『夢は叶う伝説』★第2巻★

■写真が好きです 
■大腸ポリープ切除は「健康管理」
■息子と娘に「母」を残す
■弘法様・仏教

■ 三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実

2020年06月18日 12時08分12秒 | ●映画2008~2030


1970年
11月25日(水)訪問・自決
11月24日(火)
11月23日(月)
11月22日(日)新宿
11月21日(土)面会約束

三島事件(みしまじけん)とは、1970年(昭和45年)11月25日に、作家・三島由紀夫が、憲法改正のため自衛隊の決起(クーデター)を呼びかけた後に割腹 ... この訪問は21日に予約済で、業務室の中尾良一3等陸曹が警衛所に、「11時頃、三島由紀夫先生が車で到着しますのでフリーパスにしてください」と内線連絡していたため、門番 ... 三島はすぐに益田兼利東部方面総監に電話を入れ、11月25日午前11時に面会約束をとりつけた。
〇私の21歳の誕生日、予約!

翌日の日曜日に新宿へ文具・購入の為買い物に。
新宿「世界堂」 店まで3m程手前で、店の右側にある「地下階段」から
人の頭が見えた。 立ち止まり・・・頭が見えて、、顔、、制服、、、
先頭は「森田氏」だったような気がする。
二番目に 三島由紀夫氏。 盾の会の制服。
「眼が合った」 ミシマユキオだ!!
並んだ制服は、数メートル先の車に。。。

11月25日(水)昼食を、職場の近くのラーメン屋で。
・昼のニューが「特別報道」に変わったのか
「三島が!三島が!」悲鳴のようなアナウンサーの声。
理解出来ずに、白黒画面を見て、、、「三島だ! 駐屯地だ!」

手が震えだし。食事をやめ、事務所に戻った。
食事を終えた師匠が仕事場に戻って来た時に
「三島由紀夫が自衛隊に乗り込んだそうだよ」

いつもBGM「クラシック」が部屋に流れ
午後の仕事が始まった。
定時に仕事を終え、学校へ向かう途中に「新聞」を買う。





 小説家・劇作家の三島由紀夫は、一九六一年に二・二六事件をテーマにした『憂国』を発表。一九六八年、民兵組織「楯の会」を結成。『豊饒の海』四部作完成後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自衛隊員にクーデターへの決起を呼びかけ、割腹自殺した。

 これをもって三島はエキセントリックな右翼と誤解されることが多いが、私の判断では極めて真っ当な保守である。

 たしかに晩年、三島は右傾化した。その事情は拙著『ミシマの警告』(講談社+α新書)で書いたので繰り返さないが、三島は文学者、保守主義者として死んだのではなく、武士として憤死したのである。保守主義者が右翼に転じることはあり得るが、保守主義者であり同時に右翼であることは概念上あり得ない。保守主義者としての三島は、国家主義や民族主義に対する警戒を怠らなかった。

❝第一、日本にはすでに民族「主義」というものはありえない。われわれがもはや中近東や東南アジアのような、緊急の民族主義的要請を抱え込んでいないという現実は、幸か不幸か、ともかくわれわれの現実なのである。❞ (『裸体と衣裳』)
 国家主義や民族主義は、保守性とは直接関係ない。共産ゲリラは民族主義と結合したし、社会主義国はナショナリズムに支えられている。

 三島には守るべきものがあった。

 それは日本語です。

 言葉はわれわれが生まれる前から存在しているものであり、自国語で思考する以上、それは世界そのものである。

 三島は言います。

❝ことばというものは、結局孤立して存在するものではない。芸術家が、いかに洗練してつくったところで、ことばというものは、いちばん伝統的で、保守的で、頑固なもので、そうしてそのことばの表現のなかで、僕たちが完全に孤立しているわけではない。❞ (「対話・日本人論」)
 言葉の中に、あらゆる「日本的なもの」は含まれている。

 では、日本語を守るためには、どうすればいいのか?

 自由社会、社会の靭帯である皇室、議会主義を守らなければならないと三島は考えた。

 よって、敵は左と右から発生する全体主義ということになります。

 全体主義は近代特有の病です。

 だから、近代を知る必要がある。

 三島は「アジアにおける西欧的理念の最初の忠実な門弟は日本であった」と言います。しかし日本は近代史をあまりに足早に軽率に通り過ぎてしまった。近代化を急ぐあまり、西欧的理念の表層だけを受容した。そして啓蒙思想の危険性を説いてきた真っ当な知の系譜を軽視した。

❝日本はほぼ一世紀前から近代史の飛ばし読みをやってのけた。その無理から生じた歪みは、一世紀後になってみじめに露呈された。 ❞(「亀は兎に追いつくか?」)
「近代史の飛ばし読み」により、われわれは、自分たちが何をやっているのかさえわからなくなったのである。

 こうして「保守」が「急進的改革」を唱え、権力の中枢において国家の解体が進められ、「愛国者」が「売国奴」に声援を送る時代がやってきた。



映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』予告編

久しぶりに映画を観た。 もうラスト上映。
驚いたのが「千鳥」に座る座席が、ほぼ埋まっていた事。
年配の男性が多い。 同じ時を生きて来た方々なのかも。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■ すこし疲れたかも~ | トップ | ■ 雨・・・・・/少し回復 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みゆきん)
2020-06-18 16:56:35
ちー姉さん凄い
三島由紀夫の壮絶人生
満足してるかな?
返信する
みゆきんさま (ちー)
2020-06-18 19:21:19
今晩は。
右腕・肩の筋肉が定着せず、激痛の日々です。
今日18日で終了の映画、やっと観に行けました。
凄い記録映画でした。三島由紀夫も東大法学部卒。
現役東大生「芥氏」との問答は文字で読むより遥かに
「天才VS天才」の問答でした。客の8割が男性。
「ゲバ棒世代」なのかな。当時は山手線でも見た
「角棒」を持った学生達。学長が監禁され消火器で
応戦した私達~凄まじい時代です。
三島氏は堀の中の「美智子さま」との見合いを
断った噂が、ありの方です。芥川龍之介の自殺は
「あいつはいつかやる・・・」の服毒自殺。
更に、それを「スケッチで残させた」
三島氏も覚悟の行動ならば、それは「三島文学」の
究極の行動・・「自死」なのかもと思ってます。
当時の号外新聞にも「生首」の写真が載ってます。
・割腹し、介錯。三島文学・究極の美の為に。。。
老いて生きるより「散る桜」を、選んだ文士。

ここまで打ち込んで激痛・・・
行かれなくて、ごめんなさい。。。
ありがとうございました
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

●映画2008~2030」カテゴリの最新記事