ゴダールよりもデ・パルマが好き(別館)

ホンも書ける映画監督を目指す大学生monteによる映画批評。

キャスリン・ビグロー アカデミー賞受賞記念

2010-03-09 18:38:58 | 映画人
「ハート・ロッカー」で、史上初、女性のアカデミー賞監督賞受賞を果たした
キャスリン・ビグロー監督の今までの作品について調べてみました。



1951年11月27日生まれ。
アメリカのカリフォルニア州出身。

女流監督には珍しく、大胆で骨太な演出が特徴。
「男」のドラマを描くことを得意とする。

「アバター」のジェームズ・キャメロン監督とは元夫婦。

「ラブレス」(1983)監督(共同)、脚本


モンティ・モンゴメリーとの共同監督によるキャスリン・ビグローの監督デビュー作。
ウィレム・デフォーが初主演を務めたバイク・アクション。

「ニア・ダーク/月夜の出来事」(1987)監督、脚本


キャスリン・ビグローの単独デビュー作。
吸血鬼の少女に噛まれ同族となり、その集団に加わった青年の逃避行と戦いを西部劇タッチで描いた
異色のヴァンパイア・アクション。

「ブルー・スチール」(1990)監督、脚本


キャスリン・ビグローの出世作となったリアリティ溢れる極太ポリスアクション。
女性新人警官のメ-ガンは、スーパーに押し入った強盗を射殺し、停職処分になった.
そんな時、現場を目撃してメーガンに魅せられた男が、彼女と対決することを望み、無差別殺人を始め…。

「ハートブルー」(1991)監督


ジェームズ・キャメロンが製作総指揮を務めたキアヌ・リーブス主演のクライム・アクション。
カリフォルニアで起きた連続銀行強盗殺人事件を捜査するFBI捜査官・ユタは、
犯人をサーファーと推測して潜入捜査を始める。
サーフィンやスカイダイビングを活かした激しいアクションが見所。

「ストレンジ・デイズ/1999年12月31日」(1995)監督


他人の五感を体験することが出来る禁制デジタルドラッグが氾濫する1999年大晦日の
L.A.を舞台に繰り広げられるジェームス・キャメロン脚本、製作による
近未来サスペンスアクション。

「悪魔の呼ぶ海へ」(2000)監督


アニタ・シュレーヴの全米ベストセラー小説をショーン・ペン、エリザベス・ハーレイ、
キャサリン・マコーマック、サラ・ポーリーら豪華な俳優陣を迎えて映画化したサスペンス・スリラー。
1世紀前に起きた殺人事件をリポートするために、写真家・ジーンが夫とともに訪れた島では、
過去と現在を結びつける恐ろしい惨劇が待っていた。

「K-19」(2002)監督、製作


ハリソンフォード主演の実際に起こった放射能事故を基にした潜水艦サスペンス。
米ソによる核戦争に発展しかねない原潜事故という最悪のトラブルに命懸けで立ち向かう
乗組員たちの姿を緊張感たっぷりに描く。

「ハート・ロッカー」(2008)監督、製作


イラク戦争でのアメリカ軍爆発物処理班の男たちの姿を力強く描き出した緊迫の戦争アクション。
第82回アカデミー賞を作品賞、監督賞をはじめ、6部門制覇。

その他
「ワイルド・パームス」(1993)ミニシリーズ
「アクシデント」(1995)脚本のみ 監督:エリック・レッド
「Homicide: Life on the Street」(1998-1999)TVシリーズの3話を担当
「Karen Sisco」(2004)TVシリーズの1話だけ担当
「Mission Zero」(2007) 短編