今週も面白くない、仕事をやっつけた。 フーである。
ご安全にね・・・・
少しずつ、レコードを買い漁っている。調布に中古レコード屋があるが品物は良心的で
安心できる。店主のおじさんもいい感じだ。(如何にも中古屋の店主って感じ、
どんなんや)ユーミン系を3枚購入した。 状態はジャケットもキレイで素敵である。
お小遣いが少ない私には、オフを活用する方が多い。ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
By YMO ジャケットはキレイで壁に飾られるくらいだ。1000円位したが買う価値は
ある。 赤い人民服と赤い星の人民帽が当時欲しかった。格好いいね。
高橋幸宏は、ウチのend君に似てる?!。
(小学5年からハマっている。ライディーンが小学校の運動会のときに流れて、
いた。その頃のお姉さん、お兄さん先生はフォーク真只中の世代。運動会に
中島みゆきや荒井由実、吉田拓郎は当然、かからない。(曲調が合わないか)
かかるとしたら、西条秀樹のヤングマン(三次の大スター、カッコよかった。)、
カーペンターズ シング かな←コレがかかってすごく気持ちのいい曲ダナー
と思った。
あとは定番の運動会ちゃんちゃか音楽か地域の民謡かな〜
運動音痴と集団行動が苦手な私には運動会はあまり好きでなかった。
だが、かかる曲が好きだった。カーペンターズは中学校のとき知った、当然ラジオだ。
当時は野外のテントの中でレコードをかけていたのかなー? トランペットスピーカは
大活躍、校庭のポプラの木に取り付けてあったような・・・、でも、当家にはレコード
文化はなかったのである。あるのはアイワのBCLモノラルラジカセのみであった。
ステレオラジカセは中学2年生のときにパイオニアのSK−550だ。レコードプレイヤー
は買わなかった・・・ソレはなぜか?それよりもソニーのTC−K666ESが欲しかった。
(コレは今思うと、買わなくてよかった・・・(買えてませんが) どこかのページで
中身見ると、やたらめったら、追加作業の跡が伺われる・・TC−K555ESの方が
完成度が高い。 親父と一緒に第一産業本店に行って、何が欲しいか?聞かれて、
TC−K666ESが欲しいと云うと、ソレは買えない、5万円で買えるラジカセなら
買ってくれると言ってくれた。それがSK−550だった。(ありがと!!)
当時レコードは一枚2800円でしょ、一ヶ月のお小遣い終了である。だから、エアチェ
ックしかなかった。)
YMOのレコードはお家に帰って、見てみると、A面はキレイなのだが、B面は小さな
擦れ傷が至るところとカビらしきものがあり、スクラッチ、パチパチノイズが多い。
コレは困った・・・・
と、云うことで、ネットで検索する。
どなたかのページで食器用洗剤と歯ブラシを使って、レーベルを水から保護して、
洗っている記事を見つけた。
それじゃあ、やってみるかー・・・・・
ビッグカメラのページ見ると、ソレ専用のレーベル保護治具が売っていると初めて
知った。私が見た方のものは自作されていて、味わいがありました。
問題は、レーベルを隠す程のオーリングが見つからかったので、数千円で入手した。
ナガオカのアクセサリーです。
それには、硬質スポンジ製立方体の真ん中にその治具がきっちりハマる穴が開い
ていた。ソレちょうどよく、治具を簡単にホールドしてくれる。
あの黒いスポンジのみでレコードの音溝部分は
宙に浮いている。
「レコード洗う事、できません、できません、レコードなんて洗えません。
でもぉー、 こうすれば!!」
レコードは洗えるんです。 まずパシャ、まずパシャ、
(ピタゴラなんちゃら)
それを固定台として、治具をチャッキングして、食器用洗剤(椰子の実のやつ)を
ビュッとレコードに垂らして、あとは柔らかく、細い毛足の歯ブラシでレコードの溝に
沿って、適度に水分を付けながら擦ってゆく。
椰子の実の洗剤を一吹き・・・
あの黒いスポンジの部分しか保持していないので、レコードに力をかけずに、
溝を軽く掃除してゆく、溝に沿って歯ブラシ移動はできないので、まあ適当に
回しながら掃除する。
歯ブラシでコシコシ、なるべく溝に沿って・・・・
てっ、できないです。あまり力を入れない。
レコードもたわむしね。
片面済むと裏側はこのスポンジのおかげで簡単に脱着できて、すぐにウラ面を
掃除することができる。
水分含ませて、洗剤を全面に広げてゆく。
さあ、いよいよ、水道水で洗剤と汚れを洗い流す。
その時は音溝に気泡が残るようであれば、水分が馴染んでいない。
ヌレ性が低下しているので、水道の蛇口に音溝が擦れないよう注意しながら、
水をまんべんなく、馴染ませてゆく。両面洗ったら、少し水分を振り落とします。
ちょうど、レーベル隠しの治具の止めねじ部の
ノブが掴むのにちょうどよい。
その後、洗濯済みのハンカチでレコードの音溝に沿って、水分を拭き取ります。
特別なものでなく、洗濯済みのハンカチで水気を拭き取る。
案外、繊維付きません。(目に付かないだけかも)
思った以上に繊維が残らず、キレイに拭き取れます。
やり過ぎに注意かな。
レコードのレーベル隠し治具を外しますが、その時は手の脂が盤面に乗らないように
注意しながら、外します。その際、レーベル隠しのオーリング部に水分が残っている
ので、再度、拭き取り、伊藤園のミネラル麦茶のダンボール箱でこの時期ならでは
のオイルヒーターで乾燥させます。
写真を貼り付けるの忘れてました。
当然、ヒーターのラジエーター部には穴を開けています。
昨日の夜、オイルヒーターの上で乾かしたら、いいじゃないの?
塗装や機器の水洗いした後にこの上でよく乾燥させています。
ダンボールの表面がレコードにあたらないようにと、レコードを保持する棒に
上側がダンボールの外側にあたる。次の空間はダンボール
に空けた、スリット部分がハマるところ。コレがあることで
このレコード留め棒はダンボールの内側で位置ずれがない。
位置規制ができるよに適当にワッシャーとボルトを瞬着で固定して、ダンボール箱の
中でレコードが適度な空間で乾燥できるようにしました。
レコードとの間は長めのボルトなどで間隔を稼ぐ。
更に平ワッシャーと長めのボルトを接着するともっと、
並行性が保たれると思う。
15分位で乾燥できるような気がします。それほど熱くなく、ゆったりとした上昇気流で
乾燥できるので、最適なーと思います。
只今、乾燥中です。程よい温度の上昇気流で優しく
乾燥できるかな? この程度だと、レコード盤も変形が
ないのでは? (と思った。このとき洗剤成分が残ると
どうなるか?時間が経たないとわからない)
問題点はたくさんある。
・レコード盤の音溝に洗剤や水分が残っている場合。
・オイルヒータの熱量と上昇気流で本当にどこまで乾燥できているか?
これらは、乾燥を15分位で取り外して、再生しますが、今の処、異常なことは
起きていない気がします。
まあ、これから数年後に不具合が起きる可能性があるかもしれません。
音はする前後で、音が滑らかになり、ノイズもほぼなくなります。(深い傷はだめね)
YMOのレコードは音溝の表層で止まっており、偶然にもノイズは未無です。
洗う前はカビかなー?って思っていましたが、擦れ傷の浅いやつで良かったです。
白くモヤモヤしたところがありましたが、これはホコリやカビの軽いやつでした。
オーテクのVM530で聴いておりますが、嫌な中高域の癖はオイルダンプの効能
で現れていない気がします。レコードを洗浄することでゆったりと聴くことができます。
このダンボール箱方式であれば、レコードを5枚位、乾燥できそうな気がします。
レコードがひっつかないように、ワッシャーや長いボルトを挟んだら間隔が維持
できていい気がします。
それでは、来週もご安全にね・・・・あー調子悪い・・・
追伸
ソリッド・ステート・サヴァイヴァーは洗浄後、非常に滑らかで音のバランスが
良いように思えます。
CDでは、低域の表現が固く、朗々と鳴らなかった印象があったのですが
結構、良い響きをします。細かい音も聞こえて面白いです。