ししまるの空き箱

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どんな箱になるかは自分次第。あなた次第。

関宿

2016-08-18 | お出かけ
8/18、三重県の関宿へ行ってきました。

今年の帰省は諸事情あって、家族一緒ではなく一人でした。
まあ一人のほうが自由がきくこともあって、戻る途中の寄り道です。

東海道の宿場町、関宿。
帰省で 100回ぐらいは近くを通っている筈なのに、行くのは初めて。

関宿は、東西に 1kmほどの宿場町で、
名阪国道の関ICから行くと、「東の追分」へすぐです。
今回は(京都側の)「西の追分」方面の駐車場を利用して歩きました。







手に入れた地図を片手に、ワクワクしながら歩いてました。
全体的には過度な観光地化はしていなくて、落ち着いた感じ。

観光客やお土産屋さんが多くなっているところよりは、
のんびり散策するのに適していて、個人的には好印象です。
1kmほどのコンパクトな中にも、見どころはたくさんありました。



▲眺関亭という街道に面した建物から、宿場町の家並みが楽しめました。


▲山車(だし)の倉がありました。「関の山」という言葉の語源のようで。


▲「関の山=そこまでが精一杯」との意味からすると、立派な山車でしょうね。


▲大旅籠の玉屋さん、漆喰彫刻がカッコよかった。


▲馬をつなぐ金輪が家に残っていたりします。


▲橋爪家の「むくり屋根」。この独特な形は犬山(愛知県)でも見ました。


写真はかなり撮ってきたけど、ブログに載せるのはこのくらいで。
今まで帰省でスルーしてきたところにも、いいところがあるもんですね。
今回は 1時間ぐらいだったけど、また今度ゆっくりと訪れようと思います。


最後に、ちょっとした豆知識。


▲お土産は「関の戸」を買いました。

なんと 370年余も前から作り続けられている銘菓。
この記事の最初の写真がお店の深川屋さんです。

後から知った情報ですが、東西方向でお店の看板文字が違うようです。
撮った写真は江戸(東)側から見たもので、「関の戸」の「の」の字が平仮名。
逆に京都(西)側からみると、すべて漢字になっているらしい。(の=能)

これは庵看板といって、旅人が方向を間違えないための工夫だそうです。
なかなか面白いですね。こういう情報はだいたい行った後から知ります。

これから出掛ける方は、是非注意してご覧ください。




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