毒まんじゅうはいかが?

CDのレビューとかなんとか

Relayer/Yes

2015-03-22 22:21:45 | レビュー

<List>
1. The Gates of Delirium
2. Sound Chaser
3. To Be Over

<Member>
・Jon Anderson(Vocal)
・Steve Howe(Guitar)
・Patrick Moraz(Keyboard)
・Chris Squire(Bass)
・Alan White(Drums)
 
1974年リリースの7th。キーボーディストがRick WakemanからPatrick Morazに代わりました。
 
このアルバムは2匹目のドジョウではないでしょうが"Close to the Edge"と同じ曲構成で、それだけで期待をしてしまいました。そしてその内容は、"Close to the Edge"と同等かそれ以上の出来。甲乙つけがたい程素晴らしいアルバムです。
 
よりアグレッシヴに。メロディーは混沌としていて1回聴いただけでは曲の輪郭を掴むことは出来ないでしょう。それくらい突拍子のない展開がリスナーに先読みをさせません。テンションも高いです。Jon Andersonの出る幕が少ないです。
 
あきらかにPatrick Morazがもたらしたものでしょう。しかし、彼はどうやら性格が悪いらしい、らしいのです。お金の事とか。
 
それとAlan Whiteには大変申し訳ないのですがドラマーがBill Brufordだったらもっと素晴らしい作品になっていたに違いありません。後々Bill BrufordとPatrick Morazが共に活動をしていたという事実が「う~~ん」とうならせます。
 
Alan Whiteは努力しているんです。相当頑張っているんです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿