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くいしんぼう日記

クラシック音楽、旅、グルメ・・・

スメタナ「わが祖国」 小林研一郎 東京文化会館 

2009年07月27日 22時09分34秒 | 音楽

東京都交響楽団 小林研一郎指揮 スメタナ/連作交響詩「わが祖国」(全曲)の演奏会へ、東京文化会館に行って来ました。



チェコの国民主義音楽の祖と言われるスメタナは、全6曲(「高い城」「モルダウ」「シャルーカ」「ボヘミアの牧場と森から」「ターボル」「プラニーク」)の構成により連作交響詩として祖国の姿を作曲しました。



この「わが祖国」は、スメタナの命日に開かれる「プラハの春 音楽祭」の開幕コンサートで毎年演奏され、指揮者の小林研一郎氏は2002年にヨーロッパ人以外で初めて、この音楽祭でチェコ・フィルを指揮して、絶賛を浴びました。



昨年2度チェコ・プラハを訪れ、その「プラハの春 音楽祭」の開幕コンサート会場である「スメタナ・ホール」で地元オーケストラの演奏を聴いて以来、すっかりスメタナのファンになりました。

スメタナ・ホールは設計上、音響に関してそんなに良くない、というかどちらかと言えば悪いらしいのですが(正直「えーーー!」という感じです)、なんていうのか、日本のホールの音響とは響き方がまったく違うのは確かです(笑)



クラシックファンの一部は、指揮者・小林研一郎氏を”炎のコバケン”と呼んだり、また時々パンフレットにも”炎のコバケン”の文字列を見たこともありました。

大好きな「わが祖国」、しかも時期的に「プラハの春 音楽祭」を意識して聴きに行ったので、炎のように燃え上がり過ぎたら嫌だな~なんて、半分不安な気持ちで行きました・・・が・・・。

さすがです。湧水が大河となってプラハにまで流れた様子も見事だし、どの曲にも、色彩がねー、指揮棒からねー、はぁーって(笑)

とにかく小林研一郎氏のスメタナ、ぜひ聴きに行ってみてください!


2009年5月25日(月)19:00開演
スメタナ 連作交響詩「わが祖国」(全曲)
東京都交響楽団
指揮/小林研一郎
東京文化会館



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