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じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

CDP−502ES

2020-02-29 16:18:51 | コンパクトディスクプレイヤー

儂は、この国を憂いておる・・・・ なーんて、大逸れた事は言えないね。

それよりは自分(仕事)のことを憂いなさい。 と言われそうです。(うひゃー)

がんばりましょう。(月曜は楽したいので、ちょっと、手を入れまひょか・・・・。

忙しくてしょうがない)

     何事も指差し確認!!、右よし、左よし、ご安全に・・・

都市伝説はどこから来るのでしょう? 皆さん502ESでどのように

楽しまれているか? 情報を適当にググって、いましたら・・・

とあるページに・・・ 

     ホコリの絨毯です。 ウヒャー ここまでは・・・

     このときは気づいていない

フィルムコンデンサに赤い印がある、それらは極性管理

という、内容が書かれていた・・・・ 

    茶色いフィルムコンデンサに赤いマジックぽつ点

    某ページではオペアンプの並びにあるコンデンサ

    は逆向きでした。当家は手前にポツ点あり。

    ちなみにこの写真は49720に統一し、緑のバイポーラ

    MUSEに変更済みです。

うーん、ほんとかな? 実装時にちゃんと正規部品がつけられているか?

や、何か確認した跡と考えます。

(耐電圧の判りやすい表示だったりね。部品メーカーに製造ラインでの目印と

させたとかね・・・、判んないんですよね。電解コンデンサなんかマジック多いよね)

それらはGICフィルターを構成する部品類、容量の選別したのかな? 

そんな・・・  2倍オーバーサンプリングだから、気にしてやったかもね・・・

(イヤーそこまで・・・ そうだったら、ものすごいね)

当時の価格は15万円だから、気を使っているかも・・・・と訳の判らぬ妄想をする。

うーん、奥深い・・・・(俺がな〜。 カラーコード着色後の抵抗器に方向性は

ありません。実装後のLRチャンネルのカラーコードの方向合わせても、統一は

できないでしょう。 カラーコード着色時は左右なんか揃えることできません。

極性と言う概念は難しいと思いますよ。 トリミング時の方向が効くかもしれ

ないが確率は半分でしょうね。分けられる方は1ケづつ、検聴してみてください。

私には耐えれません。 ホントに判るのかしら?

 特定の同一箇所なら判別できるかも・・・(むずいかな?)

昨日、ナカミチのコンプリート本を購入しましたが、抵抗の方向を聞き分けられる

ものすごい技術者がいたとか・・・

この方はカラーコードは関係なく、ホントに音がわかったのでしょう。

と言うよりは、非常にデリケートな回路部分の特定の抵抗だったので

はないかと予想します。カセットデッキはほんとにアナログの高周波と低周波

集大成ですよね。

 むしろ、再はんだした事による、抵抗器のリード線めっき部とリード材質、

はんだ材による、再はんだつけで互いに溶融して、音質変化が起こったもの

と思います。まっ、全てのはんだ箇所を再はんだすると音質は変わるでしょうね、

良い悪いは運です。ケ◯ターが良いだの、昔のはんだ材が良いだの、言われて

おりますが、それらのはんだを構成している金属の純度、不純物の良いも

悪いも、ひっくるめて、音質として変わると思います。

現在流通しているはんだ材が安心です。(フラックスの性能は向上しています)

逆に古いはんだ材はフラックスやはんだ材の表面酸化物ではんだ付けが大変だと

思います。(フラックスの劣化(吸湿と変質)は問題あり、どす黒いはんだ材は以ての外)

人それぞれの好みの音は存在するでしょうがね・・・・

電気特性は変わらないでしょう。 昔のMJ誌に特集ありましたよね。

あの測定も難しい領域ですね。 部品類は全て材料・構造・メーカーが違い

ますから・・・ 最終的に人の感性があっての判断ですからねぇ。

私が好きなのはチョット多めに銀が入っていると嬉しいかな。チト高いが、

キレイな光沢大好き。ゴールドも好きだが、銀色もね・・・ 

光モノ・回転物、大好きぃ。 プラシーボ万歳!! 私のようなボンクラは

そこで遊ばなきゃ、人生、面白くも痒くもない。だから、オペアンプ交換すると

面白いかもね。 この機種で、某おフランスのフィルムコンデンサがあると

ありましたが、これは国内メーカー製です。あしからず・・・・

だけど、同機を入手され楽しまれている事自体は、こちらも大変、嬉しく思います。

だって、今時、だれも見向きしない機種で遊ぶって、寂しいよね。)

この機種で、気がついたことは・・・・ 

1、DACがCX20152 積分型のコンバータ

 この石で直接、クロックを発振させている。 うーん、ダイナミック。

 後はカタログ通り、それらを分岐させてゆく。

   銅のヒートシンクが凄い、よく冷えるでしょう・・・

   右手前がD/Aコンバータ、周波数も然程、

   ズレていませんでした。 交換前です。

2,サンプルホールドがオペアンプLF353を使用した回路

 oh!さすがに初期の構成ですね。 

     形状の雰囲気からは仏国ではあるが

     日本なんですね〜。ヒートシンクの中身は

     LF−353です。 TO220パッケージの筒は

     外したほうが腐食は止まる。しかし、電極に注意!!

     短絡しますよ。 後ろはグランドのブスバーです。 

3,ピックアップのリニアスケート機構、トレイの動作もリニア動作する。

 トレイを金属ワイヤーで引っ張って、金属棒に金属ブッシュを介して

 スケーティングするところは、カッコイイよね。 さすがBU-1です。

 当時の中高級機でソニー辺りがやっていた。(CDP−102、CDP−333ESD等)

 と言うよりは、その頃は798くらいが一番安い。 598はまだ出ていません。 

 他のメーカーはギヤー駆動の気がします。扉が開くか?それともドライブごと

 せせり出してくる。(ヤマハCD-1A、メリディアン?CDM-1メカに合わせて円弧を

 描きながらドライブが出てくる。これは凄い・・・・おしゃれ)

 ピックアップに至っては、リニアモータです。 よく考えられています。

4,この薄さにソニーのこだわりを感じます。

 デザインもあのカレンダと20ボタンがCDプレイヤーとしてのソニー

 の顔を作り上げた。 カッコイイよね。

 右下のプレイモードの透過型の四角いボタンがおしゃれです。

 これは、中高級機じゃないと付いていなかった。憧れたね。

   お部屋の温度は26.176℃です。結構俊敏に

   反応します。と言うよりはCDのプラスチックの温度を

   拾っています。

 今思うと、ホントに必要なのかしら・・・(今、触って思った。シングルモード

 になっていて、壊れたかと思った・・・)

5,この筐体構造は感動モノです。

 分解したことある人だとその感動を味わえます。流石に金が掛かってるわ。

 側面の板や電動ボリュームの留め方(真鍮材で切削加工)、

そのノブ(削りものでイモネジで固定)、

   この電動ボリュームのシールドは凄いです。

   むしろ、モータの振動?それとも信号系に対する

   気遣い?

 ただし、音声信号系の基板の固定方法は良くないかもね。

     お腹の部分のタワミ量が大きいです。

タワミます。 まっ通常は触らないから気にしなくても良いが

 部品交換のときはんだクラック誘発させるかもね。

    下に2ケ見えるネジ(上にも2ケ)で基板が固定されている。

    その間は基板をサポートしていない。

    オペアンプも豪華にNE5532P計6ケ使用している。

    リレーの上に見えるモータドライバみたいなパッケージが

    バッファー用の専用オペアンプです。

5,CD回転には、BSLモータを使用しています。

 うーん、贅沢です。カセットデッキと違って、チップの電解コンデンサを

 使用していないので、液漏れはありません。時代的にその後に

 頻発する。

この個体に出会ったのは、2週間前、近所のオフに某チューナーを探しに

行ったが、全くなし、で16号沿いのオフでKT−8000を買ったが、再度近所の

オフに寄った時に床に置いてあった。ギター好きな兄さんのテスト弾き中に

その兄さんのリュックがCDプレイヤー(当然、縦置きです)にもたれ掛かるように

置いてあった。傍から見ると、そのリュックを奪い取るかっこで、ソニーのCD

プレイヤーを持ち上げた。

兄さん目線では、なに、人のリュック触ってるねんと、一触即発であるが、

確実にその筐体を目掛けて手を伸ばし、事なきを得た。 (ふーアブねー)

そこではじめて、CDP−502ESであることが確認できた。

値段もお手頃です。案の定、トレイが動作しません。通電はできたとのこと。

コンデンサとピックアップがどうなっているか?かなり初期のモデルである

などのことが頭を過る。

外観もキレイそうなのでいいと思ったが、その日は手を出さなかった。

翌週、何気に502のことが気になってきた。(会社が面白くないから)

ちょっと、調べると、CDP−552ESDは、前モデル(502ES)に

デジタル出力、インシュレータとかのアクセサリー類が充実だ、とのこと。

502ESにデジタル出力基板とその出力ポートが付いているだけ

のように見えた。その分シンプルな状況である。

(今気づいたが、ESとESDの違いはDはデジタル出力の頭文字かしら?)

アナログ出力を楽しむ者にとっては、コレは好都合です。

水曜日に早々と仕事を切り上げて、閉店間際の近所のオフになだれ込む。

すでに、レジ付近の床には置かれていない・・・・。

貰われていったかと・・・・ジャンクヤードにゆくと、上段に502ESが待って

居て、くれていました。

即購入です。 家に持ち帰り、中を眺めると・・・

    手前のデジタル系はキレイですが、通風口のある

    アナログ系とドライブの機構部はホコリの絨毯です。

 ほこりが一杯です。

妙な弄くられ方はされていないようで、通電するとディスプレイが表示され

トレイは動きませんが、モータは動作しているようです。

速攻でベルトを交換しました。(もうそろそろ、千石さんでベルト類購入

して置かなければ・・・・ アキバは出禁中です。)

その時に不思議な光景が目に映ります。 なんか、2ピンのコネクタが

   これでも動作してました。 ホントに動作

   してるのだろうか? とりあえず元と思われる

   コネクタハウジングに挿す。 今の処問題ない。

   何があった?

ケーブルまとめ用途に使われている・・・ BU-1の基板にはそのコネクタが

ハマるであろう箇所もある。 怖いのでそのままにしておこう・・・

トレイの駆動箇所を掃除・注油して、電源投入!!

     ハンパないホコリの絨毯です。グリスは

     どうにか問題のないレベルです。チョット拭いたが。

     モータの軸受にわずか注油した。

ミュートの切り替え音が聞こえる。 

    ウム、感動デアル。(かなりいい線行ってます)

トレイのボタンを押すと、迫り出してくるトレイ。

    godspeed!!(チョット大げさ、最近気に入っているワード、

                   すぐ使いたがります)

CD入れると、なんと、TOC情報読み出しました。 再生ボタンおすと、ディスクが

回る回る。再生しているみたいです。

その音は? 鳴っているが・・・ 非常に団子状態で曇った、か細い音しか鳴らない。

コレは残念な状態です。 よく、エージングすれば目覚めると言われますが、

当時の音が出るかと? 考えると、ソレは別です。

      自信を持って言えます。 これだけは断言できます。

         一切、当時の音は知りません。

      買えるわけ無いじゃん。高校生のラジカセ野郎だ。

(だから、今でさえも、東芝のラジカセ弄って感激・感動している。いい音するわ〜、

その頃、FMfan買って、長岡鉄男のダイナミックテストで、もう長岡教どっぷりですわぁ。

元を辿ればSTEREO誌のスピーカー製作記事大好きでした。スワン作ればよかった。

箱型の折れ曲がりバックロードホーン作って、敢え無く撃沈、共鳴音が制御できなかった。

手引ノコで作ったので音漏れが多かったのでは? しかも、金がないものだから、FE-106Σ

のところをFEー103でケチったせいで、散々ですわぁ。 特性あやせんが、共鳴音だけが耳につく、

シンプルにバスレフで楽しんだほうがFE-103の良さが引き出せたかも・・・)

何しろ35年位経過しています。そりゃ、部品類は変化しているよ、特にケミカル系の

電解コンデンサは音質的に変化しているでしょう。だけども電気的に見ても問題ない

性能は出てくるでしょう。 が、音としては受け入れることは出来ません。 

即、コンデンサ交換とします。

この502ESは、大変作りがよく、そんなに熱の影響は受けておりません。

    デジタル系の電源だが、チョットこれは

    どうなんでしょう? 今は交換終了した。

筐体も熱の流れが確保されているので、良い傾向です。電源系の放熱もソニーパワー

炸裂です。銅のバーを銅のコ型曲げ材に装着している。さすがは10万円オーバー

の機種である。 滅多に私の手元に来ない。

電解コンデンサ系は金色とブラックのコンデンサを適当に散らせています。

特に深い意味はないが、こんなんかな〜って感じでチョイスした。

えげつない、光景が繰り広げられています。音声系信号は交換して、デジタル系は

大きなやつだけ交換した。

LF353のサンプルホールドは電源強化でブラックとパスコン付けた。

メタル管だよ、そこだけはソニーもツエナーで別電源としている。

それと気になったのが、TO220パッケージのトランジスタ類の金属フィンに接着剤で

ガラス繊維のチューブを被して、プラス電位が現れている箇所を保護してるみたいだが、

相も変わらず、サビを助長しています。全部剥がしちゃった。触らなければ良い。

GICフィルター系のオペアンプはテキサスのNE5532Pを贅沢に片側3ケ使用。

凄いが、ほとんど電源供給は基板中央の板型のタンタルコンデンサのみ・・・

たしかに固体式で性能も良いかもしれないが、外して、パスコンと22μF

で、後は適当に3.3μFを電源ピンに直付け、これだけでも結構、活気のある音に

     なんかいっぱい付いてますなー、(って、すでに他人事?)

     ホントいい加減です。

変貌します。見栄えは悪いが、アース母線張ってグランドブスバーに落とす。

その他は、頑張って欲しい箇所にパスコンを取り付けて、踏ん張っていただ

けるように取り付けました。

じつは、この時期はソニーさん結構、特殊な石を投入しています。フィルターの

後ろにはCX−20198というAFアンプを使用しています。 何故か複合IC的な

ものを送り込んでいる。ちょっとした小出力アンプという感じのパッケージです。

そこにも電解コンデンサをおまけしてあげました。そこにもタンタルコンデンサ

ありますが、色付けになるかなーと思って、敢えて、電解コンデンサね・・・・

ちょっと、悪足掻きもいいところだが、GICフィルターのオペアンプ郡の回路分けが

大変です。回路図を眺めるとフィルターがオペアンプ単体で2回路使用せず、

オペアンプ2ケで半分づつ跨いで使用している。 およよ・・・

サンプルホールドから来る信号とフィルター類の最後の回路が基板で端に

設置されているオペアンプとなる。 うーん、どうやって品種を替える?

悩んだ挙句、前記の端のオペアンプの品種を取り替えることにする。

ホントに中途半端となる。大丈夫かね?(不安はある。フィルタ構成の回路で

品種違うオペアンプがその動作を半分担う・・・ 問題あると思うが・・・・)

正規仕様:テキサス NE5532P 3ケ

 →ちょっと、塊になる傾向あり、シンバル等の小さな響き音はいい感じだが

  ちょっと篭もる音になる。

端のオペアンプのみ変更

 MUSE8820→しっとりとした音になる。ベース類やドラムの音離れあよく

 分解能が上がる。ドラムステックの乾いた音がキレイに聞こえる。

 歯切れがよい。ピアノの音も響きは良い。

LME49720→MUSE8820よりも高域の歯切れがよく、心地よい、ソレ以外の

 音域でも分解能はよく、音離れはよく、ピアノもボディから反響する音を

 キレイに聞かせてくれる。 よく、ピアノの音が塊として聞こえることがあるが

 そのようなことはない。

高域の表現が良さそうなオペアンプをチョイスしました。

ホントにこのやり方が良いかは?不明ですが、今の処、壊れていないので

大丈夫なのでしょう・・・・・恐らくね・・・(自信ない)

かと言って、JRCの5532DDは候補には上げなかった。逆に薄っぺらく

なるような気がします。音の濃度は確保しながら、しゃきっとさせたい。

木曜日閉店間際に川崎のサトー電気さんになだれ込んだ。(セーフ)

いっそのこと、オペアンプを揃えるために、LME49720をまとめ買いした。

5ケだけどね。ちょいと、割引あり。

全部、49720に変更すると、しゃきっとした音になった気がする。

もっと細身で淡麗系の音になるかなと思ったが、意外に芯があって、

分解能が上がり音場もいい感じに広がりを見せる。

それと、今回こだわった事がある。

バッファーのカップリングコンデンサを交換するとものすごく印象が異なる。

・エルナーセラファイン:47μF(正規)

 細身の音でデリケートな音であった。

・緑MUSEバイポーラ:100μF

 繊細さが失われ、低域の厚みが増す。すこし曖昧な印象。

・黒MUSE:33μFパラ接続で66μF

 繊細さは取り戻すが、ボーカルが引っ込んで面白くない。

 エージングすれば変化すると思う。チョット好きではない。

・緑MUSEバイポーラ:33μFパラ接続で66μF

 繊細さとダイナミックなところのバランスがよく、ボーカル等の

 中域の艶っぽさが好印象です。結構リアルですよ。

     ものすごく、不格好です。スペースがない。

    リレーも交換した。ミュートのリレーは有極性の場合は

    要注意です。マイナス電位で駆動しています。

    回路図見てね。エンファシスのリレーはプラス電位で

    駆動しています。

552ESDではこれらのオペアンプの表面に銅板が貼ってある。 

確かにかなり温度上昇はある。久々にLME49720の組み合わせで

違和感なく交換できた事は嬉しい。

もしかすると、CDP−102とCDP−302ESは兄弟だったりして・・・(確か)

そうすると、その世代が集まった我が家であります。

確かに、回路構成は全く異なります。

試聴のCDはPIANISM , THE MICHEL PETRUCCIANI TRIO

このジャケットも渋いよね、2曲めなんか大きな音から小さな音まで

結構、聞かせてくれます。

この音色を出すのであれば、ノンオーバーサンプリングしなくても

楽しめます。

ほんとに、音場感も自然で大雑多ではありません。積極的な音ではなく

自然に奏でていますよって、感じで朗々と聞かせてくれます。

当家のCDプレーヤーでもこのような表現するものはありません。

久々のアタリを引いた感じです。

    デザインも初代から考えると、シンプルに

    なっています。DIGITALの金色の文字は

    主張が小さくなってます。

    よく考えると、CDP−102と兄弟ですね。

この機種は置き方を適当にすると音質が崩れます。机に置いた時

音と、適当に雑誌の上に置いたときと違います。(こっちは音が面白

くない。非常に敏感です)

552ESDみたいにインシュレータなども強化したら面白い事ができそうです。

当ページも都市伝説を推し進めているかもしれませんので、皆様の

ご判断にお任せします。(プラシーボ感は満載で良いんです。)

ご安全に・・・・

 

   

 

 

 

 

 

 


CD Player2 その2

2019-11-23 13:14:45 | コンパクトディスクプレイヤー

あー久々に、都内のビッグサイトへ出張した。 仕事仲間から東京駅方面へは

どう行ったら?良いか? 聞いてると、ビッグサイトから都バスで行けるとの話。

コレは面白い。やってみた。 最新の水素バスに乗ってみたかったが、方面が違う

ようだ。久々に低床の都バスに乗った。金曜日の夕方だ雨が降っていて道が混んでいる。

東京丸の内まで行きたかったが、有楽町で降りて、緑色の電車に乗り換えて、某所へ

降りた。久しぶりだ15年以上前の面影はない。(昔は電車を乗り換えて某電気街へ

行っていた。改札やその周辺の風景が全く違う)雨が降っていて、非常に肌寒い。

閉店間際の某秋月へまっしぐら。その途中に呼び込みのコスプレしたおねさん達が

3mおきに立って呼び込む風景はゾッとする。

(これはおかしな事になっている、まっ好きな方はどうぞ、あたしゃ別にいい)

18:30が閉店なので、店員さんがもうそろそろ、閉店だってことを告げているので、

こっちも焦る。近頃の秋月は私の好きな、LME49860,49720,OPA2134などの

DIPタイプが売られていない。残念でたまらない。しょうがないが(失礼な)、

新日本無線のMUSE8920,8820, NSのLM6542LM4562、LME49860MAX(マックス

何だって、SOPタイプ、変換基板も買ったよ)、などを購入した。 

いまページ見るとOPA1652,ADA4075-2なども、SOPだとあるのね。次回挑戦だ。

これらを何に使うかって? そりゃ、今ホットなCDPlayer2だよ。

シグネティクスの5532Pなかなか、味わいのある音がしている。だけど、変わって欲しい

ところもある。 それは、・・・・

ちょっと、もっちりし過ぎている。ボーカルの輪郭がぼやけていて、ちょっとカッチ と

した感じが欲しい。高域の分解能も少し足してやると面白いと感じていた。

(だけど、シグネティクス5532Pの能力は相変わらず、王者の貫禄あり、

新日本無線の5532DDは、どうも、好きになれない・・・、なんでかね? 

依怙贔屓ではない。ほんとに思う。あくまでも5532同士の話ね)

オペアンプを買い足したのは、フィルター部分のものも変更してみたら? どうなる?

フィルターの効き具合、特に高域の減衰の仕方によって、雰囲気が変わると思う。

実は、下記のように組み合わせを替えてみた。

 3次ベッセルフィルター  コンバータ後と、出力のバッファー

1,    NE5532P                       NE5532P

     上記の通り、野生味があるが、もっちり感をクールにしたい。

2,       LM6542    LM4562                    LM6542    LM4562

   MUSEよりも中域の表現が良いが、霞がかかった感じ。曇り気味

   分解能がよくない

3,       MUSE8920                     MUSE8920 

   今時の音、ハイレゾって感じで、細身、音場の全体が見えるが、鳴ってる音が

   ポツンとして聞こえる。 

4,       MUSE8820                     MUSE8820 

   8920と似ているが、高域の爽やかさが曇る程度で、よく似た音。

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バッファーの良し悪しが判ったので、やっぱり、バッファーはNE5532Pで決めて

 3次ベッセルフィルター部を吟味する。(吟味だって、そんな大げさではないが・・)

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5,         LM6542       LM4562                 NE5532P 

   フィルター部もかなりキャラクターが出てくる。曇り気味、爽やかさがない。  

6,       MUSE8920                      NE5532P

   聞いた瞬間、コレだと思う。 音の切れ込み、高域のしなやかさ、

   低域のダイナミックさのバランスが良い。 

   トライアングルの響き (ミーシャのキスインザスカイ)

   ハンドクラップ、男性コーラスなどの表現が気持ちいい。

   (竹内まりや、ターンテーブル3枚め、当然まりやさんの歌声もね)

7,       MUSE8820                      NE5532P  

   8920と比べると高域が押さえ気味になって、爽やかさがない。

かなり、このCDプレイヤーの音は、様変わりしました。

その条件としては、オペアンプの直下に小さなコンデンサを付けることです。

今回は、手を抜いて、パスコンは付けていません。最初からフィルムコンが

ついてる所もあるかもね。(ここは適当、その電解コンデンサは、川崎サトーさんで

オマケに頂いた、ニチコンの一般品です。茶色いやつ、こいつらもいい仕事

してるよ。使い始めたら、グレードは変えないよ。 

おいらが、オーディオグレードばかし買っているから、テスト使用にこのおまけ

コンデンサ使って、て言われたが、そのまま使いますよ。

私はね、もったいないじゃん。使うところは考えるけどね。今回結構使った)

上原ひろみとエドマール・カスタネーダのハープがものすごく面白い。

ハープって面白い表現するのね。ジャケットもポップで面白い。

このCDをPD2000で聞くと、ハープが荒過ぎて、バランスが悪くなって

ピアノとの相性も悪くなる。別にバトルしてるわけじゃない。

ちょいと、手を入れたこの状態になると、面白く聴ける。

変えた所がもう一箇所ある。 それはアナログ系の電源の整流ダイオード

一般用 S5566B から 30D2(日本インタ)これは、ソニーのカセットデッキ

TC-K222ESAかな、取り外したもの。 かなり大型でリード線はものすごく

太い。コレに付け替えると、ガッツリした音のベースが完成します。

別に特別なダイオードではありません。取り付けはかなり考えないと

危険ですよ。(写真から想像しよう、事故が起きても知りません。)

このダイオードはパワーアンプにも使用例はある。 ソニーのカセットデッキ

で意外に使っていたりしてね。

ケースのダイオード付近はシリコンシートで絶縁を確保する。

右上の銅の基板サポーターはインピーダンス下げるためにやっているのかな?

鉄板に銅の材料を溶接するのは大変な作業です。

大変だろうにね、想像しちゃう。

それでは、寒くなりますが、ご安全に・・・ (また、風邪拾ってきちゃったかな、

どこまで、病弱やねん・・・ 困ったね。いまから寝ます。)



 

 

   


CD Player2

2019-11-16 17:47:55 | コンパクトディスクプレイヤー

あー疲れた、お仕事はどうにか、クリアできた。 神経が磨り減りそうだ。

まっ、金曜日は健康診断の為、お休みを頂いた。 やっぱり、胃のX線は大変だ

バリウムが厄介だった。レントゲン技師の人は陽気だが、装置で逆さにされる方は

気が気でない。 ひゃー だよ。

昼飯食って、平日のオフへ行ってみよう。なんか得した気分になる。

会社の検診よりも個人で受ける検診のほうがバリウムの出方が短期間

でよろしい・・・ シモネタで良くないが、

私の場合、最後の方になると、トイレの滝壺に、 ”ゴン” と比重の重い音が

出たらほぼ抜けている。 (固形化している。まさに発射である)

バリウム後の下剤の効きにご注意!! 多摩方面のオフで2回トイレへ

駆け込んだ・・・ 危ない・・・ ご安全に・・・ (よう効くわ・・)

前回のMB−4Sで低価格の機種で遊んだが、とある多摩のオフに1年以上

放置状態の同社のCD Player2が心残りであった。

D/Aコンバートの方法が面白そうだし、チェンジャーの機構も初代と同じ

みたいです。奥行きがあり、豪華そうに見えます。

この機種名を確認すると、中級機あたりになる。 

オフの店内テスト机で通電する前からトレイがふらーと開いてきた。

 おいおい、これは機構部壊されたか???

お客様にいたずらされたか? だが、電源は普通に投入可能。 これはよい。

MB−4SもそうだがErrが表示される。 蛍光管の表示は痩せていなく、キレイな

緑色である。訳わからんが、ゆっくりとトレイを押し込むと2度と開かなくなった。

あーあ、デアル。 すると、中でモータが空回りしている。 (ん、これは私に対して

頑張ってますよ。 だから、お家に連れて帰って。 いい仕事できますよ。って

心の中で響いた。 ジャンク品と対話できます。 ハイ) まっ、以前から欲し

かったんですがね、 ナカミチサウンドを体験しよう。

ほんとに放置プレーで1年間、よくぞ、いらっしゃいました、です。

しかも、壊されかけて・・・・ 初老の店員さん(失礼)も、

ジャンク品ですから返品はできません。」 1年の放置プレーなので

例のセロハンテープで貼られたタグは、何度か剥がれたみたいで、

セロハンテープの厚い層が残っていた。

すると、「これはキレイに剥がしておきましょう」と、丁寧に剥がしてくれた。

この方は、良い店員さんでした。信頼できる。 「シールを貼ります。」

との、良い判断である。

お店を後にする前に、温かいアップル紅茶を流し込んだ。 

バリウムよ固まらないでと祈りつつ・・・・。 

お家に到着後、早速、蓋を開ける。外観はほぼキレイ。

シンプルなデザインが良い。 以前、このシリーズのレシーバ持ってた。

好みは別れるが・・・、意外に音が良かったが、ボリューム類やスイッチにガリが

多発して、分解して処分した経緯あり。当時は修理しようとは思ってなかった。

Resiver2だったかな。(アキバで投げ売り状態だった。高架下の某店だ、今はない)

内部の状態は然程、稼働していない感じがある。

紙フェノール両面基板で銅箔で部品面をベタグランドで覆っている。

いい感じです。コンデンサも熱でやられていない。

機構部のトレイ類もあまり傷が少ないです。

チェンジャー機構は、MB−4Sより巨大だ。サービスマニュアル見ながら、分解する。

実は、どう分解すればよいか?頭をヒネるところがあった。

トレイを力強く、押し出す機構部のベルト交換法・・・ 

分解は途中までは往くのだが、一箇所だけ・・・・、

その樹脂ワッシャー外すと後が大変な気がして、それは外したくなかった。

みなさんも是非一度、チャレンジしてみてください。

そんなこんなで、ベルトの買い置きから大丈夫そうなやつを充てがう。

組み立てなおして、電源入れる。 すると、ピックアップ部の上下動作のベルトも

力がなく、途中で止まってしまった。 コレはマズイ・・・。

これも難なく、交換した。やはりこちらも形状が付いて、力が伝わらない。

同じ径であるが新品は正常に動作するようだ。

ピックアップもKSS−210でホコリもほとんど、ないが、とりあえず、

エタノールの染みた綿棒で掃除する。

レーザーも生きているのでは? と淡い予測を描く。

ちゃんと読み込む。ラッキーである。 

肝心の音は? 細かい音は再生されているようであるが(D/Aコンバータの威力か)

なんか、細く、表現が淡白である。 これがナカミチサウンド? って疑う。

そりゃ、以前、所有していた、ドラゴン(カセットデッキ)や682、LX等と比較して

はいけないが、物足らない。当初は回路部品を交換するつもりはなかったが、

とあるコンデンサを見ると、もしかして、劣化してる? と、思い起こすことがある。

それは、緑色のミューズの有極電解コンデンサである。 

当時の音はしらないが、20年以上前の代物、ソニーの同年代のCDPーX

555ES , XA5ES,などの時のようにオーディオ向けのコンデンサが劣化して、

音が腐っている感じが、拭えない。私だけであろうか? 

TA-F777ESも、かなり、交換して、ダイナミックかつ靭やかに鳴る。

一枚の基板であるが、コネクタを外して、はんだ面を拝むと・・・ やはり、はんだの

クラックは至るところで発生している。

   アナログ系の電源部、トランジスタの足にクラック入りまくり。

   通りでトランジスタ触るとふらつく。ヒートシンクが付いてい

   ないので、熱くなるのかな? はんだを多めに盛ってやった。

   ヒートシンクのほうが良かったかな? (買い損ねた)

(基板を触っているので、その歪も伝わって余計にクラックが生じているかもね。)

緑ミューズを全て、交換した。今回は4.7μF25Vが多量にいる。D/Aコンバータの

PCM1700の電源ラインに多用されている。いつもの川崎サトーさんへ土曜のお昼

に行く。 こんちわー って言うと、すぐにいつもは出てくるのだが、今日は居ないのかな?

って感じ、少し時間が経って、ゆっくりと現れる。 モノの移動で今週は腰がやられてしまった。

とのこと、お互い、歳の流れには逆らえない。 今週の月曜は風邪で休んだ私・・・

お店から帰る際に、また、風邪がぶり返して、パブロンを一服飲む。やっぱり寒気は

これか・・・、病弱です。

回路図見ながら、クロック部、D/Aコンバータ部、オペアンプ等のローカル用コンデンサを

     相も変わらず、強引です。コレしかやることないんかい?

     ハイ。

追加して、電源を再度投入すると。 奥行きと力強さ、分解能が一気に蘇った。

   大きな容量はやはりニチコンゴールド(コスパ。)

交換してよかった。 パイオニアのPD−2000よりこっちの方が自然でバランスが

良いように感じる。(ちょっと、低域が強すぎるきらいがある)、滑らかさはナカミチの

謎の20ビットレベルまで引き上げて、低レベル信号を埋もれることなく処理してく

れるらしい。 詳しくは、オーディオヘリテージでご参照ください。 

    手前のナカミチマークのICがその謎のビットレベルを変換する

    とのことだが、どこまで効果あるのか? 不明、いいような気がします。

    恐らく・・・・、クロックはアンバッファーで駆動している。

私にはようわからん作業を行っているらしい効果が

そうさせているのでしょう・・・ !? だけど、滑らかで自然に再生するので

いいんじゃないでしょうか?

ブラックフェースで赤い文字でNakamichi のロゴ、おしゃれで、よろし。

リモコンがないので細かい操作はできないが、ずっと流し聞きするので、問題なし。

そんなで、一部調整をしよう。 チューナーみたいに上記の謎の信号処理を

PCM1700のデュアル出力を半固定抵抗で歪を調整できるとのこと、

やってみよう。

   出力のオペアンプをシグネティクスのNE5532NからNJM2114に

   変えてみた。 音場が少し狭まった感じがする。 響きはキレイだ。

   当家は替えのデュアルオペアンプが不足している。

半固定抵抗があるが、これで歪を調整できる。

1KHzの信号をFFTへ入力する。

オフで入手したフィリップスのチェック用CD(ピアノバージョン)

第3高調波がー94dBまで出ている。

調整すると、あら不思議、第3高調波は見事に−120dB以下になりました。

奇数の高調波成分も順次押さえられました。

このソフトは素晴らしいです。(ナカミチも当然ね)

私の駄耳にはちょっとわからないかも・・・・(気分が良くなりました。 ホントかな

後ろに見える板が一枚引き出され、それが可動のディスクトレイとなる。

お店で、トレイがだらーんと出てきた時、この可動ディスクトレイが、ポロリと

迫り出した時、ああ、コレは壊れてしまっているんだ。どこか機構部が

壊れていると思ったが、もしや・・・・ トレイの駆動関係がおかしいと

思った。(ベルトが伸びてる?)

それと強引にディスクトレイをガチャガチャやってクレたおかげで、

手前に大きく写っている、ディスクスタビライザーの金属アングルが上側

に反って、スタビライザーと擦れて、ディスクが擦れ音を出しながら1時間

回していた。 おかしいと気づいて、金属アングルを押し曲げた。

静かに回るようになった。 かなり、無理してエジェクトさせたな・・・

(こらっ、お店で弄った自分だったりして・・・)

不思議な、ことがある。デジタル出力系の基板だが、コアキシャル出力の

アンバッファーだが、ジャンパーの裏側のはんだにクラックがあった。

しかも、熱が掛かって中途半端になっていた。

部品面をみると、はんだ付けがアンバッファーの13ピンとインダクタの足にも

はんだ跡がある? なにをしようとしたのだろうか?

そんなことより、はんだクラックぐらいは直しましょう。 

とりあえず動作している。重量稼ぎのために底板は二重に貼り付けてあります。

やっぱり、NE5532Nに戻そうかな。 当分、面白そうである。

んっ、やっぱりNE5532N

ご安全に・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




MB-4S ウイズ DSO112A

2019-10-27 20:04:08 | コンパクトディスクプレイヤー

ほんま、忙しいですわ・・・ 心の隙間が何か? 欲しているが、懐はなんとも・・・

何気に仕事で使えそうなオムロンの簡単マイコンが2500円で売っていたので

小机まで足を伸ばした。小机の駅にはあまり駐車場がない。サトー電気の駐車場

は非常に判り難いので、300円のコインパークに停めた。 約15分位で購入

終了して、お釣りが300円位で残りは1万円札、おうギリで払えると思い、駐車番号

を入力すると、500円? えっマジ? ファミマで何か買う? 

300円は夜間だった・・・ とほほ 

サトー電気で会話している時に初めて、風邪の影響でがらがら声に初めて気づく・・・

早いお昼として すき家 があったので、ねぎ玉牛丼と豚汁お新香セットを

食す。 美味い・・・ お冷でいつものパブロンゴールドA顆粒を流し込む。

久々に小机サトーに行ったので、港北のマック隣のオフに詣でた。

ホント久々である。買う気はなかったが、物色し始めると、床にCDP-337ESD

があった。頑張れば買えるが、止めておこう。

2階のジャンクコーナーへ、なにか変ったものが目に入る。

えっ、ナカミチのディスクチェンジャー機があるでは、アーリませんか?

この佇まいだと、低価格機だけど、一度、チェンジャーを味わってみたかった。

価格も、許せる2160円、カウンターで2200円になっていた。

来たね、消費税。 とっ、とと、帰路へ着く。

上ぶたを外して、中身を確認する。 出力のRCAジャックはネジの締め過ぎで

破壊されている。

    バックパネルとジャック本体に隙間がある。

        すでにグラグラです。 違うやつと交換した。

その他はあまり、弄られていないようだった。 

ただ、初診でわかったことは、

何か基板の燃えているような匂いがどこそこと無く漂っている。

よーく見ると、ブリッジのダイオード(4ケ)の付近が黒ずんでいる。

本当に麦粒の小さな筐体であるが、

今流行りの炭化は起きてない。(まずは、一安心)

なんで、こんなに熱を持ったのだろうと?不思議に思う。

コンデンサ類も異常なことは見受けられない。

電源投入して動作を見る。 イジェクトもできず、ERRと表示が出る。

性がなく、ドライブを外して、駆動系のモーターを探してゴムベルトを触る。

      写真の下辺りにモータとプーリーがある。

      指が入らない・・・ 痛かった。

伸びていない・・・ 何が悪い? ピックアップ部が水平になっている。

読み込みポジションではないかと? 推測する。訳がわからないけど、その

プーリーを回してみよう。そうすると、ピックアップが移動し始めた。

これは良い兆候です。 ある程度下がったので、それ以降は、接続して

本体の機能に頼る。 通電した瞬間・・・・・!!!

ガシャコン、ガシャコンと全てのディスクサーチが始まった。 

初めてなので、慄いた。 こわっ。

このディスクチェンジャー機のトレイは独特な動作をする。

トレイが飛び出したら、ディスクを置いて、希望の格納場所を選択して、

エジェクトを押すと、引き下がって、一度、飛び出して、そこから引き下がる。

見ていて、面白い。

それから、CDを読み込むではないですか!!! あたりを引きました。

音は、線が細い、低域に力がない。ヴォーカルはボディがなく、弱い。

コレは困っな。それにしてもローコスト機ではあるが、サービスマニュアル

を見ながら、実物をみると、いやー至るところのローカル電源が殆ど無い。

大概は0.1μFのマイラーが奢ってあるくらいか・・・ 

   奥が4558D 手前がTDA1311A フィリップス

     サウンドが聴けるかな? 出力は電圧です。コスト重視。

コストのしわ寄せが、電源トランス、電源系、D/Aコンバータ、ローパスフィルター

出力系に及ぶ・・・。 全部ダメじゃん。 当然、デジタル系の出力もなく

アナログオンリー。天晴です。(ヘッドホンアンプなし、潔い)

ほんとに、削ぎに削ぎ落とした感が歪めない。

マイナス電源はどうヤッているか? どこかのラジカセでみたことのある、

DCーDCコンバータでマイナス電源を発生させる方法。

    不思議だね、なんでシュミットトリガが電源付近に・・・

    奥のモノリスが恐らく4本足のレギュレータ、コントロール付き

    奥側のコンデンサが2ケ並んでいるのが恐らくマイナス側電源

    DC−DCコンバータではないか?

レギュレータは知らないものがあるみたいだ。4本足で制御端子付きで5Vかな?

電源付近でなぜか? TC4584 シュミットトリガ? 何故に出力の先にコンデンサ

あるし・・・発振させてる? インダクタとコンデンサとトランジスタで負電源構成している

気がする。 確かに出力のオペアンプのマイナスに繋がっている。

いろんな小細工しているもので音がほんと良くない。(この方がコストが安く済む)

その関係もあるかのしれないが、ブリッジダイオードはほぼフル稼働しているのではないか?

低コスト機でよくあること。だから、余計に熱を発する。

ショットキーダイオードの買い置きあったので、それで代用した。カソードコモンなので

アノードもパラって、ゴージャスにブリッジを構成した。

    ショトッキーダイオードのこのパッケージでも

    ちょっと熱が出ている。SiCも面白そうだね。カソードコモンなので

    アノードぱらってパラレルダイオードとして使用中

    (ちょっとまずいかもね、まっ大丈夫か)

コンデンサが16V耐圧なので60V耐圧のダイオードでも大丈夫でしょう。

(ギリかもね)

16ビットのD/Aコンバータ フィリップスのTDA1311A 4倍オーバーサンプリング

LC−7884DM ローパスフィルターと出力バッファーは NJM-4558D

非常にローコスト、シンプルです。 音としては前途のとおり・・・なんとも・・・

それらに小さな電解コンデンサ、いつものゴールド 3.3μFをそれらの電源付近に

配置した。それだけでは、コレと言った効果が現れなかった。

    ローパスとバッファーのオペアンプの電源ラインにゴールド追加

出力バッファーのカップリングコンデンサに緑MUSE 100μFへ変更した。

これでも、見通しが悪い音で、躍動感がない。

最後の砦、ノンオーバーサンプリングに変更した。コレは至って簡単。悩まなくても、

   U805とU804は水晶発振器を強力に駆動する。

    ローコスト機では、ほとんどやらないのでは?

   ナカミチの心意気が垣間見えます。ちなみに右上の

    青いセラコンが付いているTDA-1311Aです。 DIP8

D/Aコンバータは8ピンDIPパッケージです。 あっと言う間に変更終了です。

     TDA-1311Aの200Ωを活かします。LC7884の出力と

     前記の200Ω間をパターンカットします。

     下側から信号が来てLC7884へ入力されますが、

     それをダイレクトに200Ωを通してTDA-1311Aへ流し込みます。

それでも、効果が出てこない。 これは本当に初めてです。 見通しの悪い

音でしかない。こんな事があるのだと痛感した。

ダメ元で、クロックの電源系を弄る。流石にナカミチもどうにか音質を整えるために

アンバッファー2ケによる発振回路を採用していた。コレはマランツさんもやっていた。

SA-8001やSA-17 S1などで(確か・・・)やっぱり、ナカミチさん吟味していたのね。

 クロック系とオーバーサンプリング系と謎の電源付近の TC4584の電源ライン

にも小さなブラウン(サトーさんのおまけ)を取り付けてあげました。

そうすると、やっと、音が蘇ってきた。

ピアノの音や、ヴォーカルが浮かび上がり、音場もしっかり展開するようになった。

いい感じです。TDA1311Aは、少し物足りませんが結構、頑張っていると思いますよ。

ノンオーバーサンプリングと電源強化で楽しく音楽が聴けます。

MB−4Sで音が悪いと諦めている方は、簡単な改造ですから、お試しあれ・・・

ただし、ある程度の技量がある方ですね。自己責任で・・・

そこで、オペアンプを交換して楽しもう思ったが、困った事が・・・・

マイナス側の電源が小細工している事が災いしてか?(もしかすると定数?)

5532に変更すると、ノイズ混じりで全く互換性がない。

4558D、4580DD、4558DD、2068DDのNJMシリーズで試したが、

4558DDが貢献している。意外に4558系もいい味だしてます。

また、MB−4Sの上位機種 MBー2,3も4558DDを使用しています。

だけど、D/Aコンバータなどはそれなりきの物を使ってます。

困ったことは、例のテラーク問題です。 やっぱり、レーザーが弱っています。

できるところは基板上の半固定で対処しましたが、やっぱりEFI信号の

出力が小さいのです。どうしようもなく、レーザーパワーをちょい弄りました。

ピックアップはサンヨー SF−91NC です。

そこで、いま頼もしい、DSO112Aの出番です。EFI信号くらいであれば

問題なく観測できます。モードはありませんがね、振幅と波形確認で使用した。

    音楽信号含んでますので、 んな感じ、振幅を見る。

    EFI信号 0.6〜0.7Vppあたりでおっけい。

    テラークは0.5Vppでなかなか振幅が得られない。

    弱っているレーザーはコレに引っかかる。やるしかないねん。

小さくても判りやすかったです。10:1プローブが役に立ちます。

 クロックは無理やね、100MHzクラスが必要です。

ただし、ここに来て、操作性に問題あり、操作はタッチパネルで行うが

受け付けなくなった。 コレは困った。

初めて、分解したが、今時の製品なのでイミドのフラットケーブルで液晶と

タッチパネルの配線を行い基板に導く、実装状態も非常にまとまりがあって

好感が持てます。

ただし、ディスプレイの保持方法がイマイチです。

今回はそれが元で、タッチパネルが動作不良になってしまいました。

ケースから外すとタッチが正確になるのです。

つまり、ケースの歪みをそのままタッチパネルが感知して誤動作するのです。

よって、緩くネジは締めたほうが良いようです。

1時間位は悩みました。

タッチパネルの操作感が落ちときは、ネジを緩めるのもいいかもです。

今の時代にCDの連続再生をして、ワクワクしているのは私だけ?

シリコンプレーヤーやネット配信があるのにね・・・・

なぜか? 机のしたに移動しています。 扱いが雑です。(まあ、そう言わんと)

おっ、スライダックが見えますね。 机の上には次のお題が待ち構えている。

楽しみだ。 北海道の方、ありがとね、適価で入手できました。

これから、修理します。確かに右チャンネル歪んでいますね。

サービスマニュアルがあるので、じっくりと修理しますか・・・

秋の夜長、ゆっくりと時間が過ぎますが、自然の猛威に為すすべは

ありません。 金曜日非常に強い雨が降っておりました。

千葉や福島が2重3重の災害に見舞われることは、悲しいことです。

早い復興を、と、願うばかりです。 

皆様もご自愛ください、 ご安全に・・・・



 



PD−2000

2019-05-02 23:13:24 | コンパクトディスクプレイヤー

いやー 広島からの戻りはキツかったなー、静岡辺りで居眠りアクアに突っ込まれ

そうになった。クラクション連打で、目を覚ましてくれた。まじ、怖かった。

真横で並走すると、イヤーとすまないポーズでした。 

不意な眠気にご用心、今日も指差し確認で、ご安全に・・・・

ふんわり寄って来るんだよね〜 あと御殿場手前で、ワンボックスバンが

運転しながら前方のスマホを操作しようと気を取られ、路側帯へ・・・・

やめろ・・・・ ナビ代わりかもしれんが、危ねーぞ 100Km/h(かな〜?)

出してんだから・・・ 私は法定速度守ってた・・・・。(かな〜?)

帰省すると、非常に心が摩耗しているので、潤いを求め、令和、2日めオフ詣で。

花小金井へ行ったが、山水の907Gが2万円(ジャンク、まじか、高い)

相も変わらず、高額なものばかり・・・

東八沿いの変形交差点のオフへ詣でる。

すると見慣れないシンプルなCDプレイヤー発見!!値段5400円

ギリ、手頃だ。PD−2000の登場です。(LTDじゃない、ジャンクでもこの価格

ではありえない)パイオニアのCDは良い思い出がない。

   ータバコのヤニはオレンジ由来の洗剤で落としていますー

タグには、「トレイが開かないので、確認できません」とのこと

PD−8070はピックアップ逝っちゃうし、調整しきれない。本日解体したとさ・・・

それでは、PD−2000はどうかって? 持ち上げたら、カラン、カランと

オマケの音がする。 まさか・・・・ ネジかな〜

レジで気づいたが、タバコのヤニが酷い、天板に拭いた後が残るくらい・・・

家に戻り、通電前の御開帳実施。

コンデンサ類はそこまで煽られていない。変な弄りも見受けられない。

よいしょと持ち上げたとき、カランが再発? 何だろうと逆さにして

振ってみると、

ナーンとレンズが落ちていました。

キター、コレか〜この頃のパイオニアのピックアップ持病発生。

どうしようと? 悩む、まっ 付けてみるかと・・・・

セメダインX2をわずか塗布してレンズを乗っける。

当然レンズが外れたので、両面共に綿棒でエタノール付けてフキフキ

キレイになった。後は運試しの接着です。

ある程度、固着するまでディスクトレイの不動問題を修繕する。

トレイ駆動のゴムバンドが多少緩い。しかし、キレイな方だ。

交換済みか? フロントパネルの取り付けネジは何度か外されている。

トレイをオープンさせると途中で停止する。手を添えながら押すと

トレイがせり出す。

グリスとシリコンオイルでトレイの機構部をスムーズになるように

動作と注油の繰り返し。溢れたものは拭き取る。最小限で必要箇所へ

行う。ディスクの押さえインシュレータがかなりの負荷になっている。

この機構部を動かすためにトレイとそのスライドレールが接触抵抗が

大きく、トレイが止まってしまう。

その機構部へ手を付ける。グリス類が馴染んだ頃に、 ぽとっと、

何か落ちた・・・ そうベアリングが1つ落ちた。 またかー・・・

その箇所はグリスが最適です。かなり上下移動します。

ピックアップの駆動はリニアスケートドライブです。

少し動作は遅いかな? ソニーやパナソニックは速い。

トレイ部を外して、ようやく上記の写真のように分解できる。

次の問題はフロントパネルの蓋をトレイが押し出します。

その蓋の回転ダンパーが重くなっている。もしくはトレイの動作が

弱くなったのか?分解時に蓋のスプリングが一部伸びてしまって

多少弱くなった。いまでは、どうにかトレイが蓋を押し出して

定位置でストップする。 回転ダンパーの注油には注意が必要。

逆に重くなるときも、厳禁の場合もある。

次の問題は、ディスクのどこかがトレイのどこかと? 擦れている。

もしかすると、パイオニアのピックアップ関連は経年劣化で4本の支柱の

ゴムが縮んでトレイとディスクとの間隔が狭くなり、こする現象が

起きる。(PD−8070でもあった。構造も似ている。)

ワッシャーをその支柱に入れ込んで高さを上げると擦れ音は

なくなり、TOC情報も読み込み始める。

それにしても、贅沢な仕様である。そりゃ、PD−2000LTDと比較しては

いけないが、面白い。

ピックアップとディスクの位置関係がズレたので、多少、山師調整で

難をしのぐ。テラークのCDもクリアだから、そのたのCDも問題ないでしょう。

レーザー出力の半固定抵抗器は弄られて無く、大丈夫そうだ。

弄ると、成形材料の半固定抵抗器は調整部分が崩れてしまうが、

まっサラのままである。

それよりもトラッキングやフォーカスの半固定抵抗器がゆるくなっている。

動作しないから、むやみに弄ったかな?(前所有者)

だめですよ。(現状部屋にオシロなし、移動して動作を見よう)

それとは別にサービスマニュアルがコレまた大変。

ハイファイエンジンには、PD−2000  んん・・・あれー ない。

まじかー、そこから、かるた大会が始まる。 7機種くらいハズしたところで

PD−71でビンゴです。 (なんでやねん。 中級機だから 7か?)

今回はまだあったのでそれで良し。なおかつ、機種名はあるが外観写真

はノーイメージで重さとD/Aコンバータ名で見分けるしかない。

CDプレイヤーのところだが、何故かCLD939の名前を見つける。

ここに在ったか・・・(ため息が出る。これも なんでやねん 

LDのところでない。

    こどもの日に見に行ったら、なかった??? 

    まぼろしぃ〜 ? 在った気がしたが・・・ うーむ )

そんなこんなで、タバコのヤニ落としをする。 天板とフロントパネルと一緒に

お風呂に入る。 ご機嫌なオレンジ由来の洗剤を吹きかける。

茶色い泡とかして汚れが落ちる。 お風呂のお湯で バッサーあ と洗面器で

かけてあげる。普段は洗面台でやるが、今回は広いよ。

天板とフロントパネルはヤニコーティングが落ちると、落ち着いた輝きを

取り戻す。キレイである。フロントパネルの傷と思っていたものはヤニが剥がれて

擦れていた模様。傷になっていなかった。

パイオニアは表示系のレンズには細かいこだわりがある。トレイの蓋下に

4ケの四角い表示がある。それにはこの字型をした透明レンズがあり、はじめは

何だろうと?考えていたが、お風呂から上がって水分を拭いていると、初めて

レンズ部品かと気づく。4ケ中、3ケしかない・・・ あれ、マジかーと、お風呂の

排水口を探すと、人間の汚れと一緒に落ちていた。(しょうがないね、にんげんだもの)

洗面台だと奈落の底に落ちていただろう。このレンズがないとかっこ悪い。

久々の当たりの機種である。

D/AコンバータはBBのPCM58PーK 18ビット 

SM5803 8倍オーバーサンプリング

I/V変換 NJM5532DD  ディエンファシス+バッファー NJM2068

出力はFET 2SK364+2SJ104で送り出し。

電源はディスクリート構成

アナログ回路部であるが銅めっきのワッシャーで圧着端子を締め付ける。

ものすごい、力の入れようです。

至るところにシャーシアースに落としてある。全部で8箇所くらいある。

コレも大変。

基板同士のフラットケーブルが外せない。そんなコトしてるから、基板が

外せない。強引に解除してもコネクタのボディが壊れそう・・ 止めた。

コネクタ類は安っぽく見えるが、樹脂のプレートに端子類を固定する。

ノイズ関連から影響を低減させる目的か?

基板裏を観察すると・・・

電源部 トランジスタの足にクラックあり。

アナログ回路部 銅のブスバーのはんだはやはりクラック発生。

デジタル回路部 コンパクトである。

基板の取り外しが難儀だが、ドライブからのフラットケーブルが差し込めない。

指でケーブルを押し込むことができない。 

パイオニアの製造ラインは一体どうやって製造しているのであろうか? 

順番があると思うが、メンテナンス時は非常に厄介だ。

レーザーディスク、アンプとかも組み立て難易度が高い。しかもフラットケーブル

上にレーザーのパワー半固定抵抗器が配置されている。

危険です。 どうやってコネクタに差し込んだか?

L字型の歯間歯ブラシを使って引き寄せる。

肝心の音は?

8倍オーバーサンプリングであるが、嫌味がない。透明感はある。爽やかである

このままで、往こう!! 最低限、NJM5532DDとNJM2068DDを交換して

どこまで好きな音になるか? やってみた。

I/V変換はNJM5532DDでよい。 バッファーのNJM2068DDはOPA2134

で決定です。

どんな感じかって・・・

 スネアの細かなリムの音がくっきりで分解能が高く、ピアノの響きが柔らかく

気持ちよく聞こえます。 標準よりもこっちの方が良いです。NJM2068DDは

全体にスマートになり過ぎる。 NJM2114DDも結構いけますが、なにか足らない。

I/V変換をOPA2134にしたら、キレイすぎて、アクが欲しくなる。

バスドラムの表現が軽くなる。

バッファー部もNJM5532DDでも面白いかもね(力強でゴリゴリ押してくるのでは?)

バッファー部をLME49860にすると細かい表現が潰れてしまって相性が悪い。

当分はコレで往こう。

久々のパイオニア機である。面白い機種です。 PD−2000LTDは手に入ったら

面白いが、ないだろうね・・・・

あとは、クロックを共立のやつに替えると面白そうだ。

10連休も終わりに近づいている。

僅かだが、楽しく過ごそう、それではご安全に・・・・