岩窟竜王/新居浜祭り

 言って良いことと悪いことがありますの ©鬼塚夏美

Children's Flags (改)

2018-05-03 | 真面目な提言をいたします
子ども太鼓の重旗であります----。

西原:旭日立浪紋などなく、そこには「西」が「酉」にも見えそうな勘定流の文字が。「原」も「源」などと誤読しそう。
黒いテープ巻きの親とは違う、竿の中途半端な青い塗り分けは何だろ? と一時疑問に思ったが数十年前の親が青/白に塗り分けている写真を見つけた。つまり子の方がトラディショナル・スタイルを維持しているわけだ。


江口:向かって右に堂々と桜紋。どういうわけか目に優しい(笑)が、画像を撮り忘れ。

西町:裏がのっぺらぼうの西町紋、裏面のステッチからは手仕事感が漂う。


東町:銀文字が対角線上に配置されてることで落ち着きが醸し出されている、こちらの方が美的には快い。ついでに親はこんな旗頭じゃないよね、記憶では球だと思うんだけど?


大江:筆で書くときに墨をつけすぎてしまってどうも筆の運びが重いわ~みたいな親の旗とは違う。強いていえば名札の字体に似ているぞ。
向かって左はおなじみ「大江」で右は「東須賀」だった、のはもう過去のこと……


これらが大人と違っているのはオモシロイといいましょうか、いやいやむしろ子ども太鼓の方が気負いがなくてそのぶん優れているようにも見えましたがどうでしょう。
大事にしてほしい。子ども太鼓まで金文字で「えぐち」なんていうことになったら目を覆わねばなりませんな。

中須賀、新田、久保田は親太鼓の重旗に相似(新田に至っては相似ならぬ合同か?)でした。それぞれ親の個性が顕性遺伝していて、これはこれでまた、よき哉。



重旗は親とそっくりですが、天幕はこれを付けましたか……、旭もあるはずだけれど……。んーむ。
                    <2015/05/07掲載分に画像を追加、加筆再構成して再掲>
コメント (4)
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