<List>
1. Come Talk to Me
2. Love to Be Loved
3. Blood of Eden
4. Steam
5. Only Us
6. Washing of the Water
7. Digging in the Dirt
8. Fourteen Black Paintings
9. Kiss That Frog
10. Secret World
<Member>
・Peter Gabriel(Vocal, Keyboard)
・Tony Levin(Bass)
・David Rhodes(Guitar)
・Manu Katche(Drums)
1992年リリースの6th。奇抜な事をやってきた彼にしては非常に穏やかで暖かなアルバムだと思います。張りつめた音楽ばかり聴いてはいられません。そんな時はこういうのを聴ききましょう。
PeterのアルバムにはTony Levinが欠かせません。そして一番Tonyらしさを表現している活躍の場だと思います。彼のベースはとても重くて這うようですね。今回はchapman stickは使っていないのかなぁ?あまり速く畳み掛けるプレイは少ないですが、その非常に特徴的なプレイは説得力があり、他の有名なアーティストから多くのオファーがあるのも理解出来ます。それに人柄がいいらしいですね。
こ のアルバムの音楽性は、ワールドミュージックへの接近が強いと思います。そして、とても暖かい空気を感じます。そんな中にあってドラマティックな展開を見 せる"Love to Be Loved"、"So"に収録されていそうな曲"Steam"、ゆったりした中にPeterの歌唱力が光る"Washing of the Water"、多分、打ちこみでインダストリアルな"Digging in the Dirt"、締めくくりの曲として相応しい"Secret World"等良い曲が沢山あります。
Genesisでエキセントリックなキャラクターを演じていた彼はここでは見つける事が出来ません。いや、とっくの昔に卒業したのでしょうけど。
次作"Up"よりPeterのボーカルをより一層感じとることが出来るこちらの方が好きだなぁ。"Up"は評価が高いアルバムですけどね。
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