この秋読んだイチオシ本です。
東野圭吾さんは、尊敬するダイスキな作家さんの一人です。
「秘密」は原作を読むよりだいぶ前に広末涼子主演で映画化されていて、
「広末が主演なんて観る気がしない。」って思って以来、
食わず嫌いのまま現在まで来ていました。
だがしかし、
たまたま大学病院の本棚で「秘密」に出逢ってしまって、
「ここで出逢ったのもきっと運命ね。」な~んてドラマチックに捉えたわたし、
さっそく手に取り読み始めたのですが、
点滴待ちの間、診察待ちの間、会計待ちの間、帰りの電車の中、バスの中などなど、
ありとあらゆる時間、
グシュグシュと涙と鼻水をすする事にをになろうとは思ってもみませんでした。
「映画化」で完全に興味を失い、原作すら読まず嫌いしていたわたしですが、
もぉ~、さすが東野圭吾。
「秘密」、奥が深いわ~。
そして泣かされたわ~。
実際に読んでみたら、見事にはまってしまいました。
東野圭吾作品の中で、わたしはコレが一番好きかも。
で、原作にいたく感動したわたし、
怖いもの見たさで「映画・秘密」を観たのですが・・・・・。
ストーリーは、法事で田舎に帰省するの母娘が乗ったバスが転落事故にあい、
母は死亡、娘は生き返ったものの、その身体の中には死んだはずの母の魂が宿っていて・・・。
ザックリ言うと、
この導入部に続いて、妻と娘に起きた状況をなんとか理解しようとする父親と、
娘の身体で生き返ってしまった妻との、
生き返った事の一時的な幸せと、その後の苦悩と選択を描いているのですが、
ま~、映画ではこの深い内容を2時間程度に凝縮しなくちゃならないのはわかるけど、
それにしたって、
こりゃ~、わたしは原作読んで内容わかってるからまだ
「あ~、これはあのシーンの事ね。」などと理解できるけど、
内容を知らない人が見たら、薄っぺらな映画にしか映らんだろうとハラが立ちました。
ちょっとひどくネ?
いや、原作がほんとにイイもんでね。
映画では妻「直子」を演じる岸本加世子のひまわりのように明るい存在感だけが
唯一、演技に魅入られたと言うか、強く焼き付けられたと言うか、
夫「へいちゃん(平介)」を演じる小林薫は異様なまでに暗くって、
主役の「藻奈美」を演じた10代の頃のヒロスエは、
どこをどう切り取っても「majiで恋する5秒前」の金太郎飴状態。
そこにもってきて大雑把にまとめ上げられたストーリーにガックリしたものですが、
テレ朝で始まったドラマ版では
藻奈美の志田未来といい、へいちゃんの佐々木蔵之助といい、
転落したバスの運転手を演じる吹越満や
その妻を演じる「メイちゃんの執事」で校長先生をやっていた堀内敬子など、
「普通の生活をしていた家庭に突然訪れた悲劇」の演技が良かったです。
原作がある意味“近親相姦的”なショッキングな設定なので
ドラマで初めてこの作品を知った方はかなり驚くかもしれないけど、
是非とも原作を読んでみて欲しい作品です。
最後にプチ・トリビアですが、
映画版でへいちゃんが「女性」を意識してしまう
藻奈美の担任の清楚な女教師役を『石田ゆりこ』が演じており、
ドラマ版で藻奈美のお母さん(つまりへいちゃんの奥さん)は
『石田ひかり』が演じております。
映画版で「姉」、ドラマ版で「妹」と、
石田姉妹を起用しているのは、映画版に対してのリスペクトかなにかなのかしら?
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秘密 価格:700円(税込、送料別) |
東野圭吾さんは、尊敬するダイスキな作家さんの一人です。
「秘密」は原作を読むよりだいぶ前に広末涼子主演で映画化されていて、
「広末が主演なんて観る気がしない。」って思って以来、
食わず嫌いのまま現在まで来ていました。
だがしかし、
たまたま大学病院の本棚で「秘密」に出逢ってしまって、
「ここで出逢ったのもきっと運命ね。」な~んてドラマチックに捉えたわたし、
さっそく手に取り読み始めたのですが、
点滴待ちの間、診察待ちの間、会計待ちの間、帰りの電車の中、バスの中などなど、
ありとあらゆる時間、
グシュグシュと涙と鼻水をすする事にをになろうとは思ってもみませんでした。
「映画化」で完全に興味を失い、原作すら読まず嫌いしていたわたしですが、
もぉ~、さすが東野圭吾。
「秘密」、奥が深いわ~。
そして泣かされたわ~。
実際に読んでみたら、見事にはまってしまいました。
東野圭吾作品の中で、わたしはコレが一番好きかも。
で、原作にいたく感動したわたし、
怖いもの見たさで「映画・秘密」を観たのですが・・・・・。
秘密(DVD) ◆20%OFF! 価格:5,040円(税込、送料別) |
ストーリーは、法事で田舎に帰省するの母娘が乗ったバスが転落事故にあい、
母は死亡、娘は生き返ったものの、その身体の中には死んだはずの母の魂が宿っていて・・・。
ザックリ言うと、
この導入部に続いて、妻と娘に起きた状況をなんとか理解しようとする父親と、
娘の身体で生き返ってしまった妻との、
生き返った事の一時的な幸せと、その後の苦悩と選択を描いているのですが、
ま~、映画ではこの深い内容を2時間程度に凝縮しなくちゃならないのはわかるけど、
それにしたって、
こりゃ~、わたしは原作読んで内容わかってるからまだ
「あ~、これはあのシーンの事ね。」などと理解できるけど、
内容を知らない人が見たら、薄っぺらな映画にしか映らんだろうとハラが立ちました。
ちょっとひどくネ?
いや、原作がほんとにイイもんでね。
映画では妻「直子」を演じる岸本加世子のひまわりのように明るい存在感だけが
唯一、演技に魅入られたと言うか、強く焼き付けられたと言うか、
夫「へいちゃん(平介)」を演じる小林薫は異様なまでに暗くって、
主役の「藻奈美」を演じた10代の頃のヒロスエは、
どこをどう切り取っても「majiで恋する5秒前」の金太郎飴状態。
そこにもってきて大雑把にまとめ上げられたストーリーにガックリしたものですが、
テレ朝で始まったドラマ版では
藻奈美の志田未来といい、へいちゃんの佐々木蔵之助といい、
転落したバスの運転手を演じる吹越満や
その妻を演じる「メイちゃんの執事」で校長先生をやっていた堀内敬子など、
「普通の生活をしていた家庭に突然訪れた悲劇」の演技が良かったです。
原作がある意味“近親相姦的”なショッキングな設定なので
ドラマで初めてこの作品を知った方はかなり驚くかもしれないけど、
是非とも原作を読んでみて欲しい作品です。
最後にプチ・トリビアですが、
映画版でへいちゃんが「女性」を意識してしまう
藻奈美の担任の清楚な女教師役を『石田ゆりこ』が演じており、
ドラマ版で藻奈美のお母さん(つまりへいちゃんの奥さん)は
『石田ひかり』が演じております。
映画版で「姉」、ドラマ版で「妹」と、
石田姉妹を起用しているのは、映画版に対してのリスペクトかなにかなのかしら?
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文庫も沢山持っていて、やはり「秘密」は
お気に入り№1だそうです。
映画版は見てないけど、この前ドラマ版を
初めて見て 志田未来の主婦を感じさせる
絶妙の演技に感心しました。
原作読んでみよっと!
東野圭吾の作品は「さすが!!!」って思わされるんだよね~。
やっぱドラマ観て志田未来の演技力はすげ~なって改めて思うよね!
映画版はストーリーかいつまみすぎだから、絶対、原作を読んで頂戴な。
ボックスティッシュを用意してね☆
しょっぱなっから泣くよぉ~。