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じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

CLD939 D/Aコンバータ化(ビットストリーム)

2023-01-15 00:28:30 | DAコンバータ
どもー、風邪ひいて、身も心も荒んでおります。
ご安全に・・・
ソニーの古のD/Aコンバータを修理して、あれや、これやで謎の山師チュー
ニングを行っていました。
外観がきれいですので、見栄えが映えます。
読み出しはCDR630で行っておりましたが、そういえば・・・
強烈なトランスポートがあると、記憶の奥底から滲んできました。
CLD939!! これだ・・、CDも元気に読みこんで、いい感じじゃんと
悦に入るが、読まないCDが現れてきた・・・ 来たー ピックアップの
限界です。調整しても、だめです。
嫌気が差してきたので、分解して、SAA7350(ビットストリーム)のD/Aコン
バータへ変更しようと、思いつく・・・(貧乏性が災いする)
L、R独立して、SAA7350が使われている。これは、面白いと思った。
他の方もCLD737で同様なことを行われているみたいだ。
(ウ○キでは、DAC7と書いてあったが・・違うと思いますよ。
 SAA7350とTDA1547と思いますが、CLD939にはTDA1547は、
 見当たりません。思わず、過去の自分の履歴見直しちゃった・・・
 CLD939です。もしかして、外れひいいた?この記事書いてるとき
 には、もうすでにパネルやバックパネルは捨てています。)
私もやっちゃおぅ!!(気軽にチャレンジ)
D/Aコンバータのオーディオ系基板は独立しております。
       ウラ面はこんな感じです。電源のコンデンサ
       は、いつものゴールドとブラックで構成。
       SAA7350GPは結構熱くなるので、
       ヒートシンクを貼り付けた。
       左側の配線がDAIからの信号線。
その基板には、デコーダ(CXD2500BQ)、オーバーサンプリング
(PD0116A)かな? D/Aコンバータ(SAA7350GP)、バッファー
(NJM5532+FET)出力で送り出す。
           写真貼り付けようと見てみると、分解前の物は無いことに
    気づいた。すでにアルミの底版に取り付けています。
    シールド線のものはデジタル系の電源に使用されています。
    奥はアナログオーディオ系カットコアトランス
    手前はデジタル系のEIトランス
LDがメイン(映像系)ですので、いろんなノイズ対策を施して、オーディオ
系のレベルを引き上げている。
CLD919(BBの20ビットだったかな)のときもそうだが、
オーディオ系は独立した電源をちゃんと用意している。(力が入っている)
CLD939には、オーディオのアナログ系のトランスはカットコアで
その他のものとは別となっています。デジタル系にしても当然、あの巨大な
LDを回すために強力な電源が用意されています。
       手前のトランジスタは本来、基板に倒れた
       状態で基板に放熱を行うように寝ていたが
       意外にトランジスタに黒いすすがついていたので
       熱くなると思ったので、ヒートシンクを貼り付けた。
       3ケあるうちの両脇はヒートシンクに貼り付けたが
       真ん中の1ケは、そのまま寝かしたままです。
       基板には銅箔のベタパターンになっていて、放熱
       に対して対処していました。
今回は、アルミ鋳物のベースとデジタル、アナログ系の電源回路基板と
D/Aコンバータのオーディオ系基板をそのまま利用します。
その他のものは、すべて破棄しました。
そこで注意することは、CDを読み込ますための回路基板とオーディオ系の
ミュート解除を制御する信号系の確認を行いながら単独で動作させる事、
電源系を活かしながら必要なコネクタ付きケーブルも再利用するので、
カットアンドトライしながら探りました。
       アナログ系のオーディオ基板の電源
       通常のデジタル系とは別で最短で電力供給
       は贅沢です。
とにかく、ビデオ系の高周波がオーディオ系に悪さしないように、注意深く
設計されているのでこれを利用しない手はありません。
オーディオ系アナログ電源のトランスから整流ダイオードへ渡すのに
シールド線を採用している。かなりの拘りを感じます。
だから、LD見てもきれいな音だなーと思っていた。
電源基板、オーディオ系の主要なコンデンサはすべて今どきのものに置き換え
ました。また、オーディオのデジタル処理系の電源はシリーズレギュレータ
7805、7905で両電源仕様になっていますが、元電圧がディスクリート
回路からオペアンプ用の±14Vから生成するのでそのドロップ分が熱として放射されます。
      この力量すごいです。 すでにコンデンサは
      交換済みです。LR独立でシンメトリカルで
      かっこいいです。
      上側にコ型の放熱シルードケース。
      7805,7905の放熱器の上面の形状はシールド
      ケースに接触させて放熱を促す。
そのため、7805,7905はものすごく熱を持ちます。
それを放射するために銅材(かな?)の放熱器を付けられていますが、
ただでも大きな筐体で所狭しと配置され、放熱に対する空間が稼げないので
鉄材の銅めっきのコの字型プレートへ熱を導いて放熱させる事に尽力されて
います。それと同時にそのプレートの下面には30cmのLDが高速回転
していますので振動対策としても有効に働いていると思われます。
さて? CDの信号を送り込むためにはDAIが必要となってくる。
PD0052を用いて、オーバーサンプリングへ送り込もうとして、以前の
買い置きでがあったと思っていたが、見つからず・・・・
もしかすると、CS8412が使えるかもと、TDA1541A用の中華の
DAIが残っていたので、検討してみた。
       この白いボードを3年位放置していた。
       ちなみにディップスイッチは上記の設定で
       信号を受け付けます。
PD0116AのDATA,BCLK,LRCK,XTI(16.9344MHz 384fs)入力につなぐ
ことにした。以前はそこのところに共立のPLLクロックをつないでいたが
DAS-702ESに使用したので元のクリスタル仕様に戻した。
いずれは共立のクロックに戻したい。(いまは、共立に在庫がないので
いづれ購入しよう)
中華のDAIはTDA1541を駆動しようと一番最初に購入したもので、
アリババで難儀した。いざ使おうとしたが、説明書がないことや信号線の
呼び名がバラバラで混乱していた時期なので使用を中止していた。
今改めて、確認すると相変わらず回路図はないが、実態図で信号の入力や
機能説明がしてあるページがあったので、それを元にして配線したら・・・
動いたよ。(良かった)何しろ、コアキシャルで入力するときは、トランス
を通して受け渡すように用意されていたので、それを利用した。
CXD2500から接続されている箇所を確認しながら、抵抗を通して
信号をPD0116へ受け渡した。
動いたのは良かったが、PD0116の電源強化をしているときに、
間違えてプラスマイナスの極性を間違えて接続したものだから、あれ?
今さっきまで、DAIの信号入力のインジケータの赤や緑が点灯しない?
あれ? ん? ちょっと、半導体の焼ける匂いが少しした・・・
ようやく、その異常に気づいて、テスターで電圧測る。(遅いよね、ちゃんと
確認しましょうね)この電源系は電源基板でディスクリートで組まれている。
回路図で確認して、テスターでトランジスタを確認すると?
ありゃ?電圧が確認できないトランジスタを発見。
おやぁ、やっちゃたよ、しかも、小さなモールドの2SA933これ持ってないよ
と諦めたが、そういえばこのトランジスタは映像系の基板にも多用されている
ので、部品取り用に回した基板から移植した。
一番イヤなのが、過電圧、異常ショートなどの故障時回避のためにヒューズ
抵抗などがたくさん使用されている。これらが切れると探し出すのが、
嫌になる。今回は電源部の特定のところだとわかったので良かったです。
中華半導体テスタで確認するとダイオードになっていました。
その他のところには影響はないものと思われます。
電源を投入すると、各基板の正常動作信号を受けて、主電源が入る仕様に
なっています。電源基板とオーディオ基板だけつないでも、電源すら入り
ません。(そりゃそうだよね、構成されている基板類がおかしかったら、
動かないようにする。フェールセーフですよね)
映像系やディスク回転系、表示や操作なども一切、基板がありませんから。
回路図で探りながら、カットアンドトライです。
2〜3箇所くらい、ジャンパー線で所要のレベルを与えて騙した。
結構、大変だったのは、アルミ鋳造された底板ベースに基板を取り付ける
のが、大変だ。楽だったのは、唯一、トランス類がすでに設置してあるところ
それ以外は基本、サブシャーシに基板類が取り付けてあったので、底板には
基板は取り付けようとすると、大変です。
まず、平面がない・・・アルミ鋳造品なのでリブが走っている。
よって、平面のところは見つけにくいし、基板も30cmくらい平気で長く、
30mmくらいのスペーサーで要所要所を浮かして固定した。
        全貌はこれです。贅沢ですね。
そのこともあり、基板のウラ面に空間が生まれているので、コンデンサを
気にせず取り付けることができた。(同じものがないし、電圧、容量を
満足させるためには、大きさは選べない、結構、かさばる)
そこで、悩みごとが・・・ そう!!基板が2枚しか無いのだから、そのまま
の筐体を使用しては意味がありませんし、ベースはそのまま活かすのだから、
側面と天板を拵えなければなりません。
今大好きな、板材がアリます。それは、CDR630で使用した集合材です。
組み合わせの色合いがいいので、近所のホームセンターへ・・・
えぇーとぉ? 幅が45cmで90cmアレばいいなァ?
         接着が弱かったので、切断時に剥がれた。
         割れ目にちょっと接着剤を塗った。
         ほとんど入っていないが・・・
30cm、40cm ん? 45cmがない・・・しょうがないから、40cm幅
でいいかと、決める。ホームセンターのカットサービスで切ってもらった。
他の買い物をして、受け取ろうと行ってみると・・・
6cm✕40cmの板が切っている最中に割れてしまったらしい。
合板で、ないので特定の方向に割れやすい。(まあ、割れやすい方向がある)
40cm✕43cmの天板もそれと同じ箇所で集合材の接着不良箇所があった。
そりゃ割れるは・・・ 偶にあるんですよね、集合材の場合。
性がなく、組み立てたが、当初の計画から店で変更したので、帳尻を合わ
せる。割れた板をフロントパネルに持ってきて割れているところをそのまま
活かしてDAIのインジケータの点灯が漏れるようにした。
        わあ、幽霊写真になってしまった。
        暗めにしてやったら、露光時間が長く
        ブレブレです。これが割れてしまった箇所。
        それにしてもGRⅡノイズが少ない。
音の方は、非常に伸びやかで、音場感があります。低域は軽めですが、
輪郭ははっきりしており、バランスとして申し分ありません。
       一番下が今回のCLD939D/Aコンバータとなります。
       割れ目が見えます。
       真ん中はDVP-S7000はDAS-702ESとTDA1540(CD34)
       のD/Aコンバータへコアキシャルで接続。
       信号切り替えはDAS-702ESの入力で切り替え
       している。この機種はチャンネルごとに出力も
       用意されているので切り替えることができます。
       結構、凝った切り替え回路となっております。
       あいも変わらず、CDバッファーを利用しています。
       これを通すことで非常に濃厚な表現となります。
(好きな表現です)ビットストリームの良さが出ています。
CDR630も面白いですが、このSAA7350GPの音も良いです。
今では、CDR630のコアキシャル出力でCLD939のD/Aコンバータ
で楽しんでおります。
皆さん、それではご安全に・・・

おまけに余った板材でE2dシングルアンプのフロントに取り付けて
電源トランス側に重量が寄るので木の取っ手を付けました。
シルバーのアルミよりはいい感じです。
縦に割れやすいのでウラ面に以前のフロントのアルミ板を接着剤で
貼り付けています。
 










DAS-702ES

2023-01-01 17:23:57 | DAコンバータ
年を越し、あけましておめでとうございます。本年もいいことあるかなぁ?
(まあ、なんとかしましょう・・・)
それはそうと、昨年の12月初旬にお忍びで鬼怒川温泉へ行ったとさ。
(そりゃ、コロナ対策万全でね)いままで、行ったことのない温泉・・・
往く道中に謎の動物園(民家の奥まったところにひっそりとある、
しかし、この地域の皆さんの愛している感がヒシヒシと伝わる。
これはこれで良いです。駐車場になぞのマジンガーなんとかみたいな
ロボットが目を光らせ、おびき寄せている。(これは一見の価値あり)
流れるプールは釣り堀となっておりました。いい感じです。
ああっ、ほのぼのとしている。いじゃないか・・・)
ここのインターチェンジ方面に戻り、それでは、鬼怒川へと思い、
ナビを頼りに進んでゆくと、インターチェンジと鬼怒川の有料道路の分岐が
わかりにくく、思わず、高速に入る・・・ ありゃりゃ・・?
 ん? 後戻りしてる?
もうしょうがない、次のインターで降りる羽目に・・・
鬼怒川へは下道でゆこうと決定。走っているとなんと、青と黄色の看板が
目に入る。これはということで、寄ってみた。
当然ジャンクコーナーへ・・・出物あるかなー?
このシンプルなデザインは? おやぁ?ソニーのD/Aコンバーターでは
アーリませんか? これは懐かしい・・・ めったに出てこない一品です。
いままで、D/Aコンバータを(しかも、16ビットの古もの)直して、作って
今更ながら、楽しんでいる私には、これも、何かの縁と言わざる終えません。
ちょっと値が張ったが、いままで見たこと無い。
調べると、なんと、ソニーさんのDACの1番手。そりゃ、当時、高校生の
カタログ一辺倒のラジカセ坊主はそりゃ、
       相手にしない? されない、何もない・・・。
だけど、ミニコンポに傾倒しなくて良かったと思う。(パイオニアの
シャンペンゴールドのプライベートは好きでした、カタログがね・・・
あのデザインで標準コンポのミニ版でかわいい・・・なぎささんかわいいしね
あんな、お姉さんがいたら、もう最高だと思っていた、A780,F780,CT780
を修理したが、780シリーズはやっぱり中途半端、チューナーは上位機種
だが、アンプはA980いじってみたいな・・・それとA200ね、これらの回路は
ちょっとひねっているので曲者ですが)
ちょっと、横道に逸れるが、鬼怒川の目的の宿についたら、エントランスに
同じ宿泊する人たちの車が数珠つなぎ・・・ 宿側の指示に従ったが、運転手
はそのまま、車で待機することに・・どうするのか説明がないまま、なんか?
ワゴン車が一台来た途端、前の自家用車が動き出した、宿の指示は「前の車に
ついて行ってください。」えっ?見知らぬ方の車について行け?すでにもう
あたりは暗がりで道は初見、マジ?鬼怒川渡って、東武鬼怒川線を斜めに横断
という踏切!こりゃ、運転慣れてない人は大変だわ・・・
歩いたら10分くらいかかるところにどこかの従業員社宅の駐車場に停める・・
いやー、ものすごいアトラクション気分でした。
夕食会場もなんと、20人乗りの小型のバスに乗って数分のところで降ろされ
ゆう飯を食う。料理は満足です。(だけど、寒いわぁ・・・)
面白かった。鬼怒川を挟んだグランド(車を止めた付近)から花火が間近に
打ち上げられ、見れてきれいだった。
と、楽しみながら、702ESはどんなんかなー?どこが壊れてるのかな?
と、想いを巡らす・・・(よい、温泉旅行でした)
家に着いて、天板を外します。例によって、回路図を入手します。
(これないと、だめね)そこで初めて、D/AコンバータがPCM-53と知る。
マジかぁ?もしかしてこの小さな抵抗は?そう、ラダー抵抗でした。
普通のカーボン抵抗でいいのかな?ソニーのことだから、音ぎめで選択?
かなーと思う。同じ製造ロットだと、意外に抵抗値は安定してますよ。
どの程度かは、許容範囲によりますが・・・まあいいじゃない。
それにしても、この頃のソニーさんはLF356大好きね、アンプの音量
調節で電流変換してたり、サンプルホールドで使ってみたり、そりゃ
漏れ電流考えると確かに最適な選択です。
GICフィルターもオペアンプの塊、ものすごい数となります。
抵抗も形状が大きく選別品の物も見受けられます。(これくらいの大きさが
私は弄りやすい、時代的にそれ相応で、高級路線まっしぐら)
ただ、これはどうかな?ってところあり・・・
その頃のソニーって、シリーズレギュレータの放熱は如何なものかな?
事例がたくさんあります。そのお陰で、高熱になり、部品の自滅が目立つ。
周辺部品への熱による劣化が激しい。最悪なのは、レギュレータのパッケージ
変色、そこまであっちいちいにして、なんになる?はんだクラックの生みの
親だし、最悪は基板を丸焦げに・・・電解コンデンサは容量低下なんともね。
それと、あの部品配置は最高級の証ではなく、昔気質の構造であること。
アルミの四角棒で強度をなんて書いてあるが、メンテナンス性を考慮よりも
一昔前の設計基準で作られている気がしてならない。その頃の一昔前の
チューナーの気がしてならない。あの支柱に基板を固定している。
底板のフォローがないため、しょうがないが・・・
あの支柱はホントは邪魔である。修理する人ならわかる・・・
結構、その当時のレギュレータはひどい扱いされている。トランジスタなどは
銅色に輝いたヒートシンクが充てがわられているのに、同じ熱を放熱する
レギュレータは意外に手を抜かれている。その証拠になぜにアナログ基板の
確か9Vと5Vのレギュレータは基板の部品実装面に取り付けなかったのか?
確かに実装密度は高くなっているが、実際に組み付けて基板上に出すと
発熱量が異常に大きく、それでやむ無しで基板に穴開けてアルミの支柱に
放熱させたのではないか? なおかつ、なぜにレギュレータを隣同士で
ほぼ隙間無しで並べたか?発熱するものを合わせてなぜ?
10✕15mm角のアルミ支柱に逃がすしているものだから、
熱いのなんのって!!この幅だとあのパッケージでは、接触していない
ところが生じる。
熱伝導良くないね。(稼働時のパッケジーは触れないほど熱いアルミ支柱も
離れたところでもかなり熱い。4角柱なので放熱は期待できない)
それじゃあ、しょうがないので、レギュレータは基板の取り付けピッチに
合わせられている。ケーブルで延長して取り付け位置を30mm離して、
熱源を2箇所に分ける。(わずかでもね)
    強引でしょ、これだけでも、熱は分散される。
     実際の支柱取り付け状態です。アルミの板を
     貼り付けようと考えたが、意外に底板との隙間がない。
     ウラ面にコンデンサ等取り付けるので邪魔者は
     最小限にしたい。     
なおかつ、アルミ支柱の幅に合わせてパッケージの方向を揃える。
おまじないでレギュレータの付け根付近にバイパスコンデンサと小さな電解
コンデンサを取り付けた。とりあえず、発振はしていないようだ。
レギュレータのパッケージも触れるくらいまでになる。
(互いに熱を煽り合ってどうさせようとしているのか?)
一時は支柱を太くしようとしたが、入手できなかったし、入れると、部品交換
ができなくなる。
(デカ目のコンデンサを追加するから・・・これも良くないが)
この回路図で注意事項は、レギュレータのピン配置が実物と異なる。
全部だ・・・まあ、見りゃわかるが・・(最初は目を疑ったシンボルのピン
配置を見て、だよなー、全くもう・・・焦るじゃないか)
普通の使い方だとまあいいが、サンプルホールドの前のCMOS4066の
スイッチ駆動のためにNJM78M20の入力に14Vかけて、センターピンに
は−14Vかけて5.7Vを生成しているところがある。これは特殊なので
要注意です。PCM−53の信号受け渡しにのためになってるんだろうな・・・
まじで、悩んだよ。(この時点では全く動作してないしね、精神状態最悪
です。)
動作しない。このフロントマスクで唯一、動作がわかる意思表示は
オペレーティングと44KHzの2つのみ・・・動かないのよー
ってな、訳で、入力信号から回路図見ながら、オシロで信号を追ってゆく・・
(これ結構、面白かったが、判らなかったら最悪だ)
そこで気づいたのは、2FSをフェーズコンパレータで監視しながら、
それを電圧に変換してチューナーの選局と同じようにバリキャップによる
周波数変換をしているところが感動モノです。
ここで、11.2896MHzを発生させている。
波形を眺めているとちょっと、変動があるように見える。
実は、このシールドケースに入ったVCO部が全く反応していない。
そこで、電圧制御(VT電圧が出ていない)していないことが判明した。
オペアンプかなーと、思ったが、まさかと思い・・・
このシールドケースを外した。
そこで基板のパターン面を見ると、やたら、めったら、至るところで、
はんだクラック発生。後で知るが、これにも樹脂封止法にも、パターン面を
樹脂封止したものと、していないものがあるみたいだ、私のものは後者の
パターンが見えるタイプだった。
    はんだ付けパターン面が出ているタイプ
    むちゃくちゃ、はんだクラック発生してた。
    はんだを弾く箇所があるので? アレっ・・・
    もしや・・・ と気づく。
そこで、最悪だったのは、はんだクラックではなく、封止樹脂からその成分が
染み出して、はんだクラックの箇所やそれらの部品リード線の表面などを
侵していることである。はんだが乗らなくなっている。
はんだごてあてると、化学系の匂いが発生し、はんだを弾く・・・
最悪である。
樹脂封止は熱安定や固定で用いられるが、樹脂が乗っていないパターン面と
部品実装面とで樹脂のありなしで、熱の発生や樹脂自体の時間経過による
形状変化を起こし、その内部歪によってはんだクラックが発生し、なおかつ
金属部品の表面を侵すことで、導通を阻害する。
はじめは、電解コンデンサの液漏れが元かなと思ったが、電解コンデンサでは
ない部分でも生じていた。
樹脂封止はよく考えないと、時間が経過すると碌な事がない。
封止材の樹脂は2液性のものが多いが、100%混ざり合うことはない。
大なり小なり未反応のものもあったり、時間による経年劣化によって、
2次的な物質を生み出すことも考えられる。(熱膨張しなければ、悪さしない
かもしれません、どんな、封止材でも時間が経てば収縮します。僅かですが)
そんなこともあり、VCOユニットは使用しないほうが良いと思った。
             テスト的にマルツのクロックモジュールに11.2896MHzの
    クリスタル付けて動作させると動くではありませんか!!
    VCOユニットよりも安定していると思います。
    VCOは、結構、揺らいでいます。
    だから、共立のクロックユニットでやれば、分解能や
    表現が向上する可能性大と感じた。
    (近頃、手首痛いんで、その関係で絶縁物といえば
     そう!そのセパレータです。カッコ悪)
    グランドラインも引き直しました。白色ケーブル
    製品は左の方のブスバーにはんだつけされますが、
    部品配置から考えるとヒートシンクのところが
    電力の供給元となるので、そこにグランドラインを接続。
この発振周波数は、11.2888MHzこれは、256fsなので、
共立さんのクロックモジュールで代用できないか?やってみた。そのために
3.3Vが必要なので、秋月のローノイズ電源を利用した。
クロックモジュールの出力は3.3V系であるが、VCOの出力先は、
74HC76なので、そのままでも構わない。

     最初はこのロジック部分のコンデンサは交換する気は
     なかったが、やらずにはいられなくなった。 
     意外に音が良かったので。
     あまり好きでない、赤いセラファイン。なぜかって?
     当時は味があったかもしれないが、時間が経つと
     音が腐っている。(失礼な・・・分解能が無い気がします
     液漏れも経験してるしね)
     いつもの金と黒のコンデンサと気分で0.1μFをICの
     パスコンを挿入した。
     右上がVCOユニットこれが死んでいるとは・・・
     (はんだクラックで、非導通がかなりあった)
元から付いているVCOも、音楽表現は良いが、当家で聞くと、どうも
団子状で少し、分解能がほしい気がする。それでも面白い表現をするので
これも、良い味である。
クロックモジュールへ入れ替えると、分解能が向上して音離れも非常に
よく聞こえる。
クロックモジュールを利用する際は、VCOの電源ラインをカットして
VCO出力をカットする。この場所にクロックモジュールの出力をつなげる。
これをすることで、ちゃんと意思表示してくれるのです。
毎度のオペアンプ交換ですが、GICフィルター部は最初の2ケは、AD712
出力側は、OPA604をデュアル基板に実装したものを充てがった。
    GICフィルター部 片側3連結 
    ソニー大好きの四角い低容量有極コンデンサはこの機種では
    ショートするものはないが、TA-86で痛い目にあったので
    なるべく排除した。
(特に理由はない、AD712が2ケ足らなくなったので、何気に見ると
 OPA604デュアル基板があったので差し込んだ)
この箇所をLME49720にすると、音が平板ぽくなったのでやめた。
(好きなものをチョイスしましょう)
サンプルホールド、実機のままで変更していません。
いいオペアンプですしね。
クロックモジュールへ変更するのも悪くありません。
     こんな事してりゃ、どうしようもないね。
     バカ丸出し。左側はシルミックが取り付けられている。
     この辺は出力段のソニーさんオリジナルのオペアンプユニット
     高級機に当時使われていた。シルミックは耐電圧の高い
     ものしか持っていないのでどうしても裏側に取り付けるしか無い。

     GICフィルター部へも小さな電解コンデンサをつける。
     電源ライン見間違えて、フィルター部のところに2.2μF
     付けたもんだから、ものすごいローパスフィルターに
     なったとさ。 驚いた、もごもごとしか音がしない。
     電源ラインと思ってはんだつけしたが、位置が違った。
左の電源基板はでかいコンデンサは持っていないので、そのまま、
セラファインを利用した。電源系のセラファインはそんなに悪さしない。
赤い低容量の電解コンデンサはあからさまに劣化が激しい。
交換すると音が全く違う。(ちがう銘柄のコンデンサだからってことも
あるが、劣化してる気がする。経験より)
右の基板がデジタル系だが、シールドケースの蓋はしていない。
また、ここのレギュレータもかなり熱を持ちます。
その周辺の赤色セラファインは被覆が下がっています。
なので、裏側にしたのだが、ヒートシンクにちょうどよいものがなく、
どうにか取り付けたが、天板が密着する形なるが、パッケージ単体よりは
放熱するでしょう。(空気対流は望めないが)
    エスプリが集まった。
    ちなみに上はTDA1540ノンオーバーサンプリング、
    スチューダのトランス出力回路付きでアンバランス出力
    にしている。
    14ビットですが、今でも十分通用すると思います。
    (当家では重箱の隅のことは気づきません。気持ちよく音楽が
     楽しめればそれで良し)
ヤマハのCDー1aのやつもスペースが空いたので置いてみようかね。
(これもドライブユニット死んで、D/Aコンバータとして使用
 ノンオーバーサンプリング、ソニーの積分型D/Aコンバータと
 9次くらいのローパスフィルターバッチリかけてあるもの、
これも味があります。)
なんだか、D/Aコンバータのジャンクヤードになってきたぞ・・・
まっ、本人が楽しければそれで良し・・・
今年もご安全に・・・・

NOS-DAC TDA1541 A見直し

2022-10-09 20:52:50 | DAコンバータ
今週も大変だった・・・、どうにか3連休になだれ込もう。 前回はCD34のNOS-DAC
に気を良くし、TDA1541AのNOS-DACのメンテを行ってみよう!!
と言うよりも、本来1541Aの方をいじくり始めたが、スチューダーD820のトランス
基板に力を注いでしまった。
それはね・・・ 実は・・・、久々に中身見てると、こうだっけ?って、思いながら、
TDA1541AS1(シングルクラウン)を外しちゃったんですね。 
これが悪夢の始まり・・・
この大きさのICソケット持ってなかったから、シングルラインのソケットピンで代用して
いた。 そう過去にも、マジックで1番ピンのところにマーキングしていたが、
外すときに確認しなかったのが悪い。
はい、1541A-S1を逆刺しにしてしまったんでスネ。 ありゃー、気づいたときは、
後の祭り・・・ 死んじゃった。 そんなことしてるから、CD880の1541A-S1を外す
羽目に・・・・ なんてこった。
(追伸:逆ざしても、なんか音らしきもの鳴ってましたよ←なんの役にもたたん情報)
NOS-DACで気がかりなことは、オーバーサンプリングしていないので22.05KHz
以上の不要な信号を垂れ流し放題である。実際にはレベルが低かったり、
その他の製品のフィルターなどで適当に濾されてる? 筒抜けかもしれないが・・・。
出ないことに越したことはない。デジタル技術から考えると、演算処理で潰して
しまえ、アナログフィルタでは急峻に落とすことが難しいから、オーバーサンプリング
で効率よくキレイにしましょ。 
確かに合理的だが、サンプリング周波数や次数を増やすとなんか?
可聴域の音が不自然に感じてしまう。(プラシーボかもしれないが)
NOS-DACを試したことのない人にはわからないかもしれません。
駄耳で、しょぼいシステムだと、判断基準が見失われやすい。
私のシステムもそれに当てはまる。
    CDプレイヤーからのコアキシャルの受けは、デジタルトランスで
    受けています。確かMJの柴崎氏の記事から、海神無線さんで
    扱っているやつ。オシロで見てると多少エッジがシュッとしていたような?
    ナシとアルとで音質が違う。・・・デジタルでも波形の形で
    情報が異なるのか?(言われりゃ、そうだが、不要輻射の影響を
    受けるのか?)
NOS-DACの出力に小型のトランスを入れたいと思ったのも、フィルター以外で
適度に不要信号が落ちてくれればなと考えたからです。
あとは、信号トランスのインピーダンス変換とその音色を楽しみたいと思っていた。
そう言えば、 ぺるけさん ところで小型トランスの駆動方法解説してあったと
思ったので、久々に覗いてみた。(ちょっと驚いたが、快方に向かわれる事を望みます)
当家のかんたんなオペアンプ出力とトランスのプライマリ側に電解コンデンサと
抵抗で整合をとって、セカンダリー側にパラレルで抵抗をつないで音を確認しな
がら変更していった経緯がある。
ぺるけさん のところではマイクロインダクタ 2.2mHあたりと数百Ωの抵抗を
トランスのプライマリ側に入れてあった。
マイクロインダクタを入れてないことに気づいて、入れて、抵抗も同様に入れてみた。
すると、どうであろう? 無茶苦茶な音になってしまった。(表現できない?
妙に中域が遠くの方で鳴っている。)
トランス巻線の接地側に電解コンデンサを入れてようやく、まともに音が鳴った。
電解コンデンサも470μFではなく、以前から22μFを入れていた。
これをシルミックの25V10μFが手元にあったので、変更すると、いい感じで鳴るけど、
耐電圧アップするとどうなるか試したくなった。100V10μFへ変更すると、
音がなめらかに変化した。同じ容量でも耐電圧が変わると音質も変わる。
大きさ変わるから、インダクタンスやESRなどが変わるので音に出てくるのか?
インダクタンス入れることで、不要な帯域成分が多少減ったかもしれないが、
トランス駆動のオペアンプも楽になったのかな?(不要帯域が減るとクリアになる?)
音の出方が柔らかく、音場感が増した。
    タムラの信号用トランス 木で浮かせて、フェルトで
    柔らかく保持している。
ないよりあったほうが良いが、駆動方法にはカットアンドトライが必要だ。
   ぺるけ さん ところのマイクロインダクタと電解コンデンサ
   と抵抗  プライマリ側
ちなみにもとの回路は PC-WATCH 2004年のTDA1541A NOS-DACです。
ここにも、今気づいたが、小型トランス駆動回路も書いてあった。
ぺるけさんとはちょっと違うが、それに沿ってマイクロインダクタを入れると、
効果的に高調波を落としているのではと思われる。
記事を読んで2個イチって感じです。
    手前はTDA-1541A-S1(CD880のもの)、DEMクロックも変更
    DAIはCS8412 上は共立のクロック
いまどきこれやって、喜んでいる方も稀な方です。
    電源部はLDのCLD717だったか?いい感じに出力出てた。
そこで、小型信号トランスいじって、F特がゴロゴロ変わるって事を身を持って知る。
良いことです。それを思い返すと、プリアンプとパワーアンプの間にバランス伝送
を以前から行っている。送りは600Ωバランスでタムラの7K-600Ω(過去の記事
参照)それを、パワーアンプ側ではアンバランス変換を行っている。
昔は、無慈悲にコールド側をアースに落としていた。これも以前から良くないと
思いながらやっていた。実際、音はあまり良くない。出力が思うように得られない
、なおかつF特がゴロゴロ変わる。
そんな中、 かないまるさん の ホットとコールドに910Ωを入れてインピーダンス
を仲立ちしてくれるピンジャック!! これには目からウロコでした。
そこで、910Ωで実施したり、600Ωでターミネーションしたりしていたが、
それなり気の効果はあったが、なにせ、うちのシステムはジャンクのより集めです。
我が道を進むのはいいですが、もう少し中高域に透明感がほしいところ・・・
そこで、スピーカーをまともなものに変更する。(今年の3月だったか)
JBL L82CLASSIC 音? 買うとき聴いてないよ、店で聴いたかって?
聴いてないよ、そりゃ、デザインでオレンジのかわいいやつでいいでしょ!!
店で聴いても、店頭のアンプなんて家にはないよ・・・・ 相性合うわけ無いじゃん。
(出たよ、これだよ、いい加減な選択理由、なおかつ、清水の舞台からダイブ!!
ちょっと値段いいでしょっ。ええ、死ぬまで(人)使い倒しますよ。 スピーカー
スタンドもそりゃ純正でしょ、これに限る。どこまでいい加減だか )
オーディオって、ファッションでしょ、それ以外になにがある? 
それと自己満足な狂気じみた世界。(まあ、程々に、ご安全に・・・・)
NECのA-10Ⅳのデザイン好きだから、半導体アンプと真空管アンプの切替器を
整備しよう。
スピーカーはL82CLASSICを2台のアンプを切り替える。なおかつ、バランス信号も
切り替える。バランス伝送をパラル方法もあるが、インピーダンス整合取れないし
F特も変わっちゃ嫌よ。それなり気の分岐アンプを作るよりは、切り替えたほうが良い。
ロータリースイッチで信号層切り替えを行った。3接点4回路があったので、
センターはオフポジション(無音)とした。近頃はショーティングタイプがない(安価なも
の)ので、我慢するしかない。まあノイズが出なけりゃいいや
キャノンプラグはITT、ノイトリックをかき集める。昔はITTだったが、ノイトリックのほうが
作りやすい。デザインいいしね。小ねじがないのが良い。
RCAピンプラグはアンフェノールの金属ボディのもの、これもデザインが好き。
構造もしっかりしている。
よーし、アンバランス変換作るよって、部品集めるが、910Ωがないことに気づく。
しょがなく、390Ωと470Ωのシリーズで860Ωとした。
それくらい、ずれてもいいのでは? と思って、やってみた。
    有り合わせの抵抗でやってみた。かないまる さん のは
    910Ω1本だが、390Ωと470Ωのシリーズ
    アンフェノールのピンプラグだから内蔵できた。
    しかし、抵抗のはんだ付け箇所が災いして・・・・ 1日悩む
かないまる さん のところは電子バランスが多いのでは?、トランス式よりは、
F特変動は少ないのでは? 
そこで、860Ωやってみると、あら不思議、瓢箪から駒が出てきました。
中高域の音離れが良くなり、クリアな音質に様変わり・・・・
やってよかった。近距離で聴く音量で十分な音質で楽しめます。
バランスケーブルはカナレの一般的なものそりゃ、他のメーカーで高級なもの
ありますが、そこまで手が出ません。
A-10Ⅳもパワーアンプへ入力するのでは、なく、CD入力にアンバランス変換した
信号を入力します。これも、フラットアンプ部はJRC 8920へ変更しています。
それで整えた信号を鳴らします。これもキレイな音ね。
     A-10Ⅳのフラットアンプ部シングルラインオペアンプを
     DIP8ピンへ変更。これで好きなオペアンプに変更できる。
     JRC MUSE 8920
ここで、問題が発生した。アンバランス変換のピンプラグの内部で計4ケの抵抗が
入り込んでいます。それのはんだ付け部がボディー(アース)に落ちて、音量が
出たり出なかったり?超不安定になった。 A-10Ⅳでも真空管アンプでも
起きた。 両アンプともに故障したと思ってチェックしたがアンプ自体に問題は
ない。A-10Ⅳはボンネットを3回剥がして、動作確認した。 
前回、修理したときの動作を保っていた。(良かった)
スピーカーの切り替えはAC100Vの4回路リレー(オムロン)A-10Ⅳの電源連動
コンセントにそのリレーを繋げて、電源連動とした。
信号系は手動とした。
   リレーでスピーカーとアンプ2台接続して、切り替えている。

皆さん、天候が不安定なのでお大事に・・・・
それでは、本日もご安全に!!

   

CD34 NOS-DAC のその後。 いいこと思いついた。

2022-09-25 13:58:51 | DAコンバータ
まあ、計画的に台風は襲ってくる・・・ シルバーウイークは日本全国大変だった。
被災された方に、幸あらんことを祈りつつ。
2週間前に謎の目眩があって、会社で制御不能状態になって、床に倒れそうに
なった。ちょうど、ダンボールの端に座り込めたので、床に倒れなくてよかった。
近所の耳鼻咽喉科に行って、2週間後に診察に来てねって言われて、行ったが、
12番めくらいで1時間半後にようやく診察できることに・・・ 
そこまでは良かったが、台風15号の影響で天候は不安で、蒸し暑く、待合室は
冷房がかなり効いていた。
長袖のシャツを着ていたが、そこで体が冷えて風邪を引いてしまった。
先生には、症状を維持するには、一に体操、二に薬って言われて、また再発する
とのことで、また、1ヶ月の処方箋を頂いてしまった・・・ 良くなったが、再発が怖い。
制御不能にはもうなりたくない。体操を朝晩引き続き続ける。お昼も、ねって・・・
言われても、会社で寝転がるスペースがない・・・ 体操と薬でここまで来たので
最善を尽くそう・・・・・・。 再発したら最悪だ(あんな状態嫌だ)
まっ、とりあえずは、いつもの愚痴からスタートだ。(みんな、気をつけてね、ご安全に)
歳取ると、新たな健康不安定ワールド突入だ。(イッツぁ、ミラクル!!)
CD34の音って、なんか引き込まれてしまう。今はCDM−1はお釈迦だが、NOS-DAC
として、5年前に変更した。確かに良い音であったが、少し籠もり気味だが、
充実した中音が良いところ・・・・ で放置状態であった。
ふと、したことで、あることを思いつく、TDA1540のセパレート仕様でスチューダ
D820のトランス出力部をCD34NOS-DACにつないでしまえ〜・・・・・
CD34の筐体の元来ある基板設置部分はすでにD/Aコンバータ・出力部があり
その上にはDAI関連の基板が占領している。
D820トランス出力部は結構かさばる大きさである。それで小さな木箱に入れて
電源は別途ケースで運用していた。これが災いして、なかなか使い勝手の悪い
ものになってしまい、放置状態になっていた。
3連休の初日金曜日にDACを分解して入る場所を検討した結果、なんと、CDM−1
のドライブを外して、4箇所のゴムインシュレータのその留め場所がなんとピッタリと
はまり込み、それを利用できることが判明した。後ろは少し延長アングルが必要だが
横方向の位置はそのまま利用できて、ピッタリとはまり込んだ。

        これも、イッツァ・ミラクルである。
    すでにお気づきであろうか? エンニオ・モリコーネ
    の裏にはバッファーアンプが隠れている。
    苦肉の策である。以前の記事に載ってます。
ゴムのインシュレータも利用した。誰もやってないのでは・・・・・
(まあ、36年経っているから、誰かはやっているかも・・・・ D820のモニター
回路基板を入れる人はいたかなぁ〜?)
気分的には憧れのスチューダのA730のトランス出力回路とほぼ同じなので、
嬉しくてしょうがない。
しかも、バランスではなく、「かないまる」さん910Ωでターミネイトでアンバランス
変換!! いいじゃないですか。
     馬鹿でしょう!! そこまでして、トランス出力にしたい・・・
     呆れてしまう。D820の基板の裏側、バランスからアンバランス
     へ変換している。
                  ありあわせの抵抗で構成しているのでほぼ910Ωくらいです。
     いい加減でしょ。 いいじゃないそれくらい・・・
それと、このキッカケは、なんと、ついにCD880は天に召されたのでありました。
CDM−1MK2がCDを読み込まなくなって、アレヤコレヤいじっていると、コネクタ
間違えちゃった・・・・ 分解したことある人ならわかるが、ドライブと操作パネル
のコネクタ刺し間違えで、壊しちゃった・・・・ 操作基板との信号受け渡しが
連動せずに制御不能になった。
      すでに、TDA1541AS1は外されている。
      両面基板だから、外すの大変でした。
      壊れるかと思った。
      ちなみにコアキシャル出力のデジタルトランスは下中央
      74HC74は左上、コアキシャル出力端子は右のやや中央
      むちゃくちゃ離れている。回路図見てると一体どこに74HC74
      があるのか?探しちゃった。
しかし、やっぱり、TDA1541の音は捨てがたいものが
ある。ハイビット、1ビットとは違う、あの音が欲しくなる。その事もあり、SA-17-S1を
鳴かせるが、どうもハイビットの佇まいがどうも馴染めない。ピックアップには
手こずったがね・・・ これも当家の最高級である。
そこで、そうだ読み取り部にはソニーのXA5ESを復帰させることにした。
XA5ESは、デジタル出力はオプティカルのみである。
XA7ESはオプティカルとコアキシャルもあるみたいだ。 回路図に記載されている。
そこで、おしゃれなデジタルトランスを駆動させて伝送しよう!!(これだ)
いいところにCD880のデジタルトランスがあるではないか・・・・
      先にも書いたが、74HC74はここにはない・・・
      お気づきであろうか? 74HCT08である。
      (↑この言い回し、近頃、ヒットしてます。心霊写真なんかで
       よく、言われている。デジタルカメラでも映るのかな?
       あるかもね?ほんと?編集はだめね)
そのお手本はXA5ESのコアキシャルの回路である。
デジタルトランスは、お釈迦になったCD880のデジタルトランスである。
CD880はちょっと凝っていて、74HC74で巧妙にスイングしている。(オプティカル
も一緒)、XA5ESは74HCU04の2つのバッファーでトランスを駆動している。
適当な基板でチャカチャカと組み込んだ。
      ほーら、外す際に巻線外しちゃった。
      そりゃ必死に修理するは・・・・ 反対側も外れちゃった。
      それは悪知恵総動員で直します。
アーラ不思議、コアキシャルへ変身です。オプティカルはどうも苦手です。
      ちょっと、コンデンサがでかいが手持ちになかったので
      容量もちょっとだけおまけです。
      波形は?
      無音時はこんな信号が来ていた。
      Zoプローブで観測。
       曲が始まるとこうなる。
       なんか動いてる様子です。
このドライブも非常に貴重なドライブなので、ピックアップが逝かないことを祈ります。
近頃、墓までこのような機械は持ち込めないので、使って楽しむことを推し進めて
います。まだ、いっぱい、替わりのCDプレイヤーはある。使わなきゃこれは損!!
人生楽しもう。 ピックアップ由来の音の個性もあるかもしれないが、D/Aコンバータ
の付近(信号伝送も含めて)や、その出力回路の個性が効いてくる。
      XA5ESは、ドライブから直接デジタルアウトが出ている。
      よって、コアキシャルが出ている。個人が勝手に
      変更しています。(売り出す気はないのでこれでよし)
      ちょっとだけ、半丸ヤスリで広げた。
      うらは、こんな感じで取り付けてます。
      ついでに鬼門であるモータードライブのICは非常に
      熱を発するので・・・・
       微力ながら、放熱器を取り付けた。
       以前、CDP−X555ESXの修復時にエライことになっていた。
       過去の記事見てね。もう嫌だ・・・・   
久々にXA5ESのアナログ出力を聴く。
確かに私の家では少し低域が太く感じる。そこで、CDバッファーアンプのトレブルを
ちょっと高めに設定してスマートに聴く。
コンデンサ類も交換しまくりで、緑ミューズの劣化とは決別しており、、十分楽しめる。
他のページ(10年以上前の方々)では散々な印象をお持ちのようだ。

うちのシステムでは高域に色気がなく、駄耳なので、そう感じている。
CD34のアナログ系電源は±12Vである。D820の出力回路は±15Vで駆動している。
筐体2つは使いづらいので、どうにか±12Vで活かしたい。
シリーズレギュレータを使用されている。その回路側は47μFあたりの小さなもの。
そこら辺は、取り付ける場所もないので、常識から外れるが、回路基板側で多少
電解コンデンサを多少奢ってみた。
      CD34のD/Aコンバータとアナログ出力部の
      電源コネクタ付近にコンデンサを奢った。
      (プラシーボ効果あり え? なんだって?
       真に受けないこと、自己満足です。)
      ケーブルが飛んでおりますが、NOS仕様なので
      この裏側で・・・・
      この 基板でTDA1540を左右独立で信号を
      分けています。
       ちなみにこの番号で中華を検索
       今でも扱っているのでは?
       CD34ファンには涙モノです。
       使用方法は説明書がないので個人で推測します。
       大変だった・・・・ 
       もうお気づきだろうか? CD34その8くらいだろうか?
 
        DAI基板は、これを使っています。
        共立さんのものです。
       コンデンサをミックスです。
       いい加減でしょ、意味ないと思います。 おそらく・・・・
       容量は減している。
       実はこのコンデンサの間にトロイダルコアが
       フィルターとして入っています。  
       基板をぶった切ろうと思ったが、そんな危険なことやると
       寝た子を起こすと悪いこと起きるので、動作しているのであれば
       そのままにしておいたほうがよい。ケースに収まったしね。
効果は不明だが、低域の表現は上がったかな?
(プラシーボですね)音量を上げなくても、雰囲気よく鳴ってくれます。
(スピーカと真空管アンプの個性もそのうちですE2d(シーメンスGT管)のシングル
で初段のカソードにばっちりフィードバックかけています。)
TDA1540(14ビット)のNOSでA730のトランス出力回路で音を堪能できます。
(A730のサンプルフォールドやバッファーの音は不明ですが、いいんだろうな・・・)
なお、CD34の出力段の回路構成はそのままです。CD34たる所以なので、そのまま
保持です。 TDA1540のチャージコンデンサはチップのままです。
そこからも、味が滲み出ているのでは?
ただし、オペアンプはJRCの8920(MUSE)だったかな?(安い方)
5532も渋いですが、私はMUSEに夢を託した。ボーカルもホールトーンも
きれいに聞こえて楽しい。
       この8920以外に相性いいかも・・・・
       低域がスッキリして、音場がスッキリする。(のかな?私見)
       にしても、電源回路の基板が飛び出している。
       これは、昔からこういう仕様です。
      TDA1540 2ケ左右独立、いいじゃない!!
      下の4本は4倍オーバーサンプリング時の
      配線の残り、 毛が4本?
あいも、変わらず、馬鹿なことばかしやっている。
これで、マランツのSA-17-S1の出番が少なくなる。
     兎にも角にも、このCD34(NOS-DAC)の音も
                  現在でも十分通用する音だと思います。
     1ビットよりもこっちのほうが音楽が楽しく感じます。
     CDフォーマットをハイビット化しても、なんか?
                  キレイすぎる感は、いかがなものかと思います。
     まあ、駄耳で、しょぼいシステムなのでハイレゾ仕様は
     適合しないのでしょう・・・・・
     会社のとある先輩から、TDA1540をいじっていると言うと
     そんな昔のDACで今頃なんと奥ゆかしいとか言われちゃった。
     それはそれでいいのだが・・・・・(私には褒め言葉に聞こえた)
     このD820のトランス出力でNOSの高周波対策もかなり
     いいところになったので?
     これがあるとないとでは、音が違うことは確かである。
     タムラの小信号用トランス類でも十分その効果は
     確認できると思います。
次の記事には、TDA1541A S1のNOS-DACのアップデートをお送りする予定です。
これにも、笑って、泣ける出来事があります。(ハぁーもう、これだよ・・・・)
それでは、ご安全に・・・・

宇多田ヒカルのBADモードのCD聞きながら、書いていますが、いい感じで
分解能、音場、細かいニュアンスも楽しめています。
おもろい!!捨てたもんじゃない。




















CD1a もういい・・・・最終章!?

2021-07-24 10:29:04 | DAコンバータ
なんにもない、なんにもない、全くなんにもない・・・・ 
このフレーズ判る人は50代以上でしょうね。 ほんとに、仕事に疲れた。
そんな心境なるまで・・・・。ヤッてられない。
適度に気分転換を持ちましょう!! ご安全にね。
と言っても、家に帰りゃ、CD1aはどうも悪化の一歩を辿る・・・ 遂に終わりが来てし
まった。アイパターンは出てくれるのだが、1本ラインが足らない・・・ラインの鮮明度が
上がらず、モヤ付きが治らない。やっぱりだめか・・・ なぜか?フトラッキングの
オフセットがマイナス側に持ってゆかれる。トランジスタも あっちいちい で改善
しない。 オペアンプもJRCブランド大量購入、4558、4560結構な数使っている。
トラッキング系のオペアンプも異常に熱くなる。 音とび、永遠リピートと曲間がうまく
動作しない。 悪化の一途を辿る。
もういい・・・、OPH−31も少し分解したが、ホコリもなく、レーザーか?フォトダイオード
が逝かれてしまった?電流もそんなに悪い値ではないが、この初期のピックアップは
いろんな癖があってランク分けされている。それも混乱の元でもある。
遡ること、5年前くらいか? CD34のノンオーバーサンプリング、D/Aコンバータ化で
情報を集めている時に、とあるページに目が止まる。
CDP−701ESのD/Aコンバータ化(高速化事業部 殿、ベータま師匠 殿)に
憧れていた。
その時はTDA1541系だったのですが、DAIがどういうもので、ノンオーバーサンプリ
ングの概要だけでも勉強したかったので、何度も読んだね。
そんなこんなで、CD1aを入手した時も、いずれはピックアップ死んで、D/Aコンバータ
にするかと思っていた。
その時が来た。 さあ大変だ。高速化事業部殿のおっしゃるとおり、個人が楽しむ
ベースでそれを見ず知らずの人が売り出すのは、如何なものかと思う。
ソレが元で、回路図の公開はせずとの判断。 正しいと思うが、そこは頭のない私
にとっては、とっつきにくい面もあった。
すでに選択肢がない状態なので、今回、チャレンジしてみた。(足掛け1ヶ月悩む)
と同時に、ソフト的にマイコンに書き込んで対処するものもつい最近気づいて、
やろうとしたが、ハイテクなものはだめなので諦めた。
(賢い人はすぐに頭角を現す。順応性が良いのね、あたしゃだめね)
しかし、何分、古いDACにあうDAIをどれにするか? 問題だ。
そうこう考えていると、ビクターのアンプにそう言えば・・・YM3623Bがあったことを
思い出した。

おもしろいアンプだったが、制御用ICの不具合でどうも調子が良くなく
てこずった(かなり部品が燃えたね、ガツンとした音で爽やかでした)が特定の動作
モードで動作させていた。(いいんだよAB級で動作してても、A級は熱いぞー)
あのアンプはパワーアンプにボリューム直結のイメージがある。
もういい・・・、壊してしまえ・・・。
このサービスマニュアルを見ていると、同軸受け入れ回路が面白いので、そのまま
移植した。
知らない部品を初めて使うのはもう大変です。あとは前からそうだが、信号名の
呼称に悩む。YM3623Bの仕様書を見ながら、信号名と呼称を探るが、わからない。
そもそも、CD1aのサービスマニュアル、ネットにあるが、怪しいサイトに繋がりそう
なので、諦めて、有料のサイトからCD1のサービスマニュアルを購入した。
久々にPayPal使ったが、近頃はセキュリティが強化されているようだ。(多分安心)
見てびっくり、回路構成が全く違う。そりゃそうだが、D/Aコンバータなどの使用部品
は似通っているので、良い手がかりとなる。
しかし、CX890、CX20017の情報も断片的。
 CX20152なら、データシートがある。これがよい情報源となる。
ほぼ、同じような構成の兄弟だが、CD1ではCX890が使用され、信号系統も
ツェナーダイオードとプルダウン抵抗で構成され非常にややこしい。
CDP−701ESもそうである。CX20017がCD1aに使用されているので悩みごとが
増える。(701ESは前期:CX890 後期:CX20017が使用されている、
サプリメントも良い情報源となる。)
いったどうなってるねん? そこでその石の4番ピンが鍵を握る。(CD1aは最初から
4番ピンが使用されている、高速化事業部さんの記事がなければ意味不明でした)
YM3623Bの素性がわからないので、CX20152を動作させてみた。
そのテストでオーレックスのミニコンポ用CDプレイヤーを実験台とした。
そこで、信号線のクロックやパルスの周波数と信号名の呼称を限定させていった。
何分、学がないものですから、簡単なことにすぐ躓く、YM3623Bでは、
 BCO:2.8MHz(64fs これが曲者 ビットクロックアウトかなー)
 L/R:(fs:44.1KHz ラッチシグナルだってLchがLOW, RchがHIGH)
 WC:(2fs:88.2KHz ワードクロック) となる。
高速化事業部さんのDAI(TC9245)では、BCOが32fsなので、BCOのパルス数
とL/Rのパルス長が8パルス遅らせれば良いと書かれているが、どうにも?
帳尻が合わない。(ああ、オシロでパルス数、数えたさ) 64と32の違いに気がつく
のに数日必要だった。
結果、64だから、16パルス遅らせる事に気づく。そうすると、オシロで見ても、
74HC164の遅延波形が得られた。(ああ、コレも数えたさ)ハッキリ言って、HC164
は使ったことがなく、これも、あーでもない、こーでもないと、ロジックの教本見ながら、
動作を確認する。 
CD1のサービスマニュアルにその一部が載っているが当初、それを模倣したが、
上手く行かず、静寂だった・・・・。(何も足さない、何も引かない・・・⇒わからない!?)
あのまま、進んでいると、上手く行かないな・・・・ 
YM3623Bの仕様書読んでると、28ピンにデジタル信号を入力と書いてあったので
ダイレクトに接続すると、異常な信号の嵐だった・・・・
もしかすると、74HCU04で波形整形で整えて入力するのかな〜ぁ?
ビンゴでした。変なところにYMを基板に置いちゃったから、HUC04の置き場所に
苦労する。サンハヤトのICB-93だったからまだいいが・・・
   右奥がHCU04、その下がHC74 
  手前から 遅延のHC164 2ケ シンプルにNORとNANDを追加
   うらは、汚いよ、行きあたりばったりだったからね。
  オシロで波形確認して、なるべくリンキングを押さえた。(実際には回路が
  受けるので、どんな波形か不明だが)
CD1は、CX890だしね入力信号系をマイナス側へプルダウンさせ、ツェナーダイ
オードを使用している。
CD1aのCX20017への信号配線を開放していった。
  このときは、右から2番めの切断に気づかなかった・・・
  ちなみにレギュレータ7905は基板の裏で裏板へ放熱するように変更してます。
  この配線にたどり着くには、かなり、遠回りした。
その時はCDP−701ESの回路図が良いお手本となった。また、サービスマニュアルの
CX890⇒CX20017の変更マニュアルや高速化事業部さんのあの解説も方向性
を示してくれた。
 に、しても16パルス遅延の次にAPTR,APTLの信号をどう作り出すか?
これも4日悩んだ。これもお言葉どおりに作り出した。NOR,NANDゲートを
用いて作り出す。40H002と74HC00で対応した。手持ちになかったねん02がね。
それにしても、10:1プローブを使用しているせいか、オーバーシュートでノイズが
乗り放題。手元にあった180Ωを信号ラインに直列に入れて、ダンピング抵抗と
した。1Wのデカい抵抗しか無く、性がなく使用する。
継ぎ接ぎ回路基板となったが、どうにか動作するようになった。
半信半疑であるが、CD1aの2つのCX20017へCDP−701ESの信号順に回路で
生成した信号を順番に配線を行う。
    基板裏に追加回路付けられないので、表側で対応図る。
    右のCX−20017のグランドラインは苦肉の策です。
    右左の共通信号線はこの状態で引き回し、ピンへ直接はんだ付け。
    コレでも頑張りました。無秩序に回路規模が広がります。
    カオス状態ですが、とりあえず、セオリーに基づいて配線しました。
    (ほんとか? まあ、いいじゃないですか・・・)
サンプリングホールド回路への4053のスイッチング回路は同相で制御しており、
チャンネルごとに動作が異なるのであろう。そこまで見ていない。
ステレオ感があればいいじゃねーの?(半分投げやりです)
これは、お言葉どおり、74HC74で構成した、反転Q出力のみで配線した。
ディエンファシスはCD1aの場合、デジタル側基板(上面基板)から送られていること
がオペアンプの回路側から、回路概要を掴んで、信号を追ってみた。
CD1ではオペアンプの帰還部の高抵抗をリレーでオープンかショートさせることで
動作させている。 CD1aではトランジスタで制御させている。
CD1aの電源管理はデジタル系とアナログ系で電位レベルが異なるので、要注意。
デジタル系は少し浮いているのでは?(分離させている、どこかで繋がなきゃいけない
が、チョット注意が必要と思った。デジタルグランドからアナログ見ると、電位が異
なる。私の思い込みかもしれない。)
このトランジスタ回路もあれこれ、手が入れられている。
   CD1である、ディエンファシスのリレーがない。2SA1015と2SC1815
           で高抵抗を切り替えている。 リレー置く場所がなかったのかな?
今は、オープン状態で使用している。(ディエンファシス オン状態かな)
ミュートもCD1aでは、電源投入されると2秒後に解除となる。上のデジタル基板が
無くても、問題ないみたいだ。(電源系回路から信号貰っているのかな)
松下の12Vリレーは密閉型でないので、オムロンの有極性リレー237Pへ交換
した。 コイルの極性が逆で筐体が小さいので延長して挿し込むことができた。
ドキドキの通電であるが、はじめはクリスタルイヤフォンでリレーを外しといて、
ダイレクトに聞けるようにした。 なにかチイチキ、鳴っている。
おおこれは、確かに復調されている。他のチャンネルも鳴っている。
ようやく、動作しているようだ。
  ここに辿り着くまで、紆余曲折がたくさんあります。
CD1aの場合
 ・ロジックIC 4ケ 外しましょう。
 ・デジタル系の+5Vは、供給元でコントロール系とD/Aコンバータ系へ分岐
     しますので、パターンカットしてコントローラ(CX7934など)を切り離すと
  D/Aコンバータの右チャンネルも大事な4ピンも絶たれます・・・・
  およよ、です。D/Aコンバータ近くのジャンパ線も切って、供給元から飛ばします。
 ⇒これらをしないと、ノイズが乗り始めます。
 ・BCOの2.8MHzはダンピング抵抗を入れてあげてトゲが残らぬようにした。
  グランド線もちゃんとペアで配線してあげましょう。
 ・ブチブチ、ジャンパ線を切り離していたが、間違えて、サンプルホールドの切り替え
  信号も切っていた・・・・ とほほ。
  
   CX7934にヒートシンクが貼り付けてあるが、かなりの熱を放出する。
   なおかつ、入出力の信号系もオープンで変な行動しては困るので、
   電源の5Vを切り離した。が・・・・ 左チャンネルの4ピンがオープンに
   なってしまった。 無茶苦茶、遠回りしてます。
   回路図ないので、苦労します。(回路図おこせよな・・・ できない・・・むり)
ミューティングなのでデジタル信号来てからその動作してるのかなと、思ったが、
取越苦労であった。
   CX7934にヒートシンク付ける前、上の基板から信号こないからか?
   その他のCXファミリーICもかなり熱を持っているので、良くないと
   思い、5V切ると、4ピンの電位も絶たれるという、おまけ付き。
   いくら、CX7934は動作に関係ないとしても、あのパッケージを
   外してしまうと、もう後には引けないので、そのままとした。
   その代わり、CMOSとTTLを外した。この組み合わせは制限があるので
   ややこしい。なおかつ、CX20017もその片棒をかつぐ・・・
   (そういう時代だから性がない)
ここで、念願のトランスを筐体内に戻すことができる。なんたっても、デジタル制御
基板がないんだから、電力も抑えられ、発熱も押さえられるだろう。
筐体の上蓋もキレイに閉じることが出る。
音はどうかって?
そりゃもう、いい音ですよ。プラシーボ効果満点ですからね。
それを除けても、細かい音、音場、ステレオ感、など滑らかでいい感じです。
それにしても、積分型D/Aコンバータは良い音しますね。
TDA1541系と異なりますが、CX20017の方が好きかもしれません。
CX20152もいい音しますよ、オーレックスのもの分解状態だから、解体して
アナログフィルターのみ外して、今までのノンオーバーサンプリング機に
取り付けてみようかね。コレも楽しみです。
当家にはCX20152搭載機はCDP−102(ノンオーバーサンプリングずみ)
CDP−502ES(2倍オーバーサンプリング)ありますが
これらの共通点はやはり、滑らかな音の表現をする傾向があります。
CD1aのピックアップが死んでも、D/Aコンバータ(ヘッドフォン回路はそのまま
利用できます)として音楽をたしむことができます。
   デジタル入力は以前開けた、通風孔に取り付けた。
   ミューティングリレーは小型なオムロン237内側の4本のピンはそのまま
   基板に刺さるので楽です。
是非とも、チャレンジしてみてください。
先人のお言葉どおり、回路は公開いたしません。
間違ってたりしてね・・・・誤動作してたりしてね・・・・(見ても、当てになりません)
とりあえず、キレイなステレオ感あります。
長時間聴いても、片チャンネル消失とか、ノイズが混じるなど、発生していません。
(って事は、していたんです・・・・ 昨日の晩は、悩みの挙げ句、寝てしまえと、
 諦めて、日曜の6時半に起きて、あれこれいじって、どうにかオッケイです)
   この状態で動作しています。真っ暗です。
と、云うことで、私のページよりも、高速化事業部様のページをご参考ください。
コレで安心して、音楽に浸れます。

台風が来そうなので、ご安全に・・・ オリンピック、大丈夫か? コロナもね。