れません。「新型コロナワクチン接種後感染後遺症」真菌感染症を誘発する可能性もあります。ワクチンの接種状況も知りたいところです。

CDC finds fungal infections are more deadly when COVID is involved -
48.5% mortality compared with 12.3% for non-COVID-associated fungal infections.

CDCは、COVID-19が関与する場合、真菌感染症はより致命的であり、死亡率は非COVID-関連の真菌感染症の12.3%に対して48.5%になることを発見しました。感染症にはアスペルギロシス、浸潤性カンジダ症、粘膜ムコル症、特定不能なカビ症が含まれます。 

CDCのデータによると、COVID関連真菌感染症で入院した患者の死亡率は、ウイルスに関連しないパンデミック時代の真菌感染症に比べて有意に高かった。
2020年から2021年にかけて、院内COVID関連真菌感染症の死亡率は48.5%であったのに対し、非COVID関連真菌感染症の死亡率は12.3%であった(P<0.01)、とアトランタにあるCDCのJeremy Gold医学博士、MSらは報告した。
死亡率が最も高かったCOVID関連真菌感染症は、アスペルギルス症(57.6%)、侵襲性カンジダ症(55.4%)、ムコール菌症(44.7%)、特定不能の真菌症(59.0%)であったと、Emerging Infectious Diseasesに報告された。

この結果は、COVIDに関連した真菌感染症による死亡と非COVIDに関連した真菌感染症による死亡を比較すると、カンジダ(27.1%対23.7%)およびアスペルギルス(23.3%対14.5%)の頻度が高いという以前に報告されたデータと一致していた。

「今回の所見は、COVID-19を含む高リスク患者において真菌感染症を臨床的に疑う指標を高く維持することの重要性と、新たな傾向を検出し評価するために真菌症サーベイランスを強化する必要性を強調するものである」とGold氏らは記している。

2019年から2021年までの59,212件の真菌感染による入院のうち、1万件当たりの割合は2019年の22.3件から2020年には25.0件、2021年には26.8件(P<0.01)へと増加した--年平均8.5%の変化である、とGold氏らは述べた。

2020年から2021年にかけて、39,423件の真菌による入院のうち13.4%がCOVIDに関連していた。COVIDによる入院1万人当たりのCOVID関連真菌による入院率は24.9%増加した(P<0.01)。

COVID関連真菌感染症による入院は、中央値21日対9日(P<0.01)と入院期間が長く、集中治療を伴う可能性が高かった(70.0%対35.5%、P<0.01)。侵襲的機械換気の使用もCOVID関連真菌感染症患者でより多かった(64.4% vs 22.5%、P<0.01)。

Gold氏らは、真菌の診断コードが、過少報告、誤分類、病原性真菌の非特異的なコーディングと関連している可能性があることを指摘した。

「多くの真菌性疾患は米国では報告されていないため、入院率や医療利用率など、パンデミック中の真菌感染症に関するデータは不足している。】


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