東京国際フォーラムで行われていた『ラ・フォル・ジュルネ 「熱狂の日」音楽祭』へ、5月3日に行った時のレポをします。

今年のテーマである作曲家は『バッハ』で、会期中は朝から晩まで演奏会おのおのの会場で開催されるため、音楽好きにとっては思い思いの公演をハシゴして楽しめ、更になかなか聴くことのない世界的に有名な演奏家による、貴重な演目・編成で楽しめる上に、料金も良心的なんですよ(笑)

今年の公演、チェックしたのが遅れてしまい、聴きたいと思っていた演目は全てソールドアウト
・・・改めてバッハの人気と共に、この音楽祭がファンの間に定着して来たせいもあるんだなぁ~と実感しました

そのせいか、会場内には多くの音楽ファン・クラシックファンで賑わっていました。
屋台もたくさん出ていて、テラス席でビールを片手に音楽談義・・・という光景も多かったし、中にはお弁当を持ってピクニックのような感じで来ている方も見受けられました

いくつかあるホール名には、バッハにゆかりのある土地名がつけられてました
私が公演を楽しんだホールの一つ、”ホールC”は”ライプツィヒ”でした。

今回、私が行った公演の一つはベルリン古楽アカデミーによる、管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066、同じく管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068。
第1番の方は、以前アマチュアの室内楽団に所属していた時にやったことのある曲でもあった為、懐かしい思いで聴きました。。。演奏のテンポは原曲通り?だったか、とっても速くで、「こんなに速く指も弓も回らないよ~(涙)」とドキドキしながら聴き、演奏を楽しむ、というよりも、あたかも私が奏者の一人として格闘してるかのような感覚と緊張感(笑)
第3番の方は、「G線上のアリア」を含んでいる有名な作品です
こういった曲は、体中がトロけて、天まで上がるような気持ち良い感覚と感動がこみ上げて来ます。
ベルリン古楽アカデミーは、東ドイツのオーケストラに所属していた若手演奏家がバロック音楽を演奏するために結成された楽団だそうです。楽器が小さく感じるくらいに大柄なゲルマン民族体型(?!)だけあって、全体的に正確で、深みのある音色でした。
何より衣装がカッコ良い!!!!
男性:タキシード・女性:黒のドレス、が定番なクラシック奏者ですが、どうやら「赤」を衣装に取り入れるのがポイントだったらしく、男性は黒のスーツに赤いネクタイ、女性はドレスですが、例えば黒のドレスに赤のボレロのように「赤」が使われて、古楽の中にモダンさが出ていて気に入りました

もう一つの公演は、バッハのピアノ協奏曲ですが、そのピアノを2台・3台、あるいは4台使っての協奏曲、という、日本ではなかなか見ることも生演奏も聴く機会の少ない演目(だと思います)。
しーーーかーーーも・・・
そのピアノ奏者が私の、大大大好きな、小菅優さん、小山実稚恵さん、ボリス・ベレゾフスキーさんだったのです
(他、ブリジット・エンゲラーさん、酒井茜さん、楽団はシンフォニア・ヴァルソヴィア、指揮はジャン=ジャック・カントロフ)
ということで、演目は、2台のピアノのための協奏曲第1番ハ短調BWV1060、3台のピアノのための協奏曲第1番二短調BWV1063、3台のピアノのための協奏曲第2番ハ長調BWMV1064、原曲ヴィヴァルディ:4台のピアノのための協奏曲イ短調BWV1065、の計4曲。
特に最後の曲は小山・小菅・ブリジット・ボリス(敬称略)による”4台のピアノの協奏曲”は大感動・・・4台のピアノが1台のような、時には4台分の厚みのある音色にさせる4人の音楽的センス、このピアノの厚みのある音色が4台分なんて、なっかなか味わえません


原曲がヴィヴァルディだけあって、ヴィヴァルディ独特の音形やフレーズなども見事にピアノとマッチされていて、さすが編曲者バッハ!(正直、ヴィヴァルディに”ピアノ”ってイメージが沸かなかったので)。
にしても、4台あるピアノ・パートの1番と2番を小山さんと小菅さんが演奏されたせいもありますが、この二人の表現力はすばらしかった・・・(涙)バッハ独特の遊びあるメロディも、超絶技巧っぽい厳しいメロディもよく弾きこまれている、というか・・・。
余談ですが、これだけ世界的に活動されているピアニスト、打合せ、というか、「私が何番のパートを弾く」という打合せってどうやってするのでしょうね???あと、リハーサルとか、その前に曲の選定とか・・・
5000人ほど入る会場は満席、手元まで映し出されるスクリーンも正面に2台設置されたせいもあり、ピアニストそれぞれの表情もテクニークも堪能できで満足でした

ということで、”音楽の父”と言われたバッハの有名曲も楽しめ、またレアでマイナーなピアノ協奏曲も楽しめて、有意義な音楽祭を堪能できました
多くのクラシックファンを満足させたと思います!
欲を言えば、ヴァイオリンやチェロの無伴奏曲も聴きたかったのですけどね・・・

公演の合間に、銀ブラを堪能しつつ、『小ハゲ天 銀座店』で天丼セットを頂きました
あっ、女性お一人様でも入りやすいし、美味しいですよ~

今年のテーマである作曲家は『バッハ』で、会期中は朝から晩まで演奏会おのおのの会場で開催されるため、音楽好きにとっては思い思いの公演をハシゴして楽しめ、更になかなか聴くことのない世界的に有名な演奏家による、貴重な演目・編成で楽しめる上に、料金も良心的なんですよ(笑)


今年の公演、チェックしたのが遅れてしまい、聴きたいと思っていた演目は全てソールドアウト



そのせいか、会場内には多くの音楽ファン・クラシックファンで賑わっていました。
屋台もたくさん出ていて、テラス席でビールを片手に音楽談義・・・という光景も多かったし、中にはお弁当を持ってピクニックのような感じで来ている方も見受けられました



いくつかあるホール名には、バッハにゆかりのある土地名がつけられてました

私が公演を楽しんだホールの一つ、”ホールC”は”ライプツィヒ”でした。

今回、私が行った公演の一つはベルリン古楽アカデミーによる、管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066、同じく管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068。
第1番の方は、以前アマチュアの室内楽団に所属していた時にやったことのある曲でもあった為、懐かしい思いで聴きました。。。演奏のテンポは原曲通り?だったか、とっても速くで、「こんなに速く指も弓も回らないよ~(涙)」とドキドキしながら聴き、演奏を楽しむ、というよりも、あたかも私が奏者の一人として格闘してるかのような感覚と緊張感(笑)
第3番の方は、「G線上のアリア」を含んでいる有名な作品です

ベルリン古楽アカデミーは、東ドイツのオーケストラに所属していた若手演奏家がバロック音楽を演奏するために結成された楽団だそうです。楽器が小さく感じるくらいに大柄なゲルマン民族体型(?!)だけあって、全体的に正確で、深みのある音色でした。
何より衣装がカッコ良い!!!!



もう一つの公演は、バッハのピアノ協奏曲ですが、そのピアノを2台・3台、あるいは4台使っての協奏曲、という、日本ではなかなか見ることも生演奏も聴く機会の少ない演目(だと思います)。
しーーーかーーーも・・・

そのピアノ奏者が私の、大大大好きな、小菅優さん、小山実稚恵さん、ボリス・ベレゾフスキーさんだったのです

ということで、演目は、2台のピアノのための協奏曲第1番ハ短調BWV1060、3台のピアノのための協奏曲第1番二短調BWV1063、3台のピアノのための協奏曲第2番ハ長調BWMV1064、原曲ヴィヴァルディ:4台のピアノのための協奏曲イ短調BWV1065、の計4曲。
特に最後の曲は小山・小菅・ブリジット・ボリス(敬称略)による”4台のピアノの協奏曲”は大感動・・・4台のピアノが1台のような、時には4台分の厚みのある音色にさせる4人の音楽的センス、このピアノの厚みのある音色が4台分なんて、なっかなか味わえません



原曲がヴィヴァルディだけあって、ヴィヴァルディ独特の音形やフレーズなども見事にピアノとマッチされていて、さすが編曲者バッハ!(正直、ヴィヴァルディに”ピアノ”ってイメージが沸かなかったので)。
にしても、4台あるピアノ・パートの1番と2番を小山さんと小菅さんが演奏されたせいもありますが、この二人の表現力はすばらしかった・・・(涙)バッハ独特の遊びあるメロディも、超絶技巧っぽい厳しいメロディもよく弾きこまれている、というか・・・。
余談ですが、これだけ世界的に活動されているピアニスト、打合せ、というか、「私が何番のパートを弾く」という打合せってどうやってするのでしょうね???あと、リハーサルとか、その前に曲の選定とか・・・

5000人ほど入る会場は満席、手元まで映し出されるスクリーンも正面に2台設置されたせいもあり、ピアニストそれぞれの表情もテクニークも堪能できで満足でした



ということで、”音楽の父”と言われたバッハの有名曲も楽しめ、またレアでマイナーなピアノ協奏曲も楽しめて、有意義な音楽祭を堪能できました

欲を言えば、ヴァイオリンやチェロの無伴奏曲も聴きたかったのですけどね・・・


公演の合間に、銀ブラを堪能しつつ、『小ハゲ天 銀座店』で天丼セットを頂きました

