COLORFUL FURIKAKE-Memo

日々のことつらつらと

月夜

2007-09-27 23:57:12 | Weblog
こういう機会でもないと、なかなか改めて連絡しない筆不精(メール不精?)な自分を、つくづく思い知ります。

絵本原画展、いよいよ始まりました。

見事な月夜を眺めながら、いろんなことよぎらせつつの帰路。
中秋の名月は過ぎたけど、
今日が満月。

魔の45°

2007-09-25 23:35:53 | Weblog
45°カッターが嫌いです。

あまりこれまでイラストを額装してこなかったけど、今回は観念して額を大量購入。
で、台紙を45°カッティング。
発狂したくなる瞬間多々。4時間かかってるし…。

搬入時に苦労話をしたら、「みんなそれって、お店に出してやってもらってますよ」
の声。
どーりでメンドイ訳だ!!

絵本展、ぶきっちょ45°カッティングも見物です。
額装、可能な限りもうしたくない。

雑記9.23

2007-09-23 02:51:15 | Weblog
さて、この一週間のことをどうくくったものか。
近況と告知、弱音と刺激もぐちゃぐちゃごった煮でまとめてつらつら。

先週末はDM配布で大阪・神戸を駆けめぐり。
DM片手に、久しぶりなお店からお馴染みのお店、
このあと企画が控えてるギャラリーまで、あっちこっちへ。
久々の感覚。
DMを渡すのを介して、いろんな話もしつつ。作品も見つつ。
そうやったね。初心ってこうやったね。
不安と、それ以上に期待を持って、
とにかくね、駆けたよなぁ。
分からなくても、自信なくても、あまり知らない場所へでも。
思い出した気がします。

そのまま玉造・沖縄料理の集い。同年代4人。
それぞれに転機のただ中。
みんな、試しているなーって思う。
自分がどんなことやっていけるのか。
本当、最近は帰り道に感極まる瞬間が多い。

コンピュータトラブルも発生。
納期ぎりぎりのお仕事データ、綱渡り。
会社勤めてた頃とおしなべて、
年1はコンピュータトラブル発生してる気がする。
アナログ大好き!って常日頃言ってるのに、
いつの間にこんなにコンピュータに自分は依存してたんやろうって思う。つくづく。

神戸・岡本、DM対談。
なんでもないことかもしれないことを、
あーでもない、こーでもないって悩んだり、いきなり相手に投げかけたり、
脱線したり、絶賛したり。
デザインって、奥ふかいなーってつくづく思う。
で、終電乗り過ごす。根性の帰宅、オトコノコたくましくアレ。

そして京都・山科。近江八幡で会っていた顔ぶれに、違う場所であうと、
なんかいよいよやなーって思う。
熱意を持って、でもクールに着実にイベントを形作るスタッフの皆さん。
展開を楽しみながら、自分のできること突き進んでいくスタージュ生の皆さん。
関われてよかった。
本当、イベントの舞台裏って、
本当に熱意のある人たちが飛び交い、駆け回ってる。
自分には何ができるんやろう?って、
こういう場にいくと、とことん向き合うことになる。
きっと、いいイベントとしてスタートすること祈りつつ、

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『BIWAKOビエンナーレ2007』
会期:9月30日(土)-11月18日(日)
会場:滋賀県近江八幡市旧市街
入場料:大人1500円、高大生1300円、小中学生800円

近江八幡は、近世に多くの近江商人を輩出し、
今もなお、往時の商家や旧家、酒蔵の面影が残る、静かな歴史時間が流れる街。
伝統的建造物群保存地区にも指定されているこの地で、
「風土」をテーマに、
時代の流れとともに失われつつある土地固有の「風土」を、世界各地のアーティストの視点を通して表現し、その回復を試みます。
http://www.energyfield.org/
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そう、目新しすぎるのはいいやって思ってる。
これは個人的な志向やけど。
どこか日常にくっついていないと、
現代美術って「わけ分かんないや」で終わってしまうような。
日常の、これまで自分が見て、体験してきた土壌の、
その先にあるものを、見つめて行きたいと思ってる。
BIWAKOビエンナーレで、それが見れたら、嬉しいなあと思った。
きっかけはそれ。
ちなみに、出展参加作家ではないのであしからず。
スタージュ生その1です。

この最終調整で連日の夜なべ。
バイトもふらふら。むにゃむにゃしててゴメンナサイ。

そして文博の当番も半日。やはり睡眠不足でむにゃむにゃ。
そう、これ、告知してなかった。

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「文通博覧会2007」
-23日まで(本日最終日!)
会場:ギャラリーパライソ(大阪・アメリカ村)
   雑貨屋えんとつ(大阪・南船場)
オリジナルレターセットの展示・販売イベントです。今年3回目。
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余談ですが後輩企画なので、OCA率非常に高いです。
後輩だけど皆さんすごいです。尊敬。ガムバラネバ。

そして土曜日も24時まで労使に勤しむイッパイイッパイ感で、
肝心の来週の絵本展の告知がしっかりお届けできていません。
DM、徐々に発送中。開催までに間に合うか?

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絵本『ひかりのこりす』原画展
9月27日(木)-10月2日(火)
会場:雑貨と喫茶とギャラリーと ひなた
http://www.geocities.jp/hinata_tanimachi/
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額縁さえまだ買えてマセン。

そしてまだまだ、来週へも仕事は続く。
新大阪でのお話。とにかくすごいなぁっていうのが印象。
同年齢なのに、この責任、この権限、この立場。
いいもの創らねばって。本当、絶対成功して欲しい。

BIWAKOビエンナーレでも、DM制作でも、この新大阪でも。
本当にそう思って、心から思えて仕事に取り組めるのが何よりも嬉しい。
真剣なんやもの。絶対いいもの創って応えんと。

いいもの創ろう。
そういう思いが続いていくような、そんな動き周りをしたいなぁって、
それが今週のこの瞬間、最後に願ったこと。

夏と秋のはざま

2007-09-13 18:44:54 | Weblog
お盆以降、週1のペースで近江八幡に行ってます。
たいがいワチャワチャした状態の中の強行軍やけど、行くとなんかちょっと気持ちが弛むというか、小休止した気分になる。

レンタサイクルで街のはずれまで。
煉瓦の煙突、いつかどこかで見た風景にも感じる。
ツクツクホウシが夏を、エンマコオロギが秋を主張してた。

雑記9.11

2007-09-11 22:59:34 | Weblog
大事なもんに向き合いたいと思ったのが、たぶん今の立ち位置。

最初は、夢中やった。
人との関わりに、苦手意識があって、
人に否定されるのが怖かったから、
とにかく頑張るしかない、応えるしかないと思った。
それは今も同じ。
その時なりに夢中で、いろんな機会に飛び込んだ。
それは悪く言えば「手当たり次第」
でも、一度社会人になって離れかけたものを、取り戻そうと思ってた。
路上、アートフリマ、企画展、グループ展、個展。
たたき上げて行くことで、無理矢理に伸ばそうとしてたかも。

でもそのうち、そんなんじゃ太刀打ちできないものにも出会う。
全身全霊で向き合っている、クリエイター、表現者。
やっつけ作業、間に合わせ作業では、
どこまでいっても太刀打ちできないもの。
あることに神経を注ぎ、その過程を、形になってる瞬間を
本当に楽しんでいる人たちの前では、
自分の創ったもの、やってること、なんなんやろうと思った。

この人のようにありたいなあって、尊敬する人たちが
少しづつ増えていく。
それって素直にありがたかった。
そういった人たちに、胸はって見せれるものを、自分も創ろうと思った。
同年代で、またこれからの目標にある30代以降で、
表現活動に向き合ってる人たちには、どこか覚悟を感じる。
そしてちょっと悲壮感もある。
みんながみんな、迷ってたりもする。弱かったりもする。
でも歩いてる。

自ら動いての自主企画は、2年ぶり。
本当に見せたいものができるまで、できないと思ってた。
その間もいろんなお話があって、いろんな機会があって、
こうしてのらりくらりと活動をしてこれたことに、
感謝せんといかんなあと思う。
「おばけのじかん」「アイノウ」すごい機会もあった。
そういうものにこそ、向き合っていかなと思えた。

先は見えなくて、ぽっきり折れるかもしれないけど、
でも、やるからには向き合っていかないと。

そう思ってる矢先。
今日、すごい悪意に、不本意な形で作品を送り出すことに。
悔しい。なんか、とにかく悲しかった。

声高に、相手を否定してまでも守れなかったのは、
まだ覚悟が足らん?

自転車でGO

2007-09-08 05:50:07 | Weblog
帰宅してから疲れて寝てしまい、変な時間に目が覚めた。


滋賀・近江八幡。
駅前でレンタサイクルを調達し、ロケハン気分満々。そのまま旧市街へ。
よく知らない街を探検するのは、
なんであんなにおもしろいんやろう。

かつての近江商人の商家が並ぶ街並み。
埋め立ての危機を乗り越え、保存整備された豊臣秀次の水郷は、
この街一番の特性となってる。
便利さの追求だけじゃなくて、そういうのを大事にできる街って好きです。
そして、ヴォーリズの足跡、建築物のあの風合い。
この街には、物語が多い。

やりたいことにこうして思いっきり没頭できるのは、
ある意味ねがったりかなったり。
こういうこと、どんどん広がっていくといいなぁ。

近江八幡、秋の空気でした。




仕事の後は…

2007-09-07 00:20:31 | Weblog
焼きチキンにはまってます。
チキンラーメンがフライパンでできるなんて!!
安かったので2セット購入。細々と食べびたります。

お知らせごとがたくさんあるけど、
なんだか身辺落ち着かなく…。
「仕事の後は仕事だぜ!」って幻聴が聞こえるよーな、
ただセリフにウケてるだけのよーな、今日この頃。

ひとまず現在進行形2つ、告知。

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森朋浩・クレヨン画展示「また、明日」
9/2-15日、8:00-19:00(平日)10:00-17:00(週末)
カフェ「ジャンティ」(大阪市北区北浜3-1-11 平井ビルB1F)

夕焼けシリーズの再展示です。
純喫茶な室内空間なので、額装した絵を飾れるのは、
自分にとっては感激ものです。(←自己満足?)
オフィス街のなかの、落ち着いた隠れ家的喫茶。

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企画展「ポストカードミュージアム Vol.3」
9/7-9/9、11:00-18:00(最終日は-17:00)
兵庫県立美術館・原田の森ギャラリー(神戸・王子公園)

HOSHI NO SUMIKA makiさんとKonisystemさん企画による
ポストカード企画、ですが、
今回はそれに留まらず、原画や衣服展示、
アートパフォーマンスなども行われます。
おなじみ、ふじた先生の絵本ライブ(9/8)や、
ジュンコさんのさらさらライブ(9/9)など、必見!
搬入時に会場にあった巨大風船も、
どんな感じになっているか楽しみ。

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さて、

仕事ノ後ハ仕事ダゼ

「ひかりのこりす」

2007-09-01 03:36:09 | Weblog
気づけばセミの声も聞かなくなった、8月最後の日。
真夏の暑い時期に、何度も通った京都の道を歩きながら、
季節の変わりを実感しました。

遡ること2年前。「いのちの絵本」というテーマをいただきました。
それは広義すぎて、あまりにも途方もなく感じました。

京都・東本願寺の門をくぐった最初の日の緊張。
横浜まで連れていってもらい、「いのちちゃん」のお話を伺ったこと。
たんぽぽに込められた、長崎の女の子の想いに深々と考え込んだ日。
個人的な落ち込みのどん底で、東京神保町の喫茶店で描いていたスケッチブック。
神戸新開地の食堂で、ラフを真っ先に見てもらったこと。
監禁状態の多忙期の職場で、出版化の電話を受けたこと。
いざ描き始めた矢先に、熊本での赤ちゃんポスト導入や
会津若松での凄惨な事件をニュースで見て、
これは綺麗事なんやろかと不安になったこと。
原画のコピーを、保母さんが保育園児に紙芝居で読み聞かせして、
それの反応を後ろからドキドキして見ていたこと。

いろんな場面、いろんなことが積み重なり、
ああ、僕はこのテーマに向き合えて、本当によかったです。
ぼくは男性で、親でもないから、
「いのちの誕生」が主題のこの絵本、
自分の力だけではどうにも形にできなかったです。
支えてくれた皆さん本当にありがとう。

8月最後の日、一冊の本が出版されました。
言葉になんない一冊です。