儂は、この国を憂いておる・・・・ なーんて、大逸れた事は言えないね。
それよりは自分(仕事)のことを憂いなさい。 と言われそうです。(うひゃー)
がんばりましょう。(月曜は楽したいので、ちょっと、手を入れまひょか・・・・。
忙しくてしょうがない)
何事も指差し確認!!、右よし、左よし、ご安全に・・・
都市伝説はどこから来るのでしょう? 皆さん502ESでどのように
楽しまれているか? 情報を適当にググって、いましたら・・・
とあるページに・・・
ホコリの絨毯です。 ウヒャー ここまでは・・・
このときは気づいていない
フィルムコンデンサに赤い印がある、それらは極性管理
という、内容が書かれていた・・・・
茶色いフィルムコンデンサに赤いマジックぽつ点
某ページではオペアンプの並びにあるコンデンサ
は逆向きでした。当家は手前にポツ点あり。
ちなみにこの写真は49720に統一し、緑のバイポーラ
MUSEに変更済みです。
うーん、ほんとかな? 実装時にちゃんと正規部品がつけられているか?
や、何か確認した跡と考えます。
(耐電圧の判りやすい表示だったりね。部品メーカーに製造ラインでの目印と
させたとかね・・・、判んないんですよね。電解コンデンサなんかマジック多いよね)
それらはGICフィルターを構成する部品類、容量の選別したのかな?
そんな・・・ 2倍オーバーサンプリングだから、気にしてやったかもね・・・
(イヤーそこまで・・・ そうだったら、ものすごいね)
当時の価格は15万円だから、気を使っているかも・・・・と訳の判らぬ妄想をする。
うーん、奥深い・・・・(俺がな〜。 カラーコード着色後の抵抗器に方向性は
ありません。実装後のLRチャンネルのカラーコードの方向合わせても、統一は
できないでしょう。 カラーコード着色時は左右なんか揃えることできません。
極性と言う概念は難しいと思いますよ。 トリミング時の方向が効くかもしれ
ないが確率は半分でしょうね。分けられる方は1ケづつ、検聴してみてください。
私には耐えれません。 ホントに判るのかしら?
特定の同一箇所なら判別できるかも・・・(むずいかな?)
昨日、ナカミチのコンプリート本を購入しましたが、抵抗の方向を聞き分けられる
ものすごい技術者がいたとか・・・
この方はカラーコードは関係なく、ホントに音がわかったのでしょう。
と言うよりは、非常にデリケートな回路部分の特定の抵抗だったので
はないかと予想します。カセットデッキはほんとにアナログの高周波と低周波
の集大成ですよね。
むしろ、再はんだした事による、抵抗器のリード線めっき部とリード材質、
はんだ材による、再はんだつけで互いに溶融して、音質変化が起こったもの
と思います。まっ、全てのはんだ箇所を再はんだすると音質は変わるでしょうね、
良い悪いは運です。ケ◯ターが良いだの、昔のはんだ材が良いだの、言われて
おりますが、それらのはんだを構成している金属の純度、不純物の良いも、
悪いも、ひっくるめて、音質として変わると思います。
現在流通しているはんだ材が安心です。(フラックスの性能は向上しています)
逆に古いはんだ材はフラックスやはんだ材の表面酸化物ではんだ付けが大変だと
思います。(フラックスの劣化(吸湿と変質)は問題あり、どす黒いはんだ材は以ての外)
人それぞれの好みの音は存在するでしょうがね・・・・
電気特性は変わらないでしょう。 昔のMJ誌に特集ありましたよね。
あの測定も難しい領域ですね。 部品類は全て材料・構造・メーカーが違い
ますから・・・ 最終的に人の感性があっての判断ですからねぇ。
私が好きなのはチョット多めに銀が入っていると嬉しいかな。チト高いが、
キレイな光沢大好き。ゴールドも好きだが、銀色もね・・・
光モノ・回転物、大好きぃ。 プラシーボ万歳!! 私のようなボンクラは
そこで遊ばなきゃ、人生、面白くも痒くもない。だから、オペアンプ交換すると
面白いかもね。 この機種で、某おフランスのフィルムコンデンサがあると
ありましたが、これは国内メーカー製です。あしからず・・・・
だけど、同機を入手され楽しまれている事自体は、こちらも大変、嬉しく思います。
だって、今時、だれも見向きしない機種で遊ぶって、寂しいよね。)
この機種で、気がついたことは・・・・
1、DACがCX20152 積分型のコンバータ
この石で直接、クロックを発振させている。 うーん、ダイナミック。
後はカタログ通り、それらを分岐させてゆく。
銅のヒートシンクが凄い、よく冷えるでしょう・・・
右手前がD/Aコンバータ、周波数も然程、
ズレていませんでした。 交換前です。
2,サンプルホールドがオペアンプLF353を使用した回路
oh!さすがに初期の構成ですね。
形状の雰囲気からは仏国ではあるが
日本なんですね〜。ヒートシンクの中身は
LF−353です。 TO220パッケージの筒は
外したほうが腐食は止まる。しかし、電極に注意!!
短絡しますよ。 後ろはグランドのブスバーです。
3,ピックアップのリニアスケート機構、トレイの動作もリニア動作する。
トレイを金属ワイヤーで引っ張って、金属棒に金属ブッシュを介して
スケーティングするところは、カッコイイよね。 さすがBU-1です。
当時の中高級機でソニー辺りがやっていた。(CDP−102、CDP−333ESD等)
と言うよりは、その頃は798くらいが一番安い。 598はまだ出ていません。
他のメーカーはギヤー駆動の気がします。扉が開くか?それともドライブごと
せせり出してくる。(ヤマハCD-1A、メリディアン?CDM-1メカに合わせて円弧を
描きながらドライブが出てくる。これは凄い・・・・おしゃれ)
ピックアップに至っては、リニアモータです。 よく考えられています。
4,この薄さにソニーのこだわりを感じます。
デザインもあのカレンダと20ボタンがCDプレイヤーとしてのソニー
の顔を作り上げた。 カッコイイよね。
右下のプレイモードの透過型の四角いボタンがおしゃれです。
これは、中高級機じゃないと付いていなかった。憧れたね。
お部屋の温度は26.176℃です。結構俊敏に
反応します。と言うよりはCDのプラスチックの温度を
拾っています。
今思うと、ホントに必要なのかしら・・・(今、触って思った。シングルモード
になっていて、壊れたかと思った・・・)
5,この筐体構造は感動モノです。
分解したことある人だとその感動を味わえます。流石に金が掛かってるわ。
側面の板や電動ボリュームの留め方(真鍮材で切削加工)、
そのノブ(削りものでイモネジで固定)、
この電動ボリュームのシールドは凄いです。
むしろ、モータの振動?それとも信号系に対する
気遣い?
ただし、音声信号系の基板の固定方法は良くないかもね。
お腹の部分のタワミ量が大きいです。
タワミます。 まっ通常は触らないから気にしなくても良いが
部品交換のときはんだクラック誘発させるかもね。
下に2ケ見えるネジ(上にも2ケ)で基板が固定されている。
その間は基板をサポートしていない。
オペアンプも豪華にNE5532P計6ケ使用している。
リレーの上に見えるモータドライバみたいなパッケージが
バッファー用の専用オペアンプです。
5,CD回転には、BSLモータを使用しています。
うーん、贅沢です。カセットデッキと違って、チップの電解コンデンサを
使用していないので、液漏れはありません。時代的にその後に
頻発する。
この個体に出会ったのは、2週間前、近所のオフに某チューナーを探しに
行ったが、全くなし、で16号沿いのオフでKT−8000を買ったが、再度近所の
オフに寄った時に床に置いてあった。ギター好きな兄さんのテスト弾き中に
その兄さんのリュックがCDプレイヤー(当然、縦置きです)にもたれ掛かるように
置いてあった。傍から見ると、そのリュックを奪い取るかっこで、ソニーのCD
プレイヤーを持ち上げた。
兄さん目線では、なに、人のリュック触ってるねんと、一触即発であるが、
確実にその筐体を目掛けて手を伸ばし、事なきを得た。 (ふーアブねー)
そこではじめて、CDP−502ESであることが確認できた。
値段もお手頃です。案の定、トレイが動作しません。通電はできたとのこと。
コンデンサとピックアップがどうなっているか?かなり初期のモデルである
などのことが頭を過る。
外観もキレイそうなのでいいと思ったが、その日は手を出さなかった。
翌週、何気に502のことが気になってきた。(会社が面白くないから)
ちょっと、調べると、CDP−552ESDは、前モデル(502ES)に
デジタル出力、インシュレータとかのアクセサリー類が充実だ、とのこと。
502ESにデジタル出力基板とその出力ポートが付いているだけ
のように見えた。その分シンプルな状況である。
(今気づいたが、ESとESDの違いはDはデジタル出力の頭文字かしら?)
アナログ出力を楽しむ者にとっては、コレは好都合です。
水曜日に早々と仕事を切り上げて、閉店間際の近所のオフになだれ込む。
すでに、レジ付近の床には置かれていない・・・・。
貰われていったかと・・・・ジャンクヤードにゆくと、上段に502ESが待って
居て、くれていました。
即購入です。 家に持ち帰り、中を眺めると・・・
手前のデジタル系はキレイですが、通風口のある
アナログ系とドライブの機構部はホコリの絨毯です。
ほこりが一杯です。
妙な弄くられ方はされていないようで、通電するとディスプレイが表示され
トレイは動きませんが、モータは動作しているようです。
速攻でベルトを交換しました。(もうそろそろ、千石さんでベルト類購入
して置かなければ・・・・ アキバは出禁中です。)
その時に不思議な光景が目に映ります。 なんか、2ピンのコネクタが
これでも動作してました。 ホントに動作
してるのだろうか? とりあえず元と思われる
コネクタハウジングに挿す。 今の処問題ない。
何があった?
ケーブルまとめ用途に使われている・・・ BU-1の基板にはそのコネクタが
ハマるであろう箇所もある。 怖いのでそのままにしておこう・・・
トレイの駆動箇所を掃除・注油して、電源投入!!
ハンパないホコリの絨毯です。グリスは
どうにか問題のないレベルです。チョット拭いたが。
モータの軸受にわずか注油した。
ミュートの切り替え音が聞こえる。
ウム、感動デアル。(かなりいい線行ってます)
トレイのボタンを押すと、迫り出してくるトレイ。
godspeed!!(チョット大げさ、最近気に入っているワード、
すぐ使いたがります)
CD入れると、なんと、TOC情報読み出しました。 再生ボタンおすと、ディスクが
回る回る。再生しているみたいです。
その音は? 鳴っているが・・・ 非常に団子状態で曇った、か細い音しか鳴らない。
コレは残念な状態です。 よく、エージングすれば目覚めると言われますが、
当時の音が出るかと? 考えると、ソレは別です。
自信を持って言えます。 これだけは断言できます。
一切、当時の音は知りません。
買えるわけ無いじゃん。高校生のラジカセ野郎だ。
(だから、今でさえも、東芝のラジカセ弄って感激・感動している。いい音するわ〜、
その頃、FMfan買って、長岡鉄男のダイナミックテストで、もう長岡教どっぷりですわぁ。
元を辿ればSTEREO誌のスピーカー製作記事大好きでした。スワン作ればよかった。
箱型の折れ曲がりバックロードホーン作って、敢え無く撃沈、共鳴音が制御できなかった。
手引ノコで作ったので音漏れが多かったのでは? しかも、金がないものだから、FE-106Σ
のところをFEー103でケチったせいで、散々ですわぁ。 特性あやせんが、共鳴音だけが耳につく、
シンプルにバスレフで楽しんだほうがFE-103の良さが引き出せたかも・・・)
何しろ35年位経過しています。そりゃ、部品類は変化しているよ、特にケミカル系の
電解コンデンサは音質的に変化しているでしょう。だけども電気的に見ても問題ない
性能は出てくるでしょう。 が、音としては受け入れることは出来ません。
即、コンデンサ交換とします。
この502ESは、大変作りがよく、そんなに熱の影響は受けておりません。
デジタル系の電源だが、チョットこれは
どうなんでしょう? 今は交換終了した。
筐体も熱の流れが確保されているので、良い傾向です。電源系の放熱もソニーパワー
炸裂です。銅のバーを銅のコ型曲げ材に装着している。さすがは10万円オーバー
の機種である。 滅多に私の手元に来ない。
電解コンデンサ系は金色とブラックのコンデンサを適当に散らせています。
特に深い意味はないが、こんなんかな〜って感じでチョイスした。
えげつない、光景が繰り広げられています。音声系信号は交換して、デジタル系は
大きなやつだけ交換した。
LF353のサンプルホールドは電源強化でブラックとパスコン付けた。
メタル管だよ、そこだけはソニーもツエナーで別電源としている。
それと気になったのが、TO220パッケージのトランジスタ類の金属フィンに接着剤で
ガラス繊維のチューブを被して、プラス電位が現れている箇所を保護してるみたいだが、
相も変わらず、サビを助長しています。全部剥がしちゃった。触らなければ良い。
GICフィルター系のオペアンプはテキサスのNE5532Pを贅沢に片側3ケ使用。
凄いが、ほとんど電源供給は基板中央の板型のタンタルコンデンサのみ・・・
たしかに固体式で性能も良いかもしれないが、外して、パスコンと22μF
で、後は適当に3.3μFを電源ピンに直付け、これだけでも結構、活気のある音に
なんかいっぱい付いてますなー、(って、すでに他人事?)
ホントいい加減です。
変貌します。見栄えは悪いが、アース母線張ってグランドブスバーに落とす。
その他は、頑張って欲しい箇所にパスコンを取り付けて、踏ん張っていただ
けるように取り付けました。
じつは、この時期はソニーさん結構、特殊な石を投入しています。フィルターの
後ろにはCX−20198というAFアンプを使用しています。 何故か複合IC的な
ものを送り込んでいる。ちょっとした小出力アンプという感じのパッケージです。
そこにも電解コンデンサをおまけしてあげました。そこにもタンタルコンデンサ
ありますが、色付けになるかなーと思って、敢えて、電解コンデンサね・・・・
ちょっと、悪足掻きもいいところだが、GICフィルターのオペアンプ郡の回路分けが
大変です。回路図を眺めるとフィルターがオペアンプ単体で2回路使用せず、
オペアンプ2ケで半分づつ跨いで使用している。 およよ・・・
サンプルホールドから来る信号とフィルター類の最後の回路が基板で端に
設置されているオペアンプとなる。 うーん、どうやって品種を替える?
悩んだ挙句、前記の端のオペアンプの品種を取り替えることにする。
ホントに中途半端となる。大丈夫かね?(不安はある。フィルタ構成の回路で
品種違うオペアンプがその動作を半分担う・・・ 問題あると思うが・・・・)
正規仕様:テキサス NE5532P 3ケ
→ちょっと、塊になる傾向あり、シンバル等の小さな響き音はいい感じだが
ちょっと篭もる音になる。
端のオペアンプのみ変更
MUSE8820→しっとりとした音になる。ベース類やドラムの音離れあよく
分解能が上がる。ドラムステックの乾いた音がキレイに聞こえる。
歯切れがよい。ピアノの音も響きは良い。
LME49720→MUSE8820よりも高域の歯切れがよく、心地よい、ソレ以外の
音域でも分解能はよく、音離れはよく、ピアノもボディから反響する音を
キレイに聞かせてくれる。 よく、ピアノの音が塊として聞こえることがあるが
そのようなことはない。
高域の表現が良さそうなオペアンプをチョイスしました。
ホントにこのやり方が良いかは?不明ですが、今の処、壊れていないので
大丈夫なのでしょう・・・・・恐らくね・・・(自信ない)
かと言って、JRCの5532DDは候補には上げなかった。逆に薄っぺらく
なるような気がします。音の濃度は確保しながら、しゃきっとさせたい。
木曜日閉店間際に川崎のサトー電気さんになだれ込んだ。(セーフ)
いっそのこと、オペアンプを揃えるために、LME49720をまとめ買いした。
5ケだけどね。ちょいと、割引あり。
全部、49720に変更すると、しゃきっとした音になった気がする。
もっと細身で淡麗系の音になるかなと思ったが、意外に芯があって、
分解能が上がり音場もいい感じに広がりを見せる。
それと、今回こだわった事がある。
バッファーのカップリングコンデンサを交換するとものすごく印象が異なる。
・エルナーセラファイン:47μF(正規)
細身の音でデリケートな音であった。
・緑MUSEバイポーラ:100μF
繊細さが失われ、低域の厚みが増す。すこし曖昧な印象。
・黒MUSE:33μFパラ接続で66μF
繊細さは取り戻すが、ボーカルが引っ込んで面白くない。
エージングすれば変化すると思う。チョット好きではない。
・緑MUSEバイポーラ:33μFパラ接続で66μF
繊細さとダイナミックなところのバランスがよく、ボーカル等の
中域の艶っぽさが好印象です。結構リアルですよ。
ものすごく、不格好です。スペースがない。
リレーも交換した。ミュートのリレーは有極性の場合は
要注意です。マイナス電位で駆動しています。
回路図見てね。エンファシスのリレーはプラス電位で
駆動しています。
552ESDではこれらのオペアンプの表面に銅板が貼ってある。
確かにかなり温度上昇はある。久々にLME49720の組み合わせで
違和感なく交換できた事は嬉しい。
もしかすると、CDP−102とCDP−302ESは兄弟だったりして・・・(確か)
そうすると、その世代が集まった我が家であります。
確かに、回路構成は全く異なります。
試聴のCDはPIANISM , THE MICHEL PETRUCCIANI TRIO
このジャケットも渋いよね、2曲めなんか大きな音から小さな音まで
結構、聞かせてくれます。
この音色を出すのであれば、ノンオーバーサンプリングしなくても
楽しめます。
ほんとに、音場感も自然で大雑多ではありません。積極的な音ではなく
自然に奏でていますよって、感じで朗々と聞かせてくれます。
当家のCDプレーヤーでもこのような表現するものはありません。
久々のアタリを引いた感じです。
デザインも初代から考えると、シンプルに
なっています。DIGITALの金色の文字は
主張が小さくなってます。
よく考えると、CDP−102と兄弟ですね。
この機種は置き方を適当にすると音質が崩れます。机に置いた時の
音と、適当に雑誌の上に置いたときと違います。(こっちは音が面白
くない。非常に敏感です)
552ESDみたいにインシュレータなども強化したら面白い事ができそうです。
当ページも都市伝説を推し進めているかもしれませんので、皆様の
ご判断にお任せします。(プラシーボ感は満載で良いんです。)
ご安全に・・・・