じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

CDP-337ESD NOS その2

2017-08-20 14:06:48 | コンパクトディスクプレイヤー

久々に想うとこあり、アキバへ放浪してきた。 部品購入がメインだが、海神無線さん

にお邪魔した。 其処にはご家族で微笑ましい雰囲気が場を和ませてくれます。

ニャンコ先生が増えておりました。(夏目友人帳です。大将ではないよ・・・

非常に好感が持てます。皆様お元気そうで何よりです。)

 その反面、アキバ全体に言えることですが、老舗の部品屋さんがテナントから

離れてゆく傾向に気づきます。需要や後継者の問題があるかもしれませんが、

ガード下の店舗も部品で埋もれていた店先からまばらな感じになっていました。

時代の流れなのですが、少し悲しい気分です。

千石通商も部品は地下に集約されていたし、こりはびっくり!!

(また、分散化が始まるか?それとも集約化?)

夏休みもあともう少しで終了!! それではご安全に・・・

このTDA1541の2ケ動作は一体どうなんだ? NOSにするにあたり、

DATAはそのまま4っのD/Aコンバータに分割?あれ?バランス動作じゃないんだ

と気づいて、出力を見ると互いTDAの出力を接続させてI/V変換されていた。

スタガード4D/Aコンバータの説明を探したが、意味から考えると千鳥配置(動作)

のコンバータ、互いの信号処理をずらして出力の電流を合成しているのかな?

当時の高級機DAS-R1の説明からするとそう思われ、回路図見たが337と全く

異なる(当然か・・・)337では、単なる2つのDACが同相で動作し、出力合成して

いるものと推測します。(説明が見つからない・・・)

その点、マランツのCD94MK2はほんとにバランス動作させて合成させていました。

それの優位性を問っても、財力がないのでコレくらいに・・・・・(高いね94MK2)

謎のクロックは共立さんのPLLで16.9344MHzで動作させます。

・水晶発信器とコンデンサ18PF2ケと1MΩを外します。

 →PLLの出力を74HCU04の 9ピンへHi を 7ピンへLo を接続します。

・CXD1125とCXD1144を切り離す。

 →CXD1125のR315,R313,R314を外します。 (LRCK、DATA、BCK)

・CXD1144とTDA1541を切り離す。

 CXD1144のR705,R704(LRCK系)、R702,R703(BCK系)、R701,R700(DATA系)

 のCXD1144側を外します。なお、TDA1541側は残しておきます。(入力抵抗として利用します)

さあ、接続です。 とその前にお約束のEIAJ →I2C変換回路をお忘れなく・・・・

海外のNOSの情熱ページをご参照ください。

 →LRCK:74HC164の

   1ピンへCXD1125のLRCKを接続

   8ピンへCXD1125のBCKを接続

  12ピンは、R705&R704の切り離した抵抗へ(TDA1541の各1ピンへ ここで分岐)

 →BCK:R702&R703はCXD1144から外した箇所を空中で接続し、其処へCXD1125のBCK

  出力を接続して各TDAへ送り込みます。

 →DATA:R701&R700はCXD1144から切り離したそれぞれにCXD1125のDATA出力を

  接続します。

みんな、CXD1144の方へ起立です。 ほんとであれば固定したほうが良いですが

まだ、テストするので空中配線です。その他の電極に触れぬように・・・

そういえば、海外のNOSへの情熱ページでは、抵抗やコイルはニッパーとかで

真っ二つに破壊されていたな・・・ ものすごい情熱を感じ取りました。

 (おいらにはできないっす。)

また、電源ですが、小さなトランスを本機の電源近くに設置し、DC5Vが出るようにして、

CXD1125付近で5V→3.3Vを作り出し、共立のPLLに供給し、74HC164へは5V

を供給します。

奥にアルミアングルで橋渡し、十分空間はあるのでお好きな方法で・・・

秋月のLM350の定電圧電源キットを利用しました。(良いキットですね)

回路基板側の全体像、共立のPLLキット、その上に秋月のUSB可変電源キット

これもかわいいキットです。ホントは同社の超ローノイズ電源キット欲しかった

のですが、以前行った時になかったもので、手頃な物を買ってみました。

(LEDの制限抵抗を変更することで5V以上の電圧入力に利用できます。

追記:それとね、R2の1.8kΩに1kΩを並列に接続してやれば10V入力して

6.3Vくらいまで可変できます。 キットなので自己責任でおねがいします。

何に使ったのでしょう・・・・)

ただし、ブレッドボード使用を前提にしたいるために固定する方法を考慮する

必要があります。 基板の空中放置となってしまいましたが、EIAJ →I2C変換の

74HC164が浮いていますがとりあえず、ケーブルにインシュロックで仮固定です。

この回路の注意ですが、簡易的な変換なので出力がLとR逆になりますので

確認してご利用ください。また、曲を選曲するとデータが出力に抜けてきますので

それを無視できる方は良いのですが、いやー気に入らない方へは、

http://www.lampizator.eu/Nonoversampling/NOS.html

のミュートリレーのパターンカットを行ってください。

私みたいに、プレイするとそのままの方には問題ありません。(曲間ノイズは出てきません)

 本当はDEMクロックをしたかったのですが、TDA1541へは対応できませんでした。

事前の情報不足でした。(可能なことも書いてあるページもあるのですが、今はギブアップ)

TDA1541Aにすれば問題ないかな?

どんな、音だって? それはね・・・・

透明感があり、爽やかで、細かな表現も聞き取れます。改造前に比べると、そこが異なります。

イイんじゃないでしょうか?

おまけに、オペアンプも変更、今回は5532が標準ですが、これも悪くないのですが、もうちょっと

可能性を見出したいので、いつも挫折しているMUSES8920を再登場、幾度となく試しているのですが

どうも、相性が良くない・・・・ 、今回はおそらく、相性が良いみたいです。

いままで。聴いていたMUSES8920の嫌なところが出てきません。いまはね・・・・

当然、オペアンプの足元には47μF(ホントは22μFくらいが良かったかな・・・)を

4ピンと8ピンの足に接続しました。ちょっと、離れてるんだよね。

それと当家では良くなかった事がある。

この御札のご利益なかったね・・・・この茶色のプレートは放熱?それとも??

黒い接着剤が溢れているのですが、実は後付けでコンデンサなどを固定する

ものと同じみたいです。はがすと其処には両面テープで固定されておりました。

剥がしてやったは・・・はっはっはー 実は剥がすと音がクリアになったんです。

まじか??? 8倍オーバーサンプリングでキンキンになった音をチューニング

するために貼ったのでは?(NOSにした際はものすごく音がこもっていた。

良くない音、失敗したという感じで驚いた。この情報をくれた方に感謝)

それと、DEM用の緑のセラミックコンデンサ470PFですが、コレもフィルム系

のコンデンサに交換したほうが良いです。当家は1000PFをシリーズ接続で

動作中です。 470PFがないのであり物で対処です。

コレを書き終わったら、デカップリングコンデンサの容量を上げてみようかね?

そういえば28ケも同じコンデンサ在ったかな? もしかして・・・・ ないかも

それでは、ご安全に・・・・ またお仕事が忙しくなります。

それを打ち消す楽しい物、今回のアキバで部品調達したので乗り越えましょうね・・

じゃないと、サラリーマンやってられないよネっ!!! 

キーワードは6111と2SK246です。






CDP-337ESD NOS その1

2017-08-17 22:31:31 | コンパクトディスクプレイヤー

あーあ、盆休み終わっちゃった。 木金休めば、あと土日につながるが

今後の事考えると、休めない・・・・・ 私が居る・・・ ご安全に・・・

オークションで落としてきた、CDP−337ESD、私一人だけが広島へ帰郷

している時にお家に届いた模様、在宅の奥様に通電確認を頼んだ。

梱包を解くのに大変だったみたい。 クソ重いとの返事が返ってきた。

そりゃそうだろうな12Kgぐらいあるからね・・・・ディスプレイやCDの回転

はしていることが判明した。

TDA1541の単体動作の音は体験していたので、TDA1541の2ケ使用の

ソニーさんが言う、スタガード4D/Aは一体どんなものなのか?気になっていた。

どこまでご利益があるのか?

何も手を加えていない状態では、確かにお上品でボーカル物は楽しいが、

何かキチンとしすぎる感がある。これは当家のシステムの関係もあるだろうが・・

もっとゆったり鳴ってくれてもいいかなって? 気がする・・・・

そうだ、NOSにしてしまえ・・・・・(あいも変わらず、短絡的です)

それは、PD−8070の時の欧州?欧米かな? のNOS愛好家のページ

http://www.lampizator.eu/Nonoversampling/NOS.html

ここのCDP-227ESDのNOS化を手本に頑張る。 

このページはかなり、アクロバティックな配線が見れます。

(人のこと言えませんが・・・・・だけど、感謝です。先人の方々へ感謝感謝)

今回は CXD1125→ CXD1044→ TDA1541 2ケ

の構成 CXD1044(8倍オーバーサンプリング)この音は綺麗すぎる

自分にはわざとらしく聞こえてしまう。 なんか、気が抜けない音と感じる。

しかし、上記のページを和訳すると、もう大変!! 英語が読めないので

しょうがないが、74HC164で EIAJ →I2S に変換することやDATA信号を

どうやって分岐させるのか?(実際はパラでTDAへ送るだけ)

CXD1044がどのようにしてTDA1541に送り出しているのか?

を探りながらの作業でした。

その際に337のサービスマニュアルを見ると、基準クロックが16MHzって書いてある。

部品リストにも16MHzの水晶発信器???? 44.1KHzだから16.9344MHzではないか?

また、227のマニュアルにはなんと!! 17MHzの表記あり、回路図中には16.9344MHz

って書いてある。同世代の機種なのに担当者が違うと、こうも違うか?

実際に測定してみた。

やはり、16.93343MHzん? ちょいずれかな?

ほーら、16.9344MHzじゃん。 ちょっと一安心、マジでどうしようか考えていた。

16MHzってどうするんだろうと、考えあぐねていた。

安心、ここで共立さんのPLLキット使える!!

しかも、337の水晶発信器はなぜか?その金属ボディーに布テープが巻いてある。

効果があるか? しらないが・・・ 謎のチューニング(ソニーさんあれは何?

よくソニー関係で固定用の布テープのような気がするのは私だけ?)

なぜに?隠す?こうするといいのかねー? はがすと・・・・・

そういえば、TDA1541の上にも何か貼ってある? お守りか・・・

それをはがすと音が良くなると書いてあるページあり。

ホーラ出てきた。18PFが容量抜けしていたのかね、1KHzもズレている。

これを共立のPLLキットに置き換えると、アーラ不思議、透明感が増して

音の分離が向上しました。

NOSでさえもこのクロックを交換しないと、音がぼやけてしょうがないです。

改悪としか感じられなかったので、16MHzだったらどうしようと悩んでおりました。

コレだけは交換しましょう。今日はもう夜が更けてきたのでこの辺りで・・・・

明日以降に配線について、書こうと思います。

(いまさら、こんな古い機種のNOSなんて、飽きてるよね、ふふふ)

それではご安全に・・・・ まだ、やること、あります。


PD-8070その5 NOS

2017-08-04 23:04:44 | コンパクトディスクプレイヤー

今日は大変な事が起きました。目覚ましラジオが6時半に鳴るのですが・・・

あれ?いつものパーソナリティーと違うなー? こんな企画もあったけな?

それにしても、いつものレディオファントムと違う?もう起きるか?と

洗面所に往く・・・ん? 妙に今日は暗いな、雨降ってる? それにしても

暗すぎる? と携帯に目をやると・・・・ 2時45分ん?

目覚ましみると6時45分 え? 遂に電波時計狂っている。こんなのは

初めてだ。地震が来るかな−??? 補正ボタン押しても電波の入感が低い

そのままにして、ホントの朝になっても4時間進んだままで補正が効いていない。

家に帰ってみると、補正されている。 まじか?? 電波も安定して入感。

はーい、PD-8070のNOS化してみましょう!!! 

問題点1、サービスマニュアルがない、問題点2、CXD1135はちと不思議なところあり

問題点3、CXD1088は基板の裏側に居る。

今回はCXD1135搭載の機種のサービスマニュアルから機能を観察、ブロック図しか

なかったが、これにもデジタルフィルターがあるみたいだが、PD-8070はCXD1088

で4倍オーバーサンプリングしているので、CXD1135側で殺していると推測する。

あとは、CXD1088 NOS で海外の偉大な先人のNOSへの熱い情熱を燃やす

ページに行き尽き、そこでCXD1088とTDA1541との接続の方法を確認する。

http://www.lampizator.eu/Nonoversampling/NOS.html#Sensational_breakthrough_application_of

CXD1088では、EIAJフォーマットとI2Sフォーマットの切り替えモードがあるが

基本はNOSなので、その前のCXD1135からの出力をTDA1541へ送り込むこと

になる。 検討用にCDP−333ESDが役に立った。CXD1125ーCXD1088ーTDA1541

の構成になっている。どうもCXD1125などはEIAJフォーマットでCXD1088に送っている

ので、74HC164の8ビットシフトレジスタ−を利用して、データを7ビットずらして

I2Sフォーマットに変換してTDAに送り込むみたいです。

PD−8070は CXD1135ー(PD-00026)-CXD1088ーTDA1541の構成です。

テスト動作中、点検口がないので大変、なおかつ電源がワイヤラッピング接続

なので外すわけにはいかず・・・

CXD1088の13,14,15ピンの入力をカットあくまでも、CXD1088への

入力をなくすこと。分岐しているものはそのままにすること。

DATA,BCLK,LRCKの3信号を処理します。前記のページの74HC164の配線に従う。

その際、TDA1541への入力は基板上の抵抗を利用する。CXD1088側を浮かして

74HC164の出力をつなげてあげる。TDA1541はTTLレベルの入力なので抵抗を

挟んで入力してあげると、ご機嫌に動作します。

また、CXD1088を活かしていないと16.9344MHzの基準クロックを周辺に送って

いるので切り離すことはできない。

CXD1088の35ピン:LRCK→TDA1541の1ピン 34ピンDATA→TDA1541の3ピン

33ピンBCLK→TDA1541の2ピンと4ピンに分岐となる。

最終的な配線です。

  紫色:TDA1541→R→3ピン 水色:TDA1541→R→2ピン+4ピン

フォーマット変換がなんとも不明であるが、やるしか無い。 簡易基板が手元

に在ったので使用した。

 恐る恐る、再生すると、透明感があり、ガッツがあり、NOSの音を楽しめる。

これは、見通しが良い音です。伸びやかで繊細です。

オーバーサンプリングされた音よりも格段に良い音がします。

あまり、人気のない機種PD−8070ですが、NOSにして我が家では

楽しく音楽が聴けます。(愛用されている方、すみません。)

CDP-227ESDやCDP-337ESDみたいに有名なものとは比較するとね・・・

(TDA1541の使い方が異なるが)

点検口が底面に無いので、基板を起こす形での改造作業となります。

半固定抵抗器など調整がズレないようお祈りしておきます。

 私は最後になって読み込まない状態になってしまった。CDが聞けなく

なっちゃった。あぶない、あぶない。

いまは少し補正を加えて動作するようになりました。(これもマニュアルが無いので

またもや、山師調整炸裂です。)フレキの半固定がわずかズレて大変でした。

ちょっと難易度が高くなりましたが、基板上の半固定の山師調整は疲れました。

それではご安全に・・・・