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じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

CDP-X33ES その4

2018-09-24 10:09:42 | コンパクトディスクプレイヤー

ああ、休みが終わっちゃうよー、休みの前日、金曜日夜、登戸の中華屋に

行ってみた。初めてだ、もやし炒めは美味しかったが、麻婆豆腐の辛さは普通

に指定すると、塩辛すぎる?(味見してないのかな?)、うちの奥さん(たけのこ

アレルギー、初めての店だからやめとけと思ったが・・・・) ビーフンを

たけのこ抜きでお願いしたが、注文を聞きに来た中国のお姉さんは

片言で対応していたので、やばいと思いながら・・・・、不安は的中、

たけのこバッチリ入っている。(以前に横浜中華街であった)

オイラの方に食べきれないビーフンが回ってくる。(案の定、夜中、痒かったらしい)

しかし、チャーハンは美味しかった。

車に戻ると、わんちゃんが運転席で戻ってくるのを待っている。雨が降っていて、

涼しいので、温度的には大丈夫であったが、何故か普通だと車内を歩き回

るのだが、運転席から離れない? ズレようとはしない、運転できないでは

ないか、もう!! と思った瞬間・・・・・ 奥さんが助手席に座った途端!!

わー!!!! なんと、座席とマットに下痢便をしていた・・・・ (服の裾が汚れた)

もう車中はパニック!!! 処置が大変でした。トランクに窓ガラスとかの汚れ

落としのために2リットルの水とホームセンターでもらったビニールシート

、ティッシュとリセッシュ、ウエットティッシュとコンビニのビニール袋、大変

役に立ちました。 途中のコンビニで大掃除、あまりにもこびりついて、ひど

かったので麦茶を座席シートの上にバラマキ、汚れを取り除く。

(あなたはできますか? コレは勇気いります。意外に匂いが取れた)

下痢便だったので、匂いはそこまでは酷くなく? マットは家で水洗い、とほほ・・・

とりあえず、あとは太陽光で分解してねっと、ご祈念しまして、

中華屋とわんちゃん下痢便には、ご注意!!、ご安全に・・・・・

(きれい好きな、家のわんこです)

まあ、気分を取り直して、「もう少し低域の量感をアップしたい。」

と想い、D/Aコンバータとデジタルフィルター関連の電源の見直してみよー。

CXD2552Qのデジタル部とデジタルフィルターとクロック(水晶と74HCU04)は、

レギュレータ7805の+5Vより、アナログ部は両電源の±12Vが源です。

まずは、アナログ部から始めました。コンバータの付近で+12Vをローカル

レギュレータで+5Vに置き換えています。そこを黒MUSEに変更、以前に

ニチコンゴールドに替えていましたので、黒MUSEの470μFに置き換え。

その大元のエルナの470μF×2を黒MUSEに置き換え、ハイブリットI/V221

をとおして試聴すると、高域が曇って、中域以下が聞こえてきた。

黒MUSEはエージングに時間がかかると聞いているが、今の音が

時間が経つと変わるとは思えないバランスに改悪してしまった。

全てを黒MUSEに替えると良くないと、反省・・・。

大元のエルナ→黒MUSEのところをニチコンゴールド1000μF×2に変更、

すると、なんてことでしょう・・・ 高域が戻ってまいりました。

ふうー、一安心です。(左から2番めは場所がないので裏側で取り付け)

デジタル部+5Vですが、以前に交換済みでしたので、エルナの470μF

の再利用でCXD1244S(デジフィル)、CXA1372(ピックアップ等の

信号処理)のコンデンサ330μFが貧弱に見えたので(失礼な・・・)に交換

(すでにコンデンサ2ケは撤去済みです。)

しました。コンデンサのピッチが合わず大きさも従来の4倍位の体積なので、

ウラ面にいつものように仁王立ちで取り付けました。

(ホントは良くない。個人使用なのでまあまあです。)

コレの成果は不明です。(プラシーボ効果で十分です。)

お次に、クロックについてどうにか改善(改悪?)できないか?

D/Aコンバータには、45.1584MHz(44.1KHzの1024fs)を基準に

CXD2552Qを通って、128FSのピンから16.9344MHzのクロック

ジェネレータへ(同期を取るため?、バイアス?)水晶発振器へ入力している。

この使い方初めてみました。(知らなんだ)そこからデジタルフィルターへ

74HCU04より、384fsの16.9344MHzを供給している。

45.1584MHzを換えたら違った表現をするであろうが、共立のPLLクロック基板

は384fsまでしか対応できないので諦めた。他の石を考慮せねば・・・

それにしても、速すぎるな、しかもCXD2552Qを通過した128fsとは

同期を取るだけなのであろうか?

これらの駆動は74HCU04で行っている。その電源ラインにはコンデンサは

0.1μFのみ、たしかにそれで十分だろうが・・・

 それは、それっ!! 10μFとそのコンデンサの根本に0.1μFを取り付けた

やつをICの電源ピンに接続した。

するとね、バッチリな低域表現するではないですか!!! いい感じです。

音場も広くなって、ゆったりと聴けます。

通常X33ESを持っている方にも、おすすめの改良例となりそうです。

(極性間違いや配線間違えはご注意願います)

おそらく、来週中にお兄さん機(CDPーX55ES)が手に入りそうです。

X33ESとX55ESの回路を見比べておりますが、価格の差は電源系の

違いとコンデンサの容量が異なると思います。

今回はX33ESを覗いていて、別に比較しようと思ったわけではありませんが、

上位機になると、処理するICの付近でローカルのレギュレータにて電源供給が、

至るところで行われている。

シリーズレギュレータが悪いわけではないが、デイスクリート構成の

レギュレータをみるとため息が出る。

極端なのがアナログ出力の電源はかなりの物量投入です。

両電源をツエナーダイオードとTrで構成している。X33ESでは7812+7912だもんね。

D/Aコンバータではアナログ部へはツエナーダイオードとオペアンプ+Trの構成と

デジタル部はデジタル系電源の整流後の10.9VからツエナーダイオードとTr

構成が充てがわれている。

X33ESではアナログ部はFET+ツエナーとTr、デジタル部はデジタル系電源の7805

からのコンデンサのみとなる。これが兄弟機の宿命でしょうか?

それでも、クロック関連は45MHz・16MHzともに0.1μFと同じ扱いです。

面白かったのが、D/Aコンバータの R と L の差動出力がX55ESでは

ちゃんとその名の通りの配線になっています。X33ESではコンバータ以前に、

LとRを入れ替えているのでは? (設定がわかりませんでした。アナログ出力は当然

正しく、出ています。)部品配置で面倒くさくなったのか?

X55ESありきでパターン引きして、下位機では手を入れたくないので、そうなったの

か?今となっては不明です。確かにX33ESの回路図ではコンバータのLDATA,RDATA

の記載が太文字で目立ちやすくなっています。

ソレはそうと、上原ひろみのBRAINを再度入手した。今回はアマゾンさんから・・・

左から 1,ブックオフで中古購入(正しい) 2,アマゾンで購入(正しい)

3,HMVの中古(HMV版 BRAIN) 4、ブックオフで中古購入(正しいアナザー・マインド)

なんか、3のHMV版BRAINの上原ひろみの顔の表情がなぜか悲しく見えます。

特に口とほっぺの辺りが膨れて見える。(もうって感じです。ねえHMVさん)

もう、HMVの中古はええは・・・・・(信用しない)

まあ、おもしろかった。

しかし、クロックの電源強化は意外にいいかもしれません。

いままで、隠れていた音が聞こえてきました。分解能アップしています。

X33ESのノーマルの音は一見(聴)、低域の力強さが出ていますが、

ちょっと、曖昧かな、表現が薄い?がハイブリットI/V221と紆余曲折の

結果、ここまで、楽しむことができました。

また、すでに25年近く、経っていますので、ディスク回転の速い内周で

キーンとスピンドルモータが唸ることがあるので、軸受に少しオイルを

注油してあげました。同ひろみのビヨンド・スタンダードの1曲目は、

SP盤を模したSP盤特有ノイズでナローの音がするのですが、回転

が遅いとより一層ノイズ混じりで、おやおやとなりましたが、

注油で難を乗り越えました。

めでたし、めでたし。明日から、また激務に負けぬよう、ご安全に・・・


 

 









CDP-X33ES その3

2018-09-15 14:32:20 | コンパクトディスクプレイヤー

久々の3連休です。 台風や地震で慌ただしい日々です。いつかは関東も

来るはずですが、不穏な状況です。自助共助を念頭において、ご安全に・・・・

(ほんまなー・・・ どうしようもないが、なんぎな事です。)

221ハイブリットI/Vですが、イマイチ、低域が薄い、もう少し欲しい。

前回までは、某音響用の黒いフィルムコンデンサの使い方か?それとも

その他部品と相性が悪いのか?低域がどうも薄い。

 もう一つの懸念事項、221の電源側10μF少し少ないような気がしている。

ニチコンの黒MUSEだが、ちょっと、増やしてみるか・・・・

それと、2段のローパスフィルターの定数をちょいと弄ってみる。

入力側に付けた、33ESを真似た、差動のところに220PFの効果?

悩みどころ満載である。

その反面、XA5ESはちょっと、低域が出すぎるきらいはあるが、まだ許容

内なので、低域が欲しくなる。

手持ちの部品総動員で、まずは、電源系のコンデンサ、力が欲しいときは、

そう!!、ニチコンの黒MUSEどこかで、使ったぞ・・・ ん? 33ESの

出力段ですでに使用済み・・・・ ああ、有ったと思ったのに・・・

探すと、25V47μF発見、耐圧がギリに近いがまあ良として、3ケしかない。

しかも、1ケは50V耐圧。もう一つは 33+10=43の合成で、対応

すると、思ったとおり、低域の表現が向上した。 オッケイ。

これは買ってきた。50V47μF、耐圧に余裕があります。

これで、低域の問題が解決です。(早く気づけよな・・・・)

それと、大元の電源部も少し大きめのコンデンサに交換した。

DVPーS7000のバラシ部品です。

221の基板はベタグラウンドが広く、大きめのはんだこてでないと熱が逃げてしまう。

部品外しのときは最悪だ。パターンが至るところで剥がれた・・・・

コンデンサの撤去には苦労した。 そのためスズメッキ線で補修した。

1段目の1500PFは、今の黒いやつより、他のものにしたい。

高域の爽やかさと響きが良かったのだが、低いほうがどうも、薄いように感じた。

2段目は4700PFだが、回路図上は4400PFです。なかったので、4700PFで

置き換えていた。ここの値をわざと0.1μFにしてやると、思ったとおり、中高域

あたりから、ごっそり音がなくなってしまった。(そりゃそうだ)

実は、その領域の容量が手持ちにないので、いつものサトー電気さんの

ページを覗き、必要な品種と容量を確認して、会社の帰りに寄ってみた。

相も変わらず、閉店間際の入店です。 いつもの店主が通販客のオーダーを

まとめていた。

どもーと、リストを渡す。何気ない会話をしながら、私も店内を散策してると、

初老のおいちゃんがご来店。 どうも、落ち着きがない。私も家の在庫補充の

ため、コンデンサだけでも100ケ近く頼んでいた。点在する部品を手際よく探す

のは、いつ見ても、すげーと思う。計算も個数が多いので大変です。

すると、店の流儀を崩すことを、その初老のおっちゃんはやってしまった。

半導体関連はどう考えても、店側の内側で客は立ち入れない雰囲気がある。

(そんなことは、感じ(フォースを使うのじゃ)で判るだろ)、その禁断の場所に

入り込もうとした。

そうすると、雷が落ちるわな(優しい言葉で対応だ)、困ったね。

歳を取るとみんなその傾向があるので、自分にも要注意である。

だけど、支払いの時点で、思っていたよりも合計金額が持金の上限いっぱい

だったので、セーフであった。(紙に書いたのだから、計算ぐらいはしとけば

よかった・・・ 後悔した)店をでて、近所のコンビニで引き出して、コインパ

ークの料金を支払う。(まじで、スッカラカンであった。)

1段めは、ウイマの3300PFと適当に有った群青色のフィルムコンデンサを

シリーズにして1500PFあたりに設定、2段めはもう少し容量を少なめに

ウイマ2200PFと1500PFで3700PFの合成で対応、その抵抗も東京光音の

100Ω 1/2W をチョイスした。すると、狙い通りのバランスに仕上がった。

スケルトン抵抗や理研の抵抗はそう簡単に買えないね。秋葉行かなきゃ。

(ネットで注文か)スパイス程度に数本なら買えるが、10本以上になると大変だ。

これなら、安心して聴ける。221の良さを引き出せたと思う。

相変わらず、おっかなびっくりでやっているが、ハムやノイズがなく、滑らかに

音が出るとホッとする。

差動入力の220PFの効果は? いまの音バランスだと、高音が少し引っ込んで

しまう。 

現状は、グランド系の引き回しが確立できたので、安心です。221の電源端子付近で

ワンポイントのシャーシグランドでぴたっと、ノイズが消え失せます。

33ESからのD/Aコンバータ付近から導かせたグランドは221の差導入力のグランド

へ導き安定しています。僅かな電流しか流れていないので、とても重要です。

しかも、60cmくらい引き回しているので、心配になります。

真空管6111の交流点火で少し、ハムに対しては大丈夫か、不安でしたが、

真空管アンプでおベンキョしていたので、どうにかクリアできました。

ヒーターのハムバランサ(固定抵抗の中点)とオマジナイの0.3Ωセメント抵抗

が頑張ってくれました。そうでないと、この筐体にヒーター専用の直流電源は用意

できません。

CDP-X33ESと221ハイブリットI/Vは良いコンビです。

元の33ES単体の音(ドライな傾向)よりも、潤いのある滑らかな音が楽しめます。

221ならではの良さです。

ここにたどり着くまで、上原ひろみのスパイラルを改良前に聴いたのですが、

面白くないアルバムだと思っていたのですが、音のバランスがマトモになって

楽しく聴けています。(失礼いたしました。低域の表現が悪かった状態で聞いて

悩んでおりました。 あと少しで、H◯Vにこのアルバムは音が良くないと

書き込むところでした。 くわばら、くわばら・・・)

明日は久々の西湖にお泊りです。ゆっくり時間がすぎるのを楽しみます。

それではご安全に・・・・





CDP-X33ES その2

2018-09-02 16:37:52 | コンパクトディスクプレイヤー

XA5ESに冷めやらぬ、日曜日の朝を迎えました。 お家のわんこは、

何やら、忙しい、歯を磨こうと起きたのを気づいたのか? トコトコと布団に

やってきた。 磨き終わり、ふと、わんちゃんトイレに目をやると、おしっこの跡が

ちょい、外れているが頑張っている。 トイレ掃除を済ませて、新しいトイレシート

に交換した。飲み水も入れ替え、そうすると、気づいたみたいで、チャプチャプと

飲んでいる。やたらとトイレ付近でゴソゴソしているなと思ったら、

ひゃー!! 1本グソ(失礼)をしている。 今さっき掃除したのに・・・・

でも、健康なやつでよかった。その後始末をした直後、「僕やったよ」、と

ご報告の挨拶をしてくれた。 得意げである。(よしよし)

今日も元気で何よりです。みんなご安全に。。。

ここ1ヶ月は、CDP-337ESD+ハイブリッドI/Vの見直しをしていた。

337はどうもピックアップが限界に近く、ことごとく、反射率の良くない

CDを読み込まない。とくに TELARCレーベルが全滅です。 元気なピックアップ

だと問題はないのですが、逆に反射率を改善したものや日本のCDは問題ありません。

上原ひろみのCDはTELARCから出されており、聴きたいが聴けない。

もう、337に見切りを付けて、ハイブリッドI/Vをその他の機種に移植する。

337では強引にハイブリッドI/Vにアンバランスで入力して使用していたが、

ホントはハイブリッドI/V(以下:221)はどんな実力があるか?電流出力の差動で

正規の使用方法で楽しみたい。

初恋もそうであったが、実は上原ひろみのBRAINもCDのトランスポート動作

異常で傷が入ってしまった。(コレだから・・・ お気に入りのもののときに

起こってしまう。)HMVのネットで同CDを中古で購入するが、当初はあれ?

CD自体のレーベル面のデザインが違うことに気づく。

Hiromiって書いてあるし、まあいいか、と聴き始める。

違和感はあるが、上原節であるため、ああ、違うバージョンなのかな?

おかしいと思い、レーベルをよく見るとCD-83558と番号が入っている。

Hiromiと大きく書かれていて、その下に小さく、another mindと書かれている。

どおりで、CDジャケットはBRAIN(CDー83600)でも中身はanother mind!!

BRAINのジャケットの表とウラ面にHiromiと同じサインがanother mindの

CDレーベルに書かれていたので信じてしまった。まあいいか・・・・

だから安かったのか・・・って、こらHMV!! 

もう一回HMVに頼んでみようかね・・・ 次は騙されませんよ・・

HMVの上原ひろみの購入者の評論の中にこのCDはノイズ多いと、書き込まれて

いるのを見た。 お兄さんそれは、「あなたのCDプレイヤーはピックアップが

死にかけていますよ」と・・・おもった。買い替え時期ですね。

ソレはそうと、33ESの回路図を眺める。

デジタルフィルターCXD1244S→D/AコンバータCXD2552Q→差動のI/V変換

とシンプルな構成です。

CXD2552Qの差動出力 左出力(R+:R501、Rー:R502) 

右出力(L+:R401、Lー:R402) 石のピン表示と実使用は違うんですねー 

最初間違えちゃった。

これらの抵抗はコンデンサの下に隠れているから、始末が悪い・・・

裏表にコンデンサを取り付けるしかない状態になった。

本来のI/V変換への4.7KΩは足を浮かせて対応した。

なおかつ、筐体の構造が災いし、信号を引き出そうにもフレームが邪魔して

リアパネル以外にも穴を開けないといけなくなったが、面倒くさいので

基板の表(部品面)から差動出力を取り出すことにした。

この9.8kΩの出力側から221の 差動入力 +、ーへつなぐのですが、

そのままでは、出力がでないので、1.2KΩをその入力に接続して動作

させた。すると、正規の使用と思われ、ちゃんとゼロバランスが取れました。

ああ、良かった。 御呪いかもしれないが、ソニーのカレントパルスのI/V変換

の差動入力部では4.7KΩくらいの抵抗をシリーズに接続し、9.8kと4.7kの

ところに +、ー を取り持つように220PFがフィルターのように接続されている。

これをそのまま世襲しました。(イイのかな? まあいいや)

また、221の出力には0.1μFのフィルムコンデンサを直列に挿入して最終出力

として、アンプに送り込みます。

じつは、差動出力を取り扱うのでコネクタのピン数が足らないことに気づく。

コネクタはXLR4だし、シールドに電流流したくないし、どうする?

いい解決法がある。そうだ、BNCコネクターがケースにあるではないか!!

その芯線に33ESのアナロググランドを送ってやれと・・・・

アナログ関連なので、33ESの出力のOPアンプに近いところに接続ポイント

を持ってきたが、高周波ノイズが乗ってくる。 どうしようもないか?

と悩んだ挙句、基本に戻って、CXD2552Qの差動出力付近の電源系の

コンデンサのグランド側に接続してあげた。XLR4のコネクタのシールドも

ここへ接続し、221側ではオープンにしておいた。

高周波ノイズは収まりました。(あ~よかった。レベルは低いが常に鳴っていると

想うと、嫌気が差すので、良かった。アンプのボリュウム上げると、あるレベルで

チーとか、ボツとノイズが乗る、イヤですね。もしかして発振してたか?)

それと、今回気づいたが、221の基板に可変抵抗で出力レベル可変できる

ところがあるが、そこに固定抵抗1kΩ接続したままで、最小音量で聴いて

いた、外すと、音量が上がった。(今気づいた、良かったボリュウムの位置

も気にしなくて良い)

ようやく、221の本領発揮です。 音は、ほんと、221ワールドに引き込まれる

程です。やり替えてよかった。差動の方が面白い。音場が広く、音が迫ってくる。

細かいニュアンス表現なんか中毒性があるような気がします。

低域もほどほど出ています。

デジタルフィルターの関連で少しエコー的な要素も含まれますが、その雰囲気が

なんとも言えません。(下手するとXA5ESよりも出番が多いかも、くらいです。)

来週も台風が来るみたいですが、ご安全に・・・







CDP-XA5ES

2018-09-01 12:12:11 | コンパクトディスクプレイヤー

きたよー、久々の高額商品!!、端からオークション等でも諦めていた・・・

何気に立ち寄った、ワットマン。ジャンクコーナでなく、中古販売の方です。

これは・・・ まさか、XA5ES? 29800で売っている。本体以外は

ないが、美品の部類です。D/Aコンバータが差動で動作している。

ディスクが移動するピックアップ固定式、一台は手に入れたい。

といつも思っていた。 ちょうどその頃、会社の友人からCDPーX55ES

を譲っていただく交渉中に、鳴り物入りでストライクゾーンに滑り込み。

めったにない状況にXA5ESを先に購入させていただいた。

55ESは来月に回してもらった。(ごめんね、実は彼は両方所有していて

どちらか譲ってもらう約束だった)

目の前の奇跡を逃さぬよう、指差し確認、交渉よし!! ご安全に・・・

お店で試聴した際は、ヘッドホンで確認、AT社のW1000かな?

コードがなんと、布シース品!! エレガがか、これは・・・(懐かしゅうございます

DNー85R君とエレガのハイインピーで、テープを回していた頃を

思い出します。エレガは検音用だよね、脱線・・)なんとも、上品な音でした。

シャーシを指で上下させても、動作している。凄い、CDを見ると傷が

多数入っているが再生できるなんて・・・ 

大枚叩いた後・・・・ 

店員サン:「ちょっと、1枚では危ないかなー?」と2枚の透明なビニール袋に

入れてくれた。「危ないので注意してください」 ・・・・・・・ん・・・・

面倒なので、”ハイ”で脇に抱えて、2階の店舗から階段降りて帰った。

第一難関クリア。

結局、破れはしなかったが、もうヒヤヒヤもの。片手にトイレットペーパー

(ガチャピンとムックのやつ)片方には腕に食い込むビニール袋の握り部分、

イテー、エレベータホールで待っていると、若い娘さんから、何階ですかと?

助けてもらう。(有難い。ありがとね)

この筐体はサイドにラウンドが付いていて、もう不安定この上ない。

逆にラウンドがビニールを切り裂かなかったのかもしれない。

音は鳴っていたので、家で開梱。 ちょっとネジがゆるいか?

誰か開けた? でも、変ないじりは一切なし。

アンプ繋いで、試聴する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んな、音・・・・・!?

こんな音、初めて聞いた・・・ それはね、音が腐っている。

超ナローレンジ、見通しが全く利かない音、右の音量が小さい

当初は通電でマトモになるか?実施するが、その傾向は改善しない。

友人に音の傾向を聞いてみた。 高音が細身であるとのこと・・・

いやいや、そんなものではない。

まさかと思い、緑MUSEを疑う。D/Aコンバータ系の電源関連である。

”カレントパルスは電源が命”とのことだから、交換してみる。

緑MUSEはカッコイイのだが、これらの音とは到底思えない。

まずは、レギュレータあたりから、コンデンサの在庫がないもので、470μFを

取り付ける。大きすぎるが性がない。コレは表だからコレで済んでいる。

裏側もアクティブよ!! まじこの容量しか見当たらない。マトモな方は

やらないでしょう。

当初はそこまで、緑MUSEが腐ってるとは考えていなかった。

レンジは改善傾向だが、右の音量はやはり小さい。そこでD/Aコンバータ

の電源の100μF×4ケをいつものゴールドに交換する。

これは100μF63Vがあるので交換した。(アンプの残り部品)

ハイ、音量差はなくなりました。ブスバー付近もはんだクラックあり。

レギュレータの足にもありました。(よーく見ると、あるもんだね、ぐらぐら

はありませんでした。 それよりもかなりきれいな、フローはんだですが

スラッジが付着しておりました。炭化物なのできれいにしておきたい

ですね。だけど、あんな、太い銅のブスバーをフローはんだでやってみろと

言われたら、ここまでのレベルは難しいです。洗浄もきれいにやって

おられます。)

この機種はデジタルフィルターCXD8504M→D/AコンバータCXD2562Q

→カレントパルスD/AコンバータCXA8042Sの構成です。

前段のフラットパッケージ(CXD2562Q)のコンデンサはニチコンの茶色

いやつだが、まだ生きている。 が、緑MUSEは容量が20%ほど、押並べ

て低下している。

それが元でその他の小容量のMUSEも交換する羽目に・・・・

電源側にも緑MUSEがある。これも、当家の在庫で適当にチョイスしながら

交換、ニチコン黒を使ったので全体に馬力があります。

その他のコンデンサは、在庫の関係で100μFあたりがないので

大量にある470μF50Vを充てがったので、スペース的に問題あるが

基板の上下で対処した。

47μFが中央に1ケあるが、黒MUSEを充てがった。45MHzのクロック用の

電源でした。

なお、トランスポートは特に異常なことは起きておらず、そのまま。

ネット上では、変な音?表現をすると言われているが、コレが問題かもね。

時間が経つと緑MUSEは劣化がもろ音に影響されるのかね?

それとも、この個体の問題だろうか?

初めてAD712とOP27(DCサーボ)、カップリングコンデンサ排除の出力段を

味わっている。その電力供給は220μFのみであとは、ブスバーで供給して

いるが、OPアンプ付近にコンデンサが無いので、適当に33μFをOPアンプ

付近に設置した。大元の220μFの代わりに470μF50Vを充てがった。

それと、このAD712のパッケージがおしゃれです。抜き文字で格好いいね。

右側奥はOPアンプ系のフィルタと出力系があるが、追加したコンデンサが

見える。緑MUSEはオマケです。(再活用)

カップリングコンデンサがない分、何も足さない、何も引かない、DCサーボ

でさっぱりとデバイスの良さを活かしてくださいかな?

それにしてもそのデバイスの源は寂しくないかい? 

これらを施すと、そりゃ、XA5ESの名に恥じない、伸びやかで

響きのきれいな音を奏でます。最初から考えると、雲泥の差です。

それにしても、アンプみたいに筐体内の温度が上がるわけでもなし、電流が

過剰に流れるわけでもないのに、緑MUSEのみ、そこまで劣化するか?

疑問はある。

筐体内部はきれいなレイアウト、シンプルであるが剛性を維持して、分離されて

いるのがカッコイイです。ちなみ、トランスポートからダイレクトに光出力トランス

ポートに配線が伸びています。コレを変更してコアキシャルに変更可能かもね。

当初、宇多田ヒカルの初恋は、(傷が入りっぱなしだが)、小ぢんまりして、

バスドラが薄く、ボーカルやコーラスは艶や伸びが一切ない。音場も薄っ

ぺらかったが、交換した後はそれらを吹き飛ばすぐらいダイナミックです。

もう、ドッカン、どっかんです。 (→どんなんや・・・結構、驚くレベルの低音が

入っています。)

NOSとはまた違った世界観が感じ取れます。(あっ、これがメーカー普通

の系統か、邪道な当家の方針とは違うわなっ!!)

過去にCDP-X3000持ってましたが、なんとも薄っぺらい音でオモシロく

なかった。それは新品で購入したが最初から、寂しい音しか出てこなかった。

その当時のシステムも品粗であったが、どうも、低音が薄く、やはり、1ビットは

だめかと諦めていました。X33や、XA5ESなどはそれとは性格が異なります。

シャンペンゴールドのフロントパネルはやっぱ、いいわあー、

ゴールド信仰万歳!!、ああ、ご安全に・・・・



CD650その11

2018-07-16 11:59:34 | コンパクトディスクプレイヤー

この機種は後ろを振り返ると、結構初期から弄っている。TDA1541から

この最終局面では遂にTDA1541A−S1にまでなった。

そこで、クロックも共立のPLLキットに変更しよう!! ご安全にね・・・

共立のPLLキットへ変更、こちらは低ジッタの高精度クロックに仕上げる。

誠に有難い機能です。ディスクリートで組まれたマルツも味があります。

外部駆動すると面白い結果になります。

左が共立のPLLクロック、右がDEMリクロック

初期の実験機であるため、今までの悪足掻きを反映させたい。

・外部クロック系の電源を別電源にしたい。

・電源ケーブルの直出しをしたい。

昔からこの機種の電源ケーブルは戴けなかった。メガネコネクタはどうも

音質的に芳しくないと感じていた。いっその事、辞めてしまえ。

ここまで来たが、どうも音に落ち着かない。今まで、楽しんできたが、聴きこむと

何か足らないことに気づき始める・・・・

・電源ケーブルの直出し

メガネコネクターの受け側は非常に細いリード線で基板にはんだ付けされている。

ちなみにメガネのコネクターハウジングをご覧あれ・・・

ちょっと、思ったよりも引き出し部が華奢すぎる。

これを手元にあった、1.25スケアの平行線に変更する。

一般品であるがしっかりしている。スイッチの基板のパターンもスズメッキ線で

補助を入れた。1.25スケアの撚線をはんだ付けするので、スズメッキ線でまとめて

パターンとはんだ付けした。 

追試する場合は危険なので、ご注意ください。

基板のパターンに負荷がかかるので要注意です。(パターン剥離します。)

筐体が幸いにもプラスチックなのでバックパネルに穴開けて、そこにケーブルを

通してストッパ代わりにした。

その効果は、非常に大きい。中音域以下が安定する。これが足らなかった。

マイスター出力だとどうも低域の膨らみがどうも気に入らなかった。

現在は配線やオペアンプは外している。NOSーDACになっているので

ストレートな出力系にしたい。よってCD75クラスと同じ出力を使用している。

どうも、マイスター出力はシステムがショボいので、相性が良くない。(駄耳だしね)

そこで、そのオペアンプは、LME49720 CAN・TYPEどうかなと思っていたが

今回はハズレ無し、マジでいい音聞いた。細身の印象が強いが、なんてことない

素直に安定した音になっている。低音〜高音までバランスが良い。

使った甲斐があった。(コレは良い発見)

・外部クロック系の電源を別電源

PD8070から、電源とPLLクロック基板を移植した。(暇なときにまた直そう)

今までは、CD650の5V系の電源ラインから貰っていたが、余計な電力を

消費するので、あまり芳しくない。音に元気がなくなることを経験している。

また、クロック回路からの電力変化による影響が給電場所に戻ってゆくことも

考えられる。これも良くないですね。

トランスで適当にブリッジ整流して秋月の精密電源キットを用いて共立の

PLLクロックへ供給した。 

マイスター基板を外したいが、ディスプレイ基板へ電力供給しているので

そのまま残して、その手前にトランスを設置した。

ここで問題なのが、プレイヤー側とこの電源側で

交流ラインの極性が大きく音質に影響する。ホット側とコールド側の組み合わせ

音を聞きながら判断するしかない。ガラリと変わるので、要注意です。

それと、別電源にする際は、クロックの電源を入れ忘れると、どうなるか知ってる?

それはね、CDドライブが異常動作するの・・・・ オープンしようとするものなら、

ディスクが回転しながらトレイが出てきて、終いには、CDの表面に傷が入って

しまいます。ご用心を・・・ テストで別々の系統で電源供給していて、PLLクロック

に供給忘れたら、あら大変、宇多田ヒカルの初恋に傷入れてしまいました。

先日購入したが、はあ、とため息(このアルバムは面白い、最近お気に入り)

 こりゃなんだ、こりあんだー ぱくぱくぱくちー

  (みんなの歌かな? ぼくはくま も好き)

幸い、音飛びはない。

過去にCDドライブの異常動作した事を思い出しました。クロックがないと異常動作します。

以上の2点をすると、かなり、こんな音するのねって、感心します。

逆にLME49860を使用すると音のバランスが狂ってしょうがない。(低域が出すぎる)

これで、CD650は当分このままではないか?

TA-F333ESJと DM303の組み合わせで、非常にに通しがよい音となり、音楽を

楽しく聴けます

それではご安全に・・・ 来週も忙しくなるわ・・・

(電源ケーブルは早くやっとけばよかったなと今頃思っています。)

次に手を入れるとしたら、この柔軟な筐体を強固に固めたい。

ちょっと軟すぎる。