<List>
1. Grind
2. Brush Away
3. Sludge Factory
4. Heaven Beside You
5. Head Creeps
6. Again
7. Shame in You
8. God Am
9. So Close
10. Nothin' Song
11. Frogs
12. Over Now
<Member>
・Layne Staley(Vocal, Guitar)
・Jerry Cantrell(Guitar, Vocal)
・Mike Inez(Bass)
・Sean Kinney(Drums)
1995年リリースの3rd。これがLayne Staleyの遺作となってしまいました。
こ のアルバムは、2ndがエフェクトをかなり効かせていたのとは対照的にとてもナチュラルで素朴な音作りになっていて、うねりがかなり後退しています。それ でも聴き手に前作以上のへヴィーでシリアスな気持ちを植え付ける作品です。表層ではなく、芯のある音楽です。そして暗い。
それは既にLayne Staleyの健康が相当損なわれていたからでしょう。精気を感じさせないボーカルに合わせて曲を作ったような仕上がりです。
そ の分、作曲、パフォーマンスにおいてJerry Cantrellがかなり頑張っています。未だデビューから3作目にしてバンドの終末を感じながら作業をするというのはどのような気持ちだったのでしょう か。それでこれ程の作品を作ってしまうのですからJerry Cantrellという人はたいした人物です。
このアルバムは幸せな人が聴くものじゃありませんね。落ち込んでいる人が聴くものでもありません。1stアルバムと2ndアルバムを聴いて、とても良いと思ったら最後に聴くと良いです。
このアルバムではJerry Cantrellのボーカルメロディーが印象的な"Heaven Beside You"と、唯一気力を感じさせる"Again"、ひたすら陰鬱な"Frogs"を推します。
このバンドが復活するとは思いませんでした。
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