(病院で診察の合間に、昼食です)
大正生まれが自慢の、97歳の姑はいまだに一人暮らしです。
週に2日のデイサービスは元気に通い、
何でも美味しく食べ、週に2ー3日は酒を飲み、
洗濯も自分で行っています。
お母様、今日は小鯛の煮付けですよ~♪
日本酒にも合うからとお持ちしたのですが、様子が変です。
暗い顔をして、「実は・・・」と。
下血ですか~、すぐに病院に行きましょうね。
ただ、脊柱管狭窄症のための整形外科には通っているのですが、
この件で診ていただく主治医がいないのです。
その昔通った病院はすで廃院していますから!!
近くの総合病院に電話しましたら、
「どこかで紹介状は書いていただけませんか?」
いえいえ、たとえ選定療養費が7000円少々かかったとしても、
さっさと診ていただきたいと交渉すると、翌日の診察を受けることが出来ました。
診察を受けると、その翌日から一泊の検査入院となりました。
入院前に、血液検査とか、胸のレントゲンとか、各種の検査が続きます。
朝食は頂いてきたのですが、お昼過ぎると「お腹が空いたよ~」と。
病院1階にあるコーヒーショップで一休みです。
私がレタスドッグを希望すると、自分も同じものが良いと。
パクパク、パクパク、とても美味しそうに平らげました。
さてさて、
入院しての検査後に腸のポリープが見つかったのですが、次にまわされたのは・・・、
肺に影がありますので、PET検査もしましょうね、と。
え、その名も「腫瘍内科」じゃありませんか。
サロンもあるのですが、そのような患者さんのための・・・?
私が、受付のスタッフの方に「この科って、そういう科ですよね」と聞きましたら、
「はい、そういう事です」と。
後ろから、姑が不安そうな視線を向けてきます。
これは、マズイ~!!
視力の良い姑は科の名称を読み取ることは出来るでしょうし・・・?
また、病院内のカフェに立ち寄ることにしました。
「お母様、疲れましたでしょ? 今日はソフトクリーム頂いていきましょ~♪」
これ、随分大きいよ~?
美味しいね~♪
外に出ないと、こんなものを頂くこともないね~、と。
あっという間に綺麗に平らげてしまいました。
成功、成功!!
「よく分らないが、まだ歩けるにもかかわらず、ヨメが車椅子に乗せて
あちこち連れ回しているんだよ~」と。
受診した科の名称など、全く気にしていません。
こんなに美味しそうに何でも頂いて、その夜はお酒も美味しく頂いています。
パクパク、パクパク~♪
まだまだ、最悪の事態ではないと信じております(^∧^)