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忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

ラスコー洞窟壁画

2016-12-15 10:29:41 | おでかけ
ラスコー展。
待ち時間も特になく、人気はそんなにないのかなぁ・・・と思いつつ
実際に中に入ると盛況でした。
意外と人が多くビックリ。
そういえば「逃げ恥」のロケにこのラスコー展が使われた、という話ですが
その場面はあったのでしょうか?
ドラマ見てないのでまったくわかりませんが。

壁画は撮影はOKです。←本物じゃないから?
ただしフラッシュはNGです、とのことだったのですが
いやぁパシャパシャやる人、いるんですねー。
せっかく暗くなってりんかくの線がライトで浮き上がっているときにフラッシュの光。
迷惑この上なかったです。

              

↑の案内板、私のスマホだとぼやけてしまうので画像、いただきました。(^^;)

      

↑褐色のバイソン。
槍がささっています。

      

↑泳ぐシカ。
高い位置にあり、ハシゴを使って描かれたのではないかといわれています。
動きがうかがえ泳いでいるようすがわかり、まるでアニメのようです。

      

↑黒い牡ウシ。ウマの列。
このウシの足元には四角形が描かれ中に色が塗られてあります。
記号のような感じで何か意味があったのかもしれません。
ウシは輪郭を描き、そのあとに絵の具で塗られさらにまた輪郭で強調されています。
すごい技術ですね。
そしてこの時代に絵の具があったとは驚きです。自然の顔料です。

   

↑背中合わせのバイソン。なんだか歌のタイトルみたいですね。
しっぽの部分、きちんと交差しているのがわかり立体的に描かれています。
色が一部分だけ違うのは
毛の生え変わりを表しているそうです。
生命の息吹が感じられますね。

      

↑そして私の大好きなトリ人間♪井戸の場面。
洞窟のいちばん深いところで見つかり、そこだけなんだか異質な感じです。
このトリ人間はシャーマンのような人で
鳥の仮面をかぶった人で呪術を行っていたのでは・・・?とのことでした。
そのとなりにある棒状に長い鳥のようなもの。
これは投槍器では?との話です。

壁画はかなりな大きさです。
間近で見られてよかったです。
できれば本物も見たかったなぁ・・・。

遥か昔の時代に描かれた壁画。
私たち人間は科学技術の発展で進歩していっていると思いがちですが
実は退化していっているのかもしれませんね。

本物なので撮影はできませんでしたが
壁画のほかにもたくさん貴重なものが展示されてありました。
投槍器にヴィーナス立像。ヴィーナスはかなりちっちゃかったです。
針にランプ。
彫像に石器に絵の具。
石器、大昔のものだったとよくわかりますよね。
ごろんと転がっていたらふつうの石にしか見えない・・・。
発掘した人、そしてそれを丁寧に磨き上げた人もすばらしいです。

壁画が本物でなかったとわかり、
ややテンション下がり気味だった私でしたが
実際に見てみるととても楽しく充実した展覧会でした。
1時間半くらいは見てたかも。
ランチの待ち合わせがあったので
名残惜しくはありましたが
博物館をあとにしました。
コメント
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