祭りのあと

月日が流れるの、早い事早い事。

８月はみっちり、PEACE SUMMER。
毎年それなりにてんやわんやしてたけど、
なんか今年は、振り返ると「合宿」をしていたような感覚が…。

「所詮、展示イベント」といえばそうなのですが、
あの期間中の密度、交わした会話、いろんな場所から大阪に集まってきていた創り手さんたち。

割り切れば、展示イベントなんですただの。絵を額装して、会場に送っておしまい。
400人弱の参加者が入れば、そういう人だって当然いるわけで。
自分自身も実行委員会に関わってなければ、そんな程度やったかもしれない。

なんか終わって20日間ほどたつのに、まだうまく整理できてないけど。

「ただの展示イベント」にはしたくない、そんな人たちが集まって、
思い描いたところに着地はできなかったけど、
でも「ただの展示イベント」で終わらないようにもがき続けた期間やったし、機会やったと思う。

メイン会場ラストの３日間。
九州から、四国から、北海道から、関東から、いろんな人が集まって、
そしてラスト、暗くなってからそれぞれのもといた場所に、
作品かかえて「お疲れでした」って去って行ったあの３日間。なんか忘れられない。

そして日常が始まって。

９月になって、すとんと落ち着き、ようやく涼しくなってきて。

絵を描いたり、アクセク走ったり、仕事にヤキモキしたり。
そうやった。これが日常やった。久々に確認。
ひとりでアクセクやってるワケです。悶々と。一喜一憂して。
どーしたもんかと。どないせよかなと。
自分自身は精一杯やってるつもりやけどささやかで。でもそうそう、こんな感じやった日常って。

ひとりでは到底経験できなかったこと、挑戦できなかったことにぶつかれたPEACE SUMMERに、
日に日に感謝できています。