何気なくつけてたニュースの特集が、すごくすごく印象的やった。
ある大学の授業にて。
生徒ひとりひとりに、大切なものを紙のカードに書き出してもらい、
机の上に並べる。
そして、ある癌患者の手記が読み上げられる。
激変していく生活・環境。
それまで携わってきたこと、好きだったことにも
これまでと同様に接することができない。
「これだけは残したい」と思うものを残し、
生徒達は、目の前に並んだ大切なものを書き記した紙を破っていく。
病気は日増しに悪くなる。
どんどん破られていく大切なもの。
できることはどんどん少なくなる。
これだけは…、って思っていたものであっても、
寝たきりになって、死を意識しだすと、次第にその大切さが分からなくなる。
音楽が大好きと語っていた大学生。
死を目前に意識して、「母」と「音楽」と書かれていた紙の内、
「音楽」の紙を苦しそうに破った。
ある癌患者の手記は終わり、死が告げられる。
最後に残っていた紙までを破り、授業の参加者は静かに泣いていた。
ああ、こんな授業があるんかと言葉にならんかった。
とても残酷な授業やけど、
でも今まわりにあるもの、自分がしていること、自分を支える人たちのことを
ここまで意識することはそうそうない。
「死ねないから生きてるだけの日々」と語った犯罪者。
「殺すのは誰でもよかった」と語った犯罪者。
この授業を仮にしてたとしたら、同じ事言えたやろか?
ある大学の授業にて。
生徒ひとりひとりに、大切なものを紙のカードに書き出してもらい、
机の上に並べる。
そして、ある癌患者の手記が読み上げられる。
激変していく生活・環境。
それまで携わってきたこと、好きだったことにも
これまでと同様に接することができない。
「これだけは残したい」と思うものを残し、
生徒達は、目の前に並んだ大切なものを書き記した紙を破っていく。
病気は日増しに悪くなる。
どんどん破られていく大切なもの。
できることはどんどん少なくなる。
これだけは…、って思っていたものであっても、
寝たきりになって、死を意識しだすと、次第にその大切さが分からなくなる。
音楽が大好きと語っていた大学生。
死を目前に意識して、「母」と「音楽」と書かれていた紙の内、
「音楽」の紙を苦しそうに破った。
ある癌患者の手記は終わり、死が告げられる。
最後に残っていた紙までを破り、授業の参加者は静かに泣いていた。
ああ、こんな授業があるんかと言葉にならんかった。
とても残酷な授業やけど、
でも今まわりにあるもの、自分がしていること、自分を支える人たちのことを
ここまで意識することはそうそうない。
「死ねないから生きてるだけの日々」と語った犯罪者。
「殺すのは誰でもよかった」と語った犯罪者。
この授業を仮にしてたとしたら、同じ事言えたやろか?