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くいしんぼう日記

クラシック音楽、旅、グルメ・・・

B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic"

2010年07月09日 11時09分37秒 | 音楽

B'zのライブ・ジムに ようこそーーーーーー!!!!!

キャーーーーー(悲鳴)

3月3~7日に東京ドームで開催された、人気バンドのB'zのライブ・ジム2010年、"Ain't No Magic" に行って来ましたよ


ライブ初日の3月3日、開場時間はとうに過ぎているのにもかかわらず、東京ドーム内に入れない人たちで、激混み
なんでも、システムトラブルで、チケットでの入場チェックができないため、とか。。。 開演の30分くらいになってやっとトラブル回避できたらしく、入場が開始されましたが、遠方から来たファンの方たちは、開演遅延による終了時間の影響で、帰れなかったらどうしよう、、、とか、途中で出なきゃカモね。。。なんて心配の会話もチラホラ。
(その前にシステム開発担当者は、エラー回避に大わらわだったのでしょうね


でも、入場が開始されると、スムーズに入れ、ライブも無事に開始


今年も、歌って・踊って・叫んで、私が行った3日間、すっごく楽しめ、パワーももらって来ましたよ
B'zはデビュー当時からファンで、かなりファン歴はかなり長いデス B'zもデビューして確か今年で23年目(だと思う)
なもので、ファンの平均年齢層もけっこう高くて(笑)、中にはお子様と親子連れ、更には、祖母・母・娘の親子3代、で来ているファンまでも多く見かけました もちろん男の子同士でやって来る、いかにもバンドっ子もいます

男女・年齢幅を超えたファン層を持つB'zなんです

昔は”ライブ行脚”と名打って、全国いろんなところのドームや会場のライブへと

出かけてました(そのついでに、観光もしたし)。 最近は落ち着いたもので、それでも同じ会場のライブに何回も行くことは、友人には驚かれます(というか、呆れられる

B'z サイコウ  




駅 オーストリア航空 ストラディバリウス、ニスの謎

2010年01月13日 19時53分59秒 | 音楽
強風吹き荒れた、寒い一日でしたね 
ところで、いつか出るんじゃないか・・・と踏んでいたアイロンが発売になるようです!『パナソニック:持ち替え不要 前も後ろもとがったアイロン』コチラ。 アイロンが苦手な私でもかけやすそうな家電です
さてさて、コチラは我が家からの最寄りの駅です。 晴れた朝の通勤時にはホームから遠くに富士山が見えるそうですよ




富士山、見えるのですが、私のデジカメでは逆光で撮影不可能・・・


そうそう、日比谷駅構内でこんなおしゃれな広告を見つけました オーストリア航空のものですが、『ヨーロッパの食通は、オーストリア航空がお好き。』というキャッチコピーの元、バイオリンの弦の部分がフォークに オーストリアと言えば、音楽の都ウィーンが有名ですし、ザッハトルテにシュニッツェルン・・・と美味しいメニューも豊富で美味しい国です。 音楽と食事をかけたこの広告! バイオリンの音色も、食べることも大好きな私には、大ヒット広告です

バイオリン、といえば、1つ数億円もする銘器”ストラディバリウス”が有名で、この銘器から発せられる音は”ニス”が関係している、という説が長年通っております。 先日見た記事に『ストラディバリウス、秘密はニスにあらず』というということでした・・・。

銘器に潜んでいる大きな謎・・・。 科学技術がこれだけ進んでいても、きちんと解明されず・・・。こういった”謎”があること自体、音楽が持つ魅力の一つなのでしょうね →記事はコチラ

小菅優 ピアノリサイタル

2009年10月29日 12時35分03秒 | 音楽
2009年10月18日(日)7時 サントリーホール 小菅優さんのピアノリサイタルへ行って来ました。


現在ヨーロッパで高度なテクニックと美しい音色、若々しい感性と深い楽曲理解で最も注目を浴びている若手ピアノニストの一人である。
特に、『ダイナミックな音楽表現』(ハノーファー・アルゲマイネ紙)や『天使の翼の先端が頬に触れた瞬間を感じさせるピアニシモ』(フランクフルター・アルゲマイネ紙)など、ヨーロッパの群衆から熱狂的な支持を得ている。
~プログラム・ノートより~

現在もドイツ在住の小菅優さんは、9歳に単独でドイツ留学を『自らの意思』で果たし、以来、着実に演奏経験をされ、数々のコンサートでの名演を積み重ね絶賛され、世界的なピアニストへと成長された若手ピアニストです。

9歳でのドイツ留学の決断にあたって、当時この年齢での留学は前例がなかったため、VISA発給・言葉や学校のこと等、渡独の際はたくさんの問題が山積みだったとか。


小菅優さんを知ったきっかけは、数年前にテレビ放映された『情熱大陸』。 それ以来の大ファンです。 放映中のたった数十秒間で聴いたピアノ曲に、とっても私の心に響くものがありました。 ただ打ち付けるだけではない、深く情熱的なフォルテ。 切なくて心に浸み渡る、鍵盤をただ触れているかのような美しいピアニシモ。 彼女から紡ぎだされるダイナミクスは、特にフォルテが素晴らしく、全ての気持ちがここに籠められているようでもありました。 リストやショパンなどの超絶技巧も彼女は簡単に弾きこなしてしまいますが、それがただテクニークだけに及ばず、一つ一つ音色を積み重ねて演奏されてるように感じます。
(←オススメCDです)

今回初めて生演奏を拝聴しましたが、ソロピアノにもかかわらず、鍵盤一つ一つがまるでオーケストラでの楽器をそれぞれ奏でるような、深さや厚み、幅広く、そして迫力のあるオーケストラゼーションを感じ、とっても感動・感激しました。

2歳からピアノを始めた小菅優さんは、ピアノのことを『家にある一番大きなおもちゃだった』、『ピアノは自分の気持ちを表現できるもの』とおっしゃいました。 その時のインタビュー映像が、とても自然で”一演奏家”として、飾らない素直な気持ちなのが伝わりました。
(←こちらのCDもオススメ)

いい演奏を聴くと、自分もあんな風に弾ける気分になり(言い過ぎ?!)、あーーー、ピアノやりたい!!!などと図々しく思ってしまいます(笑)

ブラバー

ちなみに、私たちが普段呼んでいる楽器名『ピアノ』は、イタリア語で『PIANOFORTE(ピアノフォルテ)』と呼びます。

ピアノフォルテ(=ピアノ)はチェンバロ、という楽器から生まれました。 ピアノはチェンバロとは違って、強い音も弱い音も段階を追って表現できる楽器です。 ということで、私たちが音楽の強弱記号として学校で習った、『PIANO(ピアノ=弱く)』と『FORTE(フォルテ=強く)』の2つの言葉がそのまま楽器の名前に当てはめられました。

ピアノが発明されたのはイタリアのフィレンツェで、クリストーフォリというメディチ家のチェンバリスト(=チェンバロ演奏者)によって1698年~1700年頃に考案されました。

現在のピアノは『PIANOFORTE(ピアノフォルテ)』と呼ばれていますが、実は初期の段階では『FORTEPIANO(フォルテピアノ)』と呼ばれていました。 いつのまにかFORTE(フォルテ)とPIANO(ピアノ)の位置が入れ替わったそうです!

Program
ワーグナー/リスト編  「タンホイザー」序曲 S.442
シューマン  交響的練習曲 op.13 (遺作変奏付き)
ブラームス  ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 op.5

~アンコール~
メンデルスゾーン  無言歌集より「デュエット」
メンデルスゾーン  無言歌集より「紡ぎ歌」
モーツァルト  ピアノソナタ K330 第1楽章

スメタナ「わが祖国」 小林研一郎 東京文化会館 

2009年07月27日 22時09分34秒 | 音楽

東京都交響楽団 小林研一郎指揮 スメタナ/連作交響詩「わが祖国」(全曲)の演奏会へ、東京文化会館に行って来ました。



チェコの国民主義音楽の祖と言われるスメタナは、全6曲(「高い城」「モルダウ」「シャルーカ」「ボヘミアの牧場と森から」「ターボル」「プラニーク」)の構成により連作交響詩として祖国の姿を作曲しました。



この「わが祖国」は、スメタナの命日に開かれる「プラハの春 音楽祭」の開幕コンサートで毎年演奏され、指揮者の小林研一郎氏は2002年にヨーロッパ人以外で初めて、この音楽祭でチェコ・フィルを指揮して、絶賛を浴びました。



昨年2度チェコ・プラハを訪れ、その「プラハの春 音楽祭」の開幕コンサート会場である「スメタナ・ホール」で地元オーケストラの演奏を聴いて以来、すっかりスメタナのファンになりました。

スメタナ・ホールは設計上、音響に関してそんなに良くない、というかどちらかと言えば悪いらしいのですが(正直「えーーー!」という感じです)、なんていうのか、日本のホールの音響とは響き方がまったく違うのは確かです(笑)



クラシックファンの一部は、指揮者・小林研一郎氏を”炎のコバケン”と呼んだり、また時々パンフレットにも”炎のコバケン”の文字列を見たこともありました。

大好きな「わが祖国」、しかも時期的に「プラハの春 音楽祭」を意識して聴きに行ったので、炎のように燃え上がり過ぎたら嫌だな~なんて、半分不安な気持ちで行きました・・・が・・・。

さすがです。湧水が大河となってプラハにまで流れた様子も見事だし、どの曲にも、色彩がねー、指揮棒からねー、はぁーって(笑)

とにかく小林研一郎氏のスメタナ、ぜひ聴きに行ってみてください!


2009年5月25日(月)19:00開演
スメタナ 連作交響詩「わが祖国」(全曲)
東京都交響楽団
指揮/小林研一郎
東京文化会館


NHK交響楽団 定期公演 NHKホール 尾高忠明

2009年05月24日 11時45分21秒 | 音楽

NHK交響楽団の定期公演へNHKホールに行って来ました~

左:JR原宿駅からNHKホールに向かう路、意外に人が多いのはなぜ・・・。
右:途中に見える代々木体育館
 

と思ったら、”タイフェスティバル”が開催されてました! 凄~く混んでました


左:タイ美人が  右:タイの神様でしょうか??
 

人ごみをかき分け、やっとNHKホールに到着

この日のプログラムは

♪エルガー:チェロ協奏曲ホ短調作品85
♪エルガー:交響曲第2番変ホ短調作品63
   指揮:尾高忠明
   ソリスト:ロバート・コーエン

オール・エルガー・プログラム+尾高氏指揮のこの日のお目当てはもちろん、エルガーのチェロコン 大好きなエルガーのチェロコンだし、マチネーでN響が聴けるのなら・・・と奮発して席のグレードもUP(笑)

演奏会は常に上の方の真ん中で聴くことが恒例でした(音もいいですが、お値段もお得ですしね・・・)。 久しぶりに1階席です。なので、音の耳への入り方、というか届き方が違う!!!! 上の方の席だと、上から両横からふ~んわりと音に包まれてる感覚でしたが、1階席だと、ストレートに正面から音がやって来る・・・って感じでした。

(NHKホール)

なので、1曲目のチェロ協奏曲では、身を乗り出し、ソリスト&指揮者&オーケストレーションにくぎ付けでした

エルガーのチェロ協奏曲の魅力は、まずは暗いとこ(笑) 体調不良・疲労困憊というか・・・。 この協奏曲に限らずエルガーの曲って常に悲しく暗い影がつきまとってる気がします。そしてエルガーの曲の中で有名曲”威風堂々”で表わされるように、”威厳”というのが重心にあるように感じます。

チェロ協奏曲ソリストのロバート・コーエン氏はイギリスのチェリストということで、一見気品を備えた紳士然ですが、いざ演奏が始まると、エルガーが表現させたかった”威厳”を保ちつつ、とってもストレートにそして激しく、悲しさ・重々しさを弓から弦に滑らせます。どうだーーー!ウォリャーーーー!って感じに。

そんな演奏姿に観客はグイグイ引き込まれて、誰もがエルガーの持つ”暗さ”ワールドの住人に(笑)

(NHK放送センター)

2曲目の交響曲第2番も、尾高氏の円熟された指揮ぶりのオーケストラゼーションに自然に引き込まれ、ただ悲しい曲想を悲しいだけではなく深く表現されていて、特に第2楽章(葬送行進曲)で柔らかい弦の音色を響かせ、そこに金管の音色を寄り添わせて、厚みのある和声が響きだされたように感じました。

(NHK放送センター)

ということで今回のエルガー・プログラム、生きていくには常につきまとう”不安”や”憂鬱”には”威厳”を持って、きっちり背筋を伸ばして、懸命に生きよ、というメッセージを感じてなりませんでした

N響&尾高氏、最高でした
(実は尾高氏の笑顔、私のチェロの先生にちょっと雰囲気が似てたりします・・・)