じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

CDP-102 NOS

2017-07-30 16:21:22 | コンパクトディスクプレイヤー

遊び部屋のエアコンが故障し、ネットで初めて注文した。 ちゃんと真空引きして乾燥

させてね、と祈る今日このごろです。 それではご安全に・・・

今回はソニーのCDプレイヤー CDP-102!! はじめてのチップ構成です。

前回まではゴールド化とオペアンプ関連が多かったですが、ついにNOSに

変更です。

CX23035(デジタル信号処理、CLVサーボ) 

 CX23034(デジタルフィルター) CX20152(積分型DAC)

の順に信号が流れてゆきます。

第2世代のプレイヤーなのでデジタルフィルターが別個にあるタイプです。

LRCK、BCLK、WCLK、DATAの4信号をCX23035からCX20152へ迂回させます。

その際ですが、パターンカットとなりますので、間違えてその他のパターンをカット

しないようにご注意、基板が柔らかいようなので要注意です。

パターンが簡単にはがれ、コテをあてると基材の粉が多かった。

ここから、肝心です。HiFi Engine のCDP-302ESのサービスマニュアルを手に

いれてください。

それともうひとつ、D/AコンバータCX20152のピンの名前に惑わさられないよう

ご注意ください。

(ちょっと、レジストに惑わされないよに、 11ピンにははんだ付けしない。触らない!!)

・パターンカット CX23034→19,20(分岐あり),21,22 この4本のピンは

独立させます。

あくまで、この4本のピンの延長上のところに下記のジャンパーを飛ばします。

・ジャンパー飛ばし CX23034→CX20152

 LRCK 5→7 WCLK 6→8&12 DATA 7→10 

 BCLK 8→9&74HCU04の3ピン(パターンを追ってゆけば解ります)

その他のピンはそのままにしておきます。

ケーブルの色がなくなったので同じ色で一部配線しています。紫は別信号です。

黄色は分岐させています。

NOSにするには、この変更を行えば変更できると思います。

また、兄弟機(兄貴:CDP-302ES)も全く同じ基板なので改造可能です。

音はどうだって? そりゃ、のびのびと鳴らしあげます。

2倍オーバーサンプリングよりもNOSで鳴らしたほうが、また一味違った

楽しみが増えますよ。

しかし、CDP-102は確かに、部品のグレードがCDP-302ESに比べたら違う

かもしれないが、回路基板は同じ、信号処理も同じ、このトランスポートも

リニア駆動で最高のコストパフォーマンスを誇ります。小さくて私は好きなデザインです。

今じゃ考えられない。贅沢です。 と言っても、当時でも10万は切ったとはいえ

高価ですね。とはいえ、302ESはマニア向け、102はシスコンの構成の一部

だから、CDをとにかく売り込みたかったんですね。

にしても、私は人気のない機種ばっかし手元に残ります。

それでは、楽しい音を気楽に楽しみましょう、ご安全に・・・・

次は8070にしようかね? CXD1088かな?





CD1Aその7

2017-07-26 23:26:20 | コンパクトディスクプレイヤー

あ~暑い、どうにかこの筐体を熱くさせたくない。MPUの3兄弟と下の階の

7905のレギュレータ、モノリス(フィルターモジュール)を冷やしたい。

音飛びが多くなると、筐体全体がかなり熱くなっている。 レーザーピックアップ

アルミダイキャストもかなり熱を持ち始めます。

最終手段発令!! ご安全に・・・・

前回までのノート用CPUクーラーから486系の?ペンティアム系の山洋

クーラーファンを引っ張り出してきた。

周りの空気もひっかき回せればなと考えた。

結構、周辺も効果がありました。

ついにリアパネルに風穴を開けてやったわ、はっはっはあー、方針は正面

から見た場合、見た目を損なわないようにする事、コレ重要!!

基板の上下も空気が通るように縦に開けてやったわ!!

トドメは、これじゃー 12V系のファン2ケを7V前後まで落として、回転数を

落として、風切音対策。

(ま、ゆっくり回っても僅かな、空気の流れができれば良い)

この世代のヤマハ製品はなぜか?リレーで電源の100V を切り替えている。

確か、自社製品をロジックコントロールで集中制御するために信号け渡して

いた気がする。

ヤマハのFMチューナーT-7(チューニングノブがモーターで回転し、電圧制御

でチューニングを行い、メモリー選局も可能)もそうだった。

ステレオシステムをヤマハ純正で揃えると100万以上かかるような気がする。

ファン系の電源はそのリレーに繋いで12Vのアダプターを制御して

電源オンで同時に空冷も開始できる。

ファンもケース内に閉じ込めた。その風穴も開けてやったわい、

味わいのある風穴となっております。

ほーほっほおー、あー決断力使った。(失敗した時、どうしよという、ジレンマ)

この機種も、2台目を手に入れる懐はありません。

その結果、非常に冷却効果があります。天板がほとんど熱くならない。

下の階のレギュレータは底板方向に取り付けて、その他の実機電源系と同じように

底板に熱を逃がす取り付けにした。(足をLの字にしてアルミ2t板にネジ取り付けした)

多少、ファンの音はするが、安定した再生を得ることができる。

古い機種は半導体などが熱くなる傾向がある。(最初からかもしれないが)

とにかく、熱を逃がす方法に注力した。

最終的にはこんな感じ、裏側はしょうがないね。コレで机の下に置いても

再生できる確率はかなり向上しました。 数時間連続稼働でもほぼ、

問題はありません。(もう限界です)

もう疲れるから、コレくらいにして、ご安全に・・・・




CD650その9 NOS

2017-07-23 22:48:08 | コンパクトディスクプレイヤー

私敗れて、なにもなし・・・ おう、今回も念願のCD880Jの夢破れたり、

ああ、いつまで経っても、手に入らない。縁が薄いと、想うこの頃です。

それでは、ご安全に、CD650でNOSを試してみましょう。

いままで、SAA7030,7220とTDA1541、1540の NOS−DACを

触ってきたので、多少は悪知恵は付いた。

SAA7220P/Aのパターンをカット

15ピン(分岐があるので這い回しをよく確認)、16ピン、18ピン

SAA7220P/Aの3ピン、2ピン、1ピンを上記の順番に配線

3ピンは15ピンのカットした先のテストランド等を利用してはんだ付け

して分岐させます。 

、そこまで良かったのですが!!!

再生すると、予言おしゃべり霊現象発生。うーん、先にデータが読み込まれ、音が出てくる。

また、サービスマニュアルを眺めると、SAA7220P/Aの中にMUSB(反転)でデータを

止めている機能があり。これがオーバーサンプリング時は効いているので、

綺麗な出だしとなる。

コレは困ったで、外国のCD40のNOSを試されている方が居られ、その方は

SAA7220P/A 23ピンと SAA7210の11ピンを接続せよとの文面を発見した。

SAA7210の11ピンはμA(MAB8441P)の25ピンに接続されているので、

ジャンパーチップが至るところにあるのでμA付近のジャンパーを剥がしておきます。

そこへ、SAA7220P/Aの23ピンをはんだ付けすると、SAA7210が代って信号を制御

してくれるので安心です。

先人のお知恵を拝借しています。(感謝いたします。)

ここは写真なし、あまりコネクタの抜き差しすると、もうそろそろどこか切れそうなので

半信半疑(失礼しました)でジャンパーを這わせて、基板固定終了です。

もしかすると、ロジックで制御するとも考えたり、ミュートリレー付けるか−などと

大変な方向に進むところでした。

確かにSAA7220P/Aのオーバーサンプリングの機能を使用していないので、それだけ

信号の出るタイミングは早くなる。そのため、おしゃべり現象が発生する。

本当にわずかの差ですが、すごいことですたい。

あと、前回から変更したことは、マイスター出力のコンデンサを220μFに戻した。

コレに戻すと、音が素直に爽やかな方向となって、良かった。

そこのオペアンプも交換できるようにソケット式にした。

今はOPA2134に変更した。

今まで、なにか?物足りないので、色んな事やったが、NOSで本当によくなった。

しかし、CD1aレベルまでには到達しませんが、音楽が本当に楽しく聴けるCD650と

なりました。 先人達の情報に本当に感謝感激です。

それではご安全に・・・・


CD34その8

2017-07-18 21:07:43 | コンパクトディスクプレイヤー

共立さんのCS8416のV5_B端子を5Vから3.3Vに自己責任で落として

使用していますが、本当に大丈夫かちょっと心配になってきた。 

いざという時のために、ご安全に・・・・

VL端子を3.3Vに落とすことになるのですが、ソレと一緒に74HCU04も

同時に落ちてしまいます。

あいも変わらず、手抜きして10:1プローブで見るとノコギリ波のように見えて

おりました。まあ10:1プローブだからしょうがないかと高を括っておりまし

たが、74HC系の電源電圧落とすと応答性が落ちるようなことを

以前、聞いたような・・・・ まさか、あんなノコギリ波で動作しているのも、

なんともねえ・・・ でZ0プローブを探しだし(もうなくしたんかい?)、あった!!。

を元にMCK、BCK波形を確認しました。 以前もあり物で作ったものですから

1/4Wの抵抗です。おそらく周波数が上がるとロスが増えると考えています。

MCK信号

BCK信号

ここにたどり着くまでに20Ωのチップ抵抗を通ってきていますが、電圧はぎり

確保されています。 とりあえずは、問題なく矩形波は来てる模様です。

おお、セーフ。ちなみにザイリンクスさんはCPLD(って言ううらしい使い慣

れなかったので、分類知らずFPGAとばかり・・・)XC9572XLの入力は

5Vトレランスとのこと、まあ、それに頼ることなく、受け渡せれば、

それに越したことはありません。

今回もいろいろなことがありましたが、どうにか安定して動作するようです。

CS8416+SAA7220+XC9572XLの組み合わせはあまりないかも

むしろ、CS8412がメジャーかもしれません。道理がわかっている人は

その当時の相性の良い物を適切に選び、こんなことはないかもね。

面倒だしね、本当に考えさせられました。(私が知らないだけです。)

ご安全に・・・・

 

 


CD1Aその6

2017-07-17 22:36:52 | コンパクトディスクプレイヤー

さあ、回を重ねてまいりました。 CD34はどうにか落ち着き、CD34の顔に

戻りました。回を重ねるということは、そう、大変なことになっております。

さあ、一息ついて、ご安全に・・・

中身もおかしな事になっております。MPUの3兄弟は熱い、

謎のヒシチューブ抵抗も熱い、この10年以上前に購入したCPUファン

調度良かったです。メカニズム関連のMPUの冷却のためにCPUファン

を取り付けた。二次的にその気流が(量は僅かだが)ヒシチューブを冷やします。

(冷やしていいかわからないが・・・まいいか)この筐体内に気流の

流れは殆ど無いが、周囲の熱をわずかでも気流の流れで対処できるかな?

(ほんとであれば横に穴開ければよいが、サブシャーシまであり、穴あけが

大変、閉鎖空間だし、意味ないかも)

だけど、少しは放熱に貢献している。このMPU類が天板を煽ることが

軽減されている。一番距離が近いしね。(そりゃ煽るよね)

アナログ系の電源部、トランジスタもムチャ熱い!!

お引越しされました。それはね・・・・・ ここも、ちょうどレーザーの電流回路

の真下にあたり、常に煽られております。

もう何もかも熱い、よって、天板外したら安定する。(条件:冷房を利かすこと)

机の下にCD1aを置くと音飛びが始まる。 うっ!!

コレをなるべく無くしたい。置くところ無いじゃんね、作業机を占領されると

困ります。

外観はそのままに、そう、書面から見たらね、後ろは知らんよ。

電源基板は10mmのスペーサーで嵩上げして、底板からの対流をアップ

どこまで効くか不明だが・・・・ 

(↓トランジスタはよう冷えるわ、ハンドパワー炸裂、ワイヤーカッターで

鉄板は辛いです。はい!!)

うっきイーと発狂しそうなので、オシロでアイ・パターンを観測しながら

山師調整開始、リファレンス、オフセット、トラッキングゲイン・オフセット等を

波形と音の出方、CDの回転速度、選曲時のピックアップの動作音を

確認しながら実施、相変わらずサービスマニュアル無し。

(これはちゃんとしたサービスマニュアルを見ながら行ってください)

やり過ぎは、精神的に良くないです。アイ・パターンは2.1Vオフセット

乗せて、波高値を最大で4V以下に抑えたところが安全レベル。

波形のにじみも最小限に抑える。謎のキックレベルをいじり過ぎると

曲の頭が飛ぶので、程々に・・・・ 当然レーザーの電流値もモネ。

なるべくであれば、CD1aはCDが回転する様をそのまま残したい。

あのアルミ3mmの天板を閉めてもどうにか動作している。

冷却と山師調整でどうにかまた、動作している。

まだ魔法は解けてないようだ。 

(外人さんもさぞびっくりすることでしょう? 日本にもクレイジーな

奴も居るんですよ−)

音も重厚で癖になる音を奏でる。楽しく聴けます。

ただ心配事がひとつ、あのでかいローパスフィルターもかなり熱いです。

コレが壊れたら、CD1aの醍醐味が失われてしまう。無事に動いてくれ。

明日から、また仕事だ、頑張りましょうね、

それではご安全に・・・