忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

アミ 小さな宇宙人

2019-03-18 14:15:11 | BOOK
腰が痛いっ!!!

腰が・・・。
やっぱり腰が痛くて昨晩眠れませんでした。
姿勢をどれだけ変えても痛む腰。
横向きだとかろうじて痛みは少しひくのですが
寝返りを打つのも一苦労。

今日も支えがないと立てません。
ヤバいな・・・。
あまりひどいようだと病院行きですね・・・。
時間もお金もかかるので極力病院には行きたくないのですが
ちょっと重症です。(涙)
何気ない動作でも痛みを伴います。
あらためて普段どれだけ無意識に腰を使ってるのか、
わかりますね。
あまりにも痛いので
今日はとうとうサポーターを買いに走りました。
これで少しはラクになってくれるといいのだけど。


さて先月購入した本。
「アミ 小さな宇宙人」です。
徳間書店さんの本で、11か国語に翻訳されているようです。
著者はエンリケ・バリオス氏です。
かなりな衝撃を受けた本です。
そして残念ながらこの本、現在は絶版のようです。
↑本ってこれがあるから困るんですよねー。
ほしい本はその場で買わなきゃダメですね。
電子書籍にでもなってくれるとありがたいのですが
この本は電子書籍にはいまのところなってないようです。
私は中古で購入したのですが
中古でも高騰してます。
なぜか?
表紙を見るとわかるように
挿絵を先日亡くなられたさくらももこさんが描いているからなのです。

たとえ高騰していても
この本に出会えてよかったです。
そう思わせてくれる本です。

きっと必要なときに
必要としてる人に読んでもらえるような本なのだと思います。

この本はおとぎ話です。
大人の人にむけた注意書きも書かれてあります。

*注意

 読みつづけないように!きっとおもしろくないでしょう。
ここに書いてあるのは、すばらしいことばかりだから。

とのことです。
でも私はとってもおもしろかったです。
感動しました。
大人じゃないのかな?(笑)

そしてこの本は3部作です。
今は3冊目を読んでいる途中です。(←THE大人買い)

簡単なあらすじ。

とある進化した星からUFOに乗って地球にやってきた宇宙人アミ。
地球に住んでいる10歳の少年、ペドゥリートを連れ
UFOに乗って旅をします。
そしてアミがペドゥリートに教えたのは「愛」です。

地球はまだまだ野蛮な惑星。
では進化している惑星とは何が違うのか?
それは「愛」なのです。
進化している惑星には愛だけがあるのです。
愛の度数の高い惑星。

アミは感覚計というのを持っています。
感覚計で測れるもの、それはなんと愛の度数。
精神における愛の強さの反映やその人の進歩度を
測れる器械なのです。
進歩度とはけだものに近いか、天使に近いか、とのこと。
地球人は320度から850度までかなり開きがあるらしいです。
ちなみに魚は50度。
地球人の平均は550度。
そして700度を超えるとかなりな高水準。
ちなみにアミは760度だそうです。
私もちょっと試しに測ってみたい。
どうしよう、マイナスとか出ちゃったら。(笑)

どんな宗教書よりも
どんな哲学書よりも
わかりやすく平易なことばで「愛」について語られてあります。
この宇宙の基本は「愛」なのだと。
そして神=愛、愛=神なのだということを教えてくれた本です。
(先日書いた記事のです)

基本的に私は本を汚すのはキライなので
本にマーカーやら書き込みやらしたくないのです。
(論文とかレジュメを書くときに必要なことばは
コピーしたものに書き込む。)
でもこの本はたくさんたくさんマーカーをつけたい衝動にかられます。
(電子書籍だったらできるんですけどねー。)
そこはガマンして(←やっぱり汚さない)
付箋だけつけました。
大事なことばがあるところに。
すると

     

けっこうな量の付箋、使っちゃいました。(笑)
どのことばも胸にしみるんです。
そしてハッとさせられます。
ペドゥリートの質問に対するアミの答えがとても興味深いです。
まるで禅問答のよう。
愛とは何なのか?文明とは何なのか?神とは?
愛にまつわる話がわかりやすく書かれてあります。

「神は人間のかたちをしていない。
かたちはなく、きみやぼくのような人間ではない。
無限の存在であり、純粋な想像のエネルギー、限りなく純粋な愛だ・・・
だからこそ宇宙は美しく善良で、とてもすばらしいんだ」
というアミに対して
「じゃ、悪い人たちは?」とペドゥリート。
「彼らは、いつかよい人間に到達できるよ・・・」とアミ。
「でも最初からよい人間に生まれていたなら、この世のどこにも悪は存在しないんだろうけどね」とペドゥリート。
「でももし悪を知らなかったとしたら、どうして悪を知り、
善を喜ぶことができる?どうそれを評価できる?」とアミ。
悪を知ることで善のよさを知ることができるのですね。
この腰の痛みを知ることで(ほんっと痛い!)
ふだんの痛みのないカラダのありがたさを知るというわけですね。
そうすると自然と感謝の念がわきおこってきますよね。

そしてアミがいうには
われわれは二つ脳を持っている、と。
ひとつは頭の脳。地球人の知っている唯一の脳だそう。
いわゆるコンピューター的なものですね。頭脳。
そしてもう一つの脳は胸の脳。
胸の中にある光。
本当のインテリとか賢者はこの二つの脳のバランスがとれている人のことをいうそうです。
胸の脳って心とか魂、ってことなのかな?
でも厳密にいうときっと心と魂も違うものなのでしょうね。

さてアミとペドゥリートは進化した惑星、オフィルへ向かいます。
そこで見たものは・・・。(ぜひ本を読んでください)

「オフィルに法律はないの?」
「いや、あるよ。でも宇宙の基本法に基づいてすべての人々が幸せになるよう作られてるんだ」
「もしその法を誰かが破ったらとしたらどうなるの?」
「とうぜん、苦しむね」
「罰したり、牢屋に入れたりするの?」
「ここは罰もなければ牢屋もない。
もし誰かが何か過失をおかした場合、
その人自身が苦しむことになるんだよ。
つまり、自分で自分を罰するんだ」

これについてとってもわかりやすい説明をアミはしてくれます。
アミはペドゥリートに尋ねます。
「ペドゥリート、たとえば
きみはおばあちゃんの頬を殴ったりする?」
「なんてこというの?そんなことぜったいにしないよ・・・」
「もし仮に殴ったと想像してごらん。どう感じる?」
「そりゃ、とても心が痛むよ。
とても後悔するし、たえられないことだよ・・・」

そう、これが自分で自分を罰するということなんですね。
愛する人を傷つけたり、侮辱したり、その人のものを盗んだりなんかしない。
むしろ反対に助けたり、保護したりするでしょう?

これが愛のある世界、進化した世界なのですね。
「ここ(オフィル)はみんな愛し合っているんだ。みんな兄弟なんだよ」、アミのことばです。

だから地球はまだまだ野蛮な惑星なのですね。
愛とは敵対するもの、恐れやエゴをいっぱい抱えています。

ひょっとしたら侵略されるかもしれない、
(そもそも所有権だって誰が決めたものなんだか!
空も海も山も川も土地もすべて
その場所に存在するだけ。
誰のものでもないはず。)
そういう恐れを抱いて手にするのは銃。
銃さえもっていれば
不安が抑えられる・・・。

いつ訪れるかわからない恐れを抱いて銃を手にするよりも
愛を抱いて花を手にする世界の方がどれだけ進化しているか。
つくづくそう思わされる本です。
NZのテロ事件を見て痛感します。
宗教の名の下で争うのはどんなに矛盾していることかと。

愛についてとてもわかりやすく書かれてある本、おすすめです。
私もおすすめ本の紹介コーナーで見ました。
今は絶版のこの本ですが、
再版をのぞんでいます。
どうか必要な人のもとに届きますように。
文庫本と単行本とあります。
私は単行本のほうを購入しました。

「”愛が幸福に向かうゆいいつの道”だってこと、忘れないようにね」(by アミ)

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