蔵王温泉・鴫の谷地沼にはもう、
初秋の野に黄色い花が一連になって咲く
キンミズヒキ(バラ科)が咲いています。
赤いミズヒキ(タデ科)とは種は違うものの、
縁起物の水引の名をもらった花です。
種は人や動物にくっついて散布します。
中国名は龍牙草。
キンミズヒキはタンニンを多く含み、
下痢止めなどの薬草になるそうです。
春先に若芽を摘んでアクを抜いて食する地方もあるらしい。
日本など東アジアに分布します。
仲間には花が少なめのヒメキンミズヒキもあるようです。