17歳の少年の夢

http://www.excite.co.jp/News/society/20050423175116/Kyodo_20050423a439010s20050423175118.html

彼は中学生から人殺しを夢にしていたということだったのでしょうか。

上記の記事に寄ると、彼は15歳で人の焼死体を見たということなんですね。
ネットではいくらでもいろんなものが出回っていて、何でも見ることができます。


早く知識を得ることができるし、簡単に地図や時刻表を見ることもできるし、便利ではあるけれど、
イラクの処刑動画、アダルト動画ｅｔｃ、ネットが広まる前の世の中ではコソッと裏社会で取引されるはずだったものまでも、
おおっぴらに出てくるようになってしまっているのは、とても怖いことです。



多分彼は、子供の焼死体に性的な興奮に似た高まりを感じたのだと思います。
そのこと自体、一般的ではないと思いますが、しかし昔から、そういう嗜好を持った人というのは存在しているのではないでしょうか。
ただ、ネットの普及により、刺激的な情報が無い世の中なら自分のその嗜好にはっきりと気づかずに一生を終えていた、たくさんの寝た子を起こす事態になっているのかもしれないと思うのです。


匿名であること。
誰にも自分の嗜好を気づかれずに、たくさんの刺激を得られること。
そんなネット上の生活を続けていると、欲望はとどまることが無く膨らみ、歯止めが利かないヒトが形成されていってしまうのかも知れません。