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じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

DVP-S7000 その2

2020-10-02 22:26:37 | コンパクトディスクプレイヤー
あー調子が悪い・・・ 風邪気味でふわーて感じで・・・ ふらつく、良くない、
午後半休取らしていただいた。 午前中に集中して仕事をこなして、終了。
体調管理は、ご安全にね。
先週、サトー電気の帰り道、何か物足りない(テスト棒6本購入)ので、某ワットマンに
立ち寄った。
 チューナーと、なんと!! 遂に発見!! DVPーS7000 キター・・・・
値段もお手頃価格納得です。(誰も見向きしない・・・SACDとも決別してるしね・・・)
しかし、ある意味、素性の良い構成は眠っている。
  クロックはPLLで安定化させている。
  水晶発振器は今時のセラミックパッケージ。(すでに25年くらい経っている)
  D/Aコンバータ基板は映像関連から別基板で構成されている。
  (出力系の回路も一部同居している)
  ソニー独自のカレントパルスD/Aコンバータである。
  (面白い構成です。味がある。 ローカル電源系はしっかりとディスクリート回路
  で構成。 I/V変換、出力バッファーのオペアンプは交換したほうが良い)
  電源は映像回路と駆動系(スイッチング電源)と別でRコアトランスで映像系
  と別電源構成です。こだわりを感じます。
  (フロントパネルのスライドギミック最高、ゴージャスなシャンパンゴールド!!
   ゴールド好きには堪りません。)

持ち帰って、早速中身を確認して、変な弄くりはなさそうだ。 それではCDを再生
すると。鳴るじゃ、アーリませんか? 良いですね。

しかし、幸せな時はあまりにも短かった・・・・ 20分経とうとした時、突然の黙り・・・
   変なことはされていないように見える・・まじ、根が深い?
何で? ピックアップかと思いきや・・・違った。 アイパターンははっきり見えている。
おかしい? そこでDVDはどうなのと?再生すると、苦もなく、キレイに再生する。
音もバッチリである。流石DVDオーディオである。
DVDは再生できてCDは再生できない・・・・ 悩むよね〜。
サービスマニュアルとにらめっこしたが、ハイテク機器なので、手のつけようが
見つからない。 乏しい知識総動員でアイ・パターン後の信号を追ってみた。
   ドライブはそっけない外観だが、この下には樹脂製のハニカム格子の
   台座があり、それにドライブが固定されている。振動・強度対策か?
   ピックアップは2ケある。左がCD用レンズがデカい。
   ピックアップの裏がわ・・・、真ん中の可変抵抗器がCD用の調整
   ハイテクなので、もしかすると画面で調整できるかも・・・
   英語が堪能な方は是非サービスマニュアルの後半をご覧ください。
   時計方向で出力ダウン、反時計方向で出力アップ、やらない方が
   いいかも、オシロで確認しながら適度なレベルにね、観測箇所は
   マニュアルで確認してください。壊したらリペア部品はないでしょう。
D/Aコンバータは動作しているようだが、DVDの音データは変換する。
CDのデータは変換しない? ナーンでかな? CDとDVDモードの挙動の信号を
追うと、両方共に認識して、それらに対応した信号処理をしている。
うーん、と悩んで5日目、(平日も夜間弄っていた)まさかと思い、クロックを観測
した。ディスクは回転しタイムカウンタも順調に動作し、曲も認識し整然と動作して
いる。回路図から512fsのところを確認すると・・・・
ナーンと、24MHzになっていた・・・ ああ、こりゃだめだ。
22.5792MHzでないといけない・・・ 1.5MHzくらい平気でズレている。
コレは困った。そこでCD系のクロック生成している、左側が水晶発振器の励起用の
コンデンサと微調用のトリマコンデンサ。 疑わしきはトリマコンデンサしかない。
    交換後なので青いトリマコンデンサへ変更した。
    その右側が正規のトリマコンデンサ 白いパッケージ
    DVD関係と思われる。
少しトリマを弄ると、いきなり再生するではありませんか・・・これか・・・
指で摺動子側を押さえると、再生する・・・ あああ、これか・・・・
接触不良していたみたいです。10PFのトリマコンデンサを探し出し、交換する。
(チューナーのフロントエンド部修理のため在庫あり、業者ではありません。)
オシロスコープのカウンタ機能を使うが精度が足らない。カウンタを持って来て
調整を行う。
手元の金属のマイナスドライバーで調整すると、そりゃ、誘導されて、イマイチな
周波数変化しかしない。 ドライバーを適当に回して、トリマから外して、周波数確認
をする。5回目くらいで、22.57918MHzまで追い込めた。回路の素性が良いので
ぴったり決めやすい。
これで、CDは再生できることになった。もしかすると、初代のDVPーS7000も
このトリマコンデンサの接触不良で動作停止したのかもしれない。
アノ時も悩んだが、そう来るかとは思っていなかった。
D/Aコンバータは初代の基板を持っておいたので、すでにオペアンプはソケット式で
      何故かD/Aコンバータ基板が2枚あります。
簡単に交換できる。I/VコンバータのOPA2134はすでに他機種で動かしている
ので、何気にあった、JRC NJM2114を取り付けてあげた。
バッファーは当時交換したままで、シグネティクスの5532を取り付けていた。
この組み合わせも結構いい感じです。
クロックのPLL駆動でキレイな波形で動作しているので、結構、シュッとした音を奏
でます。
クロックがキレイだと、分解能と音場がスッキリした見通しの良い音になります。
カレントパルスの弱点と言われた、低域の表現もいい感じに鳴っていると思います。
カレントパルスコンバータと相まって、音楽を楽しみながら聞けます。
デザインとフロントパネルのギミックを含めて、面白いプレイヤーです。
ワタシ的には、DVP−S7700よりは、S7000の方が音質的には好みです。
S7700は、なんか?そっけない音なので、飽きてしまいます。
S7000は、少し、熱を持つ半導体があるのでヒートシンクを取り付けてあげました。

ドルビーマークの半導体が結構、熱を発しています。
   ↓ここのモトローラのパッケージ、ドルビーマーク入り

その近くに、接触不良を起こしたトリマコンデンサがあります。
故障しやすくなっているのかもしれません。
今回も結構、悩みましたが、DVDの音声信号が変換されて、CDの音声信号が
ならない事が、一つの解決の糸口に結びつきました。
テスト中の風景、相も変わらず、いい加減な積み上げ方です。
プラシーボ情報満載ですが、気分的にD/Aコンバータへの電力配線を野放しから
浮かせました。
少し、高域の表現が変った気がします。
このディスプレイも久々に見ることができました。
このフロントパネルの正面右側の回路基板にローカルの電源部がありますが、
フラットパッケージのトランジスタ付近の電解コンデンサを交換しました。
起動時の動作に迷いがありません。劣化していたのか?
それとも、静電タッチなのでそのアース結合端子を再ねじ締めしたので、通電が
良くなったのかは不明ですが・・・ 初代機にも同様に電源投入時に謎の動作
をしていた事がありました。
面白いね、オスカーピータソンのウイゲットリクエストを聞いているが、バスドラの
表現が重みと張りがあって、一段と楽しく聞くことができます。
それでは、ご安全に・・・・


CD17

2020-06-16 22:20:35 | コンパクトディスクプレイヤー
朝起きて、今からブログ更新しようかと、編集ページ見てると、かわいい くまモン
のページが目に入った。 この方は、くまモンと会話ができる、素晴らしい方です。
文書も内容も当ページとは異なり、心の晴れる内容です。ハンドパワー炸裂しとった。
(3色丼で思い出したが、3色アイスクリーム思い出してしまった・・・大好きでした。
 勝手に ”くまモンSS”として、応援してますよ〜。 
                                                           (サービスステーションではありません。) 
水筒のカバーかな? それにしても胴が長い絵があった? なんだろー
私はチョット古めのジャンクオーディオ機器と会話ができます。一緒にするなって、
言われそうですが・・・ くまモン登場時からのファンです。
当ページは、ほぼリンク等は貼りません。 先方様が迷惑されると思いますので・・・)
この土日も、ご安全に・・・ モン。
なんとも、先行き不安だ・・・ 何もかも・・・ まっいっか。
あたって砕けろ、なんとかなるだろう・・・(なんとかする羽目になるのだが・・)
こんなときは、マービン・ゲイのwhat's going onを聞きながら、クールに往こう。

にしても・・・そりゃ、マービンはカッコイイが、ノラの新作カバーが恐いわ・・・
怖くて、大きい絵で貼り付けなかった。店頭で見ていても、なんじゃこりゃ?で
ジャケットを手に取れなかった・・・アダムスファミリーのモップを思い出した。
首辺りから簾状のドレス?みたいです。マイクに向かって立った状態の絵なら、
良かったのに・・・ 特典でこのA4サイズのクリアファイルを貰ったが、怖いよね。
他に良い絵はなかったのかね・・・ 迷ジャケの部類では・・・・
当然、内容は最高です。 慣れて見るとカッコイイがね
AX-Z911も快調に動作している。ボリュームも正規のものと異なる変化特性のもの
へ変更したので当家の小音量調整に貢献している。
(音量調節が楽です。ギャングが少ないしね。)
 手こずった機種には愛情が湧く。そんな個体しか我が家に入って
こない。 大概、何某か壊れているものばかし・・・ 
     light on!!  じゃない  Right on!!  (電気つけてどうする・・・)

CD17っていう、CDプレイヤーをご存知であろうか?端正なデザインですが、音質は・・・・
ちょっと、こっれて云う音の特徴がない。(お好きな方には申し訳ないが・・・)
以前より、この機種を弄ってきたが、何かが足らない・・・・コンデンサ交換して、
クロックを交換してみたが、どれも、イマイチであった。

デザインとDACは大好きだが、ホントにDAC7の本領発揮なのだろうか?
疑問がある。(というよりは、DAC7はこの機種しか持ってない)
部品類もチップ部品を多用している。ソレが悪いとは言わんが、なんで?ってところが
たくさんある。TDA1547周辺の電源関連がものすごくアッサリと扱われている。
アナログ、デジタル分離いいね、見ていてカコイイ。
うっとりします。

TDA1547とビットストリームのSAA7350でDAC7コンビ
上に映っているNPCのオーバーサンプリング8倍だったっけ・・・
あまり、出来が良くないと評判らしいが・・・そんなコトないよ。
むしろ、2114が良くない。(あっ、敵に回した・・・)
私はついつい、コンデンサを追加してしまう。それにしても多様な電源ラインが集中

しているので無意識に足してしまう。大きな容量はいらない。チップ部品のランドや
パッド部分にリード部品のコンデンサを取り付けるので周囲の部品配置がギリだ、
はんだショートしないように注意した。回路図とにらめっこしながらの要注意である。

  こんなん、なりました・・・・ できるかな〜(あらゆる意味でも、勇気が必要)
特にグランドラインを見極める必要がある。電源入れるまでのドキドキである。
(コンデンサのショート事故は避けなければ・・・多大な犠牲が生じる)
一番の変更点は、やはりオペアンプであろう・・・ SOP8ピンをDIP8ピンに変更
する。この機種の音質の個性を決めているのではないか? NJM2114がどうも相性
が良くないと思う。何をいじってもだめであったからだ。
DIP8ピンのソケットにして交換できるようにした。はんだ箇所の強度を得るために
は時間を要した。(もう試行錯誤です。)

    これがー、

              こう、なってぇー

         こうぉーなんてゆぅーかぁー

           こぉーなっちゃいました。
やってみれば解ります。(二度と手を付けたくないです)
それらの交換を行うと、あれって云うくらい、今までのモヤモヤが氷解します。
LME49720を使用していますが、このオペアンプの良さを実感できます。
回路図見て、DAC回りの強化とオペアンプの見直しは、この機種では必要と
考えています。
簡単にオペアンプ交換したいのなら、SOP8ピンの物を選べば簡単に交換できます。
何回もはんだ付けできないので、お好きなものをチョイスしてみてください。
其処で気になった事があります。
LM4562とLME49720は同等性能であるということ、瓜二つです。
電気的性能は全く一緒です。今まで気づきませんでした。
 CDP−X3000のSOP8の5532をLM4562に変更した事があって、あまり冴えない
印象しかありませんでした。(SOP8のパッケージで高級そうなやつを選んだ・・)
某ページでは、LM4562の後継がLME49720と言っている。
が、実際には、TI本家のホームページ(2020/6時点)ではまだ、販売している。
並行販売?それとも在庫品?何かが違うから別?本当に何が正しいのでしょうか?
 私のような一般の消費者は、販売店の仕入れにより、チョイスして購入している。
本当に流通しているかはその店の仕入れ次第で別問題となる。
いまでは、ネットからの購入も可能なのであまり知られていない部品でも購入は可能
となる。 4562の後継が49720ってのも、なんとも言えないね。
性能差が大きければ、姿を潜めると思いますが、何かの住み分けがある・・・・
 スペックは同じでも、音質が異なると思います。(今回はプラシーボじゃないと
 思います。今回も交換して確認した。プラシーボ満載ですが・・)
製造プロセスが異なるのか? LMとLMEの違いは何か?見当がつかない。
LMは昔からあるタイプ、LMCはC−MOSタイプ、それでは? LMEってなに?
LM4562のときはCANタイプは見かけたことなかったがなかった。 LME49720
になってCANタイプは秋月の店頭で知った。
と、思いきや、LM4562のデータシート見てるとCANタイプを発見した。ただ単に
私が知らなかっただけ・・・(お店の都合だね)
 コレ欲しいな・・・
このDIPとCANタイプは音質は異なります。 不思議ですね、樹脂封止と金属管
との差、たしかに端子の引き出し方法やチップにかかる応力の違いがありますが
そこから来てるのであろうか?

  LM4562(2回路±17V)ーLME49710(1回路±17V)
            ーLME49720(2回路±17V)
            ーLME49860(2回路±22V)
  EはOverTrue TM シリーズって書いてあった。
         (何だろう? 謎の自分和訳: 本当に正しいよ って?)
       LMシリーズとは格差付けている・・のかな?

出荷年代から考えると4562から49720の登場時期はそんなに離れていない。
上記は全て同じスペック(電源電圧が違うが)と思いますが、音は違うんだな〜 
面白いね。
 追伸
  今何げに、CDPlayer2 その2 の回にて、LM6542って間違えているのを
  気づき、訂正しました。 誤:LM6542 → 正:LM4562
  こりゃ、有りゃせんわい・・・ 
今はテキサスインスツルメンツ傘下だしね・・・それでもNSのマークあるのでやや
こしね。そう言えばBBもそうなっちゃった。テキサス恐るべし・・・・
こんなこと探してると、似非オペアンプ情報出てくる出てくる・・・ ホントに困った
ものです。
某日本のオペアンプメーカーが被害にあっていたが、今度はそっちである・・・・
どうも、パッケージの表層を研磨して、インク印刷なのにレーザー刻印してみたりと、
色々、やってるみたい、困るね。以前は企業相手にやっていたが、いまでは一般ユーザ
ーに対してにだ、おかしな事だ。
被害に合わぬようマトモな購入ルートで安心を得たいものだ。例えば、500円出し
てTL−082だったら、涙が出るわ・・・・ (別にTL−082が悪いわけではない、これも
レッキとした銘オペアンプです)
それはそうと、CD17に戻る。
クロックはマルツのディスクリートクロックキットを使用している。これもいろいろな機種
に使用してきて使いまわしている。電源は別途のレギュレータから供給している。

  こんな手抜きは真似しないほうがいいですよ。
  某アダプターです。さて、どう取り付けているでしょう?
  なんたって、電圧が稼げないから、低ドロップのレギュ
  レータを別基板で使用している。
せっかくだから、これくらいは気を使いたい。
その他の箇所もちょっと、小さなコンデンサを取り付けてあげた。
ここまでやると、いままでのCD17とは全く違った音の表現をする。
非常に滑らかで音に躍動感がある。楽しいよ!!
CANタイプは高いがまだ、手の届く範囲なので買ってますが、MUSE0xさんは買う
勇気がありません。 真空管であればその価格差が、あってもは買う気はあるが・・・
 違うんですね、DIPと比較すると繊細さはが欲しい時、逆に大人
しすぎるので、物足りなく感じます。当家のシステムレベルが低いので、
アクがあった方がまとまりがある。高級機ではソレが生きてくるかもしれません・・・
雰囲気がソレにあっていれば良い。プラシーボの類いかもしれません。
MUSEでも端子材料を吟味して決めたくらいですからね カタログより)
さあぁて、プラシーボの扉を開けようかね。
 ・NJM2114DD
  中高域の鳴りは良いが、音場に奥行きがない、今回の改造を行う
  前よりは前記鳴りは良い方向だが、ノーマル機は私には頂けない。
 ・LM4562NA
  2114よりも中高域がコモッた感じになってしまう。分解能はあるよ
  だけど、なんか物足らない。音の佇まいが暗くなってしまう。
  CDP−X3000の時のイメージがつきまとう。(なっちゃった、オフ往きとした)
  それとも、当家のシステムレベルが低いので、ホントの旨味を引き出せて
  いないかも。
 ・LME49720NA
  これがね、やっぱり、良いんだよね。音場、中高音のカッチとした表現
  がいい感じです。スッキリした感じで聴き応えあります。

あんまり、交換してるとはんだクラックが起きるので程々にしておかないと、
パターン修復の地獄が待っているので、完了とする。
ちなみに、JRCのNJM4562は全く別物ではと想います。これも小信号に持って
来いのオペアンプです。面白そうだから買ってみようかね・・・
これらは、5532系の子孫ですが(NJM4562は不明)4558系でも機種によっては
バランスの良い音を出す事もあります。
ナカミチのMB−4Sがそうでした。たしか、4558系のNJM4558DDの方が相性が
良かったです。確か5532にすると異常発振した。条件が合わないこともあります。
ご安全に・・・ モン。 ( くまモン より )
追伸
  この銅色のシールド外すと、意外にさっぱりしていますよ。
  期待しないように・・・・ 回路図みると予想がつきます。

  見せ方がうまいね・・・・

 



PD-2000 その3

2020-05-10 09:46:57 | コンパクトディスクプレイヤー

あー疲れた・・・・ 50℃60%rhの槽に手を突っ込んで動作確認、意外に

体力使うよ。腕が筋肉痛だ。仕事とは言え、性がない。

(金曜日は ー10℃は冷たいよー霜焼けになった、かじかんじゃった)

土曜日だが、1.5時間で終了させる。コレで来週は多少楽になる。

時間を見ると、am9:30なり・・・ ちょうどいい時間にサトー電気は開店する。

いいじゃない・・・ それではって、言うことで、車を転がす。

ブラックでも、ご安全に・・・・(おすすめしません)

昔の職場で一緒に働ていた、K君がいました。 彼は傍から見ると、

某団体に所属しているかのようです。 しかし、言葉遣いは非常に

丁寧です。(俗世間の道理を会得されている。

お祖父様から、よく、軍歌を聴いていて、彼は今でも歌えます。

いいことじゃないですか。育つ環境がよいです。ほんとにいい奴です。)

バイク・クルマ・時計いじりに造詣が深く、楽しんでおりました。(今でもそうだよね)

飛び抜けているものがある方はほんと面白い。(いいね)

(ちょっと、低車高、平べったいタイヤ、踏切や段差のあるところは斜めに

入らないと越せない自慢の車におじいさんが一言、お前の車は

乗りたくない、体が痛くなる・・・・ 痛く心に響いたらしく、車高を多少上げ

柔らかい乗り心地にしたそうな・・・・ いい話じゃないですか、

ホントに心温まる・・・・ 家族想いね)

彼からの依頼で、小型のスクータでちょっとハイスピードで楽しんでいる

仲間の噂でスクータのバッテリーに電解コンデンサの容量を徐々に

落とした物を並列に入れることで、エンジン音が静かになって、馬力が

出るとの噂がある。 そこで彼は電解コンデンサを4種類入手してきて、

作ってくださいよとの依頼があった。

4700μF、1000μF、220μF、10μFみたいな感じでそれらをパラって

適当なケースに入れ込んで、当時、仕事で使っていた封止材(エポキシ)

でケーシングした。その時の引き出しの線も3.5スケアあるくらいの

車用のドレスアップ線材をカシメて、引き出しケーブルとした。

私も、電解コンデンサのバイパスとして、セラコンなどの低容量を

付けることはあるが、ホントに改善効果あるのかな〜ト・・・?

彼に完成品を渡した。 すると・・・ まじでエンジン音が静かになって

動きが滑らかになった と言うじゃないですか・・・

私も感動した。 そうか効果があったか。

ある種の周波数成分の分散化、容量の大きいものは、低い周波数、

容量の小さいものは高い周波数成分の通り道ができて、ノイズ成分を

吸収(損失、コンデンサは消費しないはずだが、あくまでも理想)して

くれるのでは? (総合的にインピーダンスが下がるかも

某ノイズの指南書にもバイパスコンのところにも書いてあった。

いまでも、私のバイブルです。)

そこで・・・・

 「嘘だと、思ったーラ、やって! みな・・・」 

    ピタゴラスイッチで民生先生も歌っている。

 {ちょっと時間がかかるかもしれないぞー} コレは松ぼっくりの回

前回まで、部品交換を行ったが、もう少し伸びしろがあるのでは?

やってみた・・・

ゴールドとブラックとエルナのブラウンコンデンサの混合であるが、

純正はエルナのブラウン一色である。あまり音が好きでなかった。

小さな容量はそのままにして、電源系のコンデンサをゴールドと

ブラックへ変更した。一部と言うよりは、在庫がなくなり・・・・

本来であれば100μFのところを47μFへ変更したり、逆に220μF

のところに330μFを奢ったりした。まあ、電源関連なので多少上下しても

いいじゃないか。D/Aコンバータのバッファーは在庫が尽きたので

ソニーのFA3ESから剥ぎ取ったエルナーの目の覚めるような明るいレッドを

使用しなければならなかった。

左右独立しているので2倍必要なので意外に数量が多い。

確かに、そのときはノーマルよりは音の変化は前回に書いたが、

もう一つ、面白いことできないかなー? と 部品の在庫を見ていると

    「嘘だと、思ったーラ、やって! みな・・・」

やってみよ・・・・

基板上の交換したコンデンサがゴールドなら、小さいコンデンサはブラック。

ソレができないときは、同種のゴールド、ひと桁台の容量を基板裏に

取り付ける。 D/Aコンバータのバッファーだけは追加しなかった。

個性が出るかなーと思って。エルナーの明るいレッドなので・・・

そうすると・・・・ 驚くぐらいの音質変化あり。

高域はシュッとした感じでガンガンなっているがうるさくない・・・

コレ不思議、分解能が非常に向上、全体がなめらかな音の出方。

面白い。コレはアタリです。

特に効いているのでは?ってところは、D/Aコンバータの電源関連

のところです。100μF→47μFへ変更して、1μFを裏に取り付けた。

意外に手を入れない場所かもしれませんが、回路図から見ても

かなり、ローカル電源を必要としています。(クロックもしかり)

まあ、プラシーボ感を揺さぶります。

メインのコンデンサと小容量コンデンサの銘柄違いの組み合わせ

も面白かもね。 

簡単なグレードアップ(もれなく、プラシーボが付いてきます)。

The Essntial 5TH DIMENSION を聴いているが、

あの軽やかなベースラインがキレイに聞こえる。当然5人の声も

軽やかで気持ちが良い。(アクエリアス/レッツ サンシャイン イン)

こんなのも、今まで聞こえたなっかたの? って言われても

駄耳なもので、ご勘弁を・・・・(テレビを見るくらいの音量です)

この改良であれば、メインのコンデンサを交換しなくても、

1/10 〜1/100位の静電容量を極性さえ間違えなければ、問題なし。

しかし、間違えると、地獄を見ますよ。

あと、何気に、コンデンサ、改造でググると、漢の改造をされているページ

があリます。ショートやむやみにケーブルの延長することは、ご注意ください。

特にリード線のインダクタンス成分が影響しますので、程よい長さで、

はんだ付けができて、他のはんだ箇所に接触しないように気を配ります。

(やり過ぎは要注意です)、できたら、小さなセラコンで良いので、

パスコン0.1μFがあれば最適でしょう。(別に根拠ありませんが、計算すると

その容量が出るらしいですが、私は適当です。回路シミュレータがある

のでそちらで・・・どうぞ・・・)

近頃のセラコンは耐圧に要注意です。意外に25Vってこともありますので

電位の高い箇所は要注意ですね。よくご確認の上、ご使用ください。

ふた昔は、50V耐圧が多かったが、低電圧化の小型化で耐圧も低いものが

でまわっていますので、ご注意ください。特に80〜90年台の機種を

扱う場合はね・・・・ 小さく水色の衣を纏われると、耐圧の記号も解りづらく

なります。(マジで仕様書読まないと、危ないです。 サトー電気の

おっちゃんとその話に以前なった。

この土曜日も、開店直後のサトーさんのところにゆくと・・・半分シャッターが

空いていたが、ガラス扉は半分空いていた。

私はまだなのかなーと、薄暗い店内を外から見ていたが、おっちゃん(店主)

の姿が見られないので、川崎稲荷社へお参りに行った。

そうすると、何やら人影があった。その方は店舗を見ていたが、引き返して

いったみたいだが、私が半分開いたガラス越しに伺っていると、その方は

その扉をあけて、ご入店した・・・・。 そうすると、おっちゃんが急いで

いつもの出入り口側のシャッターを開けに来た。おいらは、笑っていた。

「ひゃーひゃーはっはー、今開いた!!」と声を出した。

(だって、ページには自粛営業で10時から営業って書いてあったから・・・・

平常時は10:30だけどね。 話ししていると・・・・、

やっぱり、開店直後は忙しいらしい・・・そりゃそうだ

 「アムステルダムの朝は早い」、どこの朝も早く、忙しいのだが、珈琲呑んでる

 場合じゃないよね、急いで出るよ、今は体温測ってるよ。これは今、重要ね)

やっぱり、川崎稲荷社にお参りして、霊験あらたかなことが起きたかな?

最初のお客様はかなり、お急ぎのご様子でした。

上原ひろみのスペクトラムを、聴いてますが、ピアノの響きも心地よく、

低い弦の響きも楽しいです。

個人的にはコンデンサの大容量化は好みません。容量や耐電圧が

足らない場合は足し合わせて(ええ、懐もよく考えて)実現しますが

よほどの場合以外は実施しません。

容量や熱で煽られて劣化(明らかに液漏れ)しているもの、もしくは

あからさまに、音がおかしいと判断したものは交換します。

5倍10倍の大容量は動作中や電源の入り切りの時の挙動が怖くて

ためらいます。(さあーて、何が怖いんでしょう?)

まあ、殆どは予防効果を狙ってですがね。

私のショボいシステムでも、十分音楽に浸れます。

オスカー・ピーターソンのウイゲットリクエストを聴いていますが、

面白いね、抑えられた、ナイーブな演奏も心地よく聴かせてくれる。

(だめシステムだから、そう聞こえるかもね)

傍と思ったが、Xtal直下の小さなセラコンで音質が変わる気がします。

これは今回のセラコン、ちょっと前のめり気味で、おとなしめかな?

前回のセラコン、立ち上がり付近のコブがある。

こっちの方が高調波が多いと思う。

立ち下がったところに僅かな盛り上がりが見られる。

上の波形とは、FFTの位置が1div違いますがちょと違うかな?

前回使用していた、セラコンと違うセラコン(同容量)を交換したら

FFTの波形に違いが出てきた。高調波成分が違うんだなと・・・・

交換後の音は高域のシンバル系のシャリシャリ音が大人しくなってます。

(だけど、うるさく聞こえない)

前回のほうが良かったかもしれない。シンプル波形です。

矩形波に段差になっているところは気がかりですが・・・・もしかしたら

反射波のいたずらかも・・・・

井筒香奈恵のリンデンバウムよりはシンプルな構成で聴かせてくれるが

アップライトピアノの響きと大きさ、ボーカルのバランスが絶妙です。

ウッドベースの弦を爪弾く感じがいい感じです。

久々にアイ・パターン何故か?オートセッティングでないと見られない。

何か、足りない設定項目あるのかな?

PD−2000は、このままで楽しもう。また、何か粗が出てきたら

また考えよう。

試しに・・・ やってみた。

CDP−502ES 実際には、前回の時にパスコンを噛ませている。

D/Aコンバータとクロック、デジタルフィルターと電源のコンデンサに

数μF付近を基板裏でパラってみた。

74HCU04の電源ラインをタンタルコンデンサから電解コンデンサへ

変更した。(まあ、まあ、大目に見てください)

コンバータとクロックへも数μFとセラコンを取り付ける。

デジタルフィルタにも同様なことを行った。

場所が狭いので、セラコンは止めた。

電源の3300μFのところにブラックの10μFを取り付ける。

音質変化は、まじで、同じような傾向の改善ができたと思います。

  「嘘だと、思ったーラ、やって! みな・・・」

{時間と手間がかかるよ、極性に注意しなっ! 502ESでも

       ウラ面のシルク印刷極性逆だったぞーぅ}

デジタルフィルタの低いものは、この小容量コンデンサパラレル法

面白いかもよ、プラシーボで構いません。

それでは、体調に気をつけ、ご安全に・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


PD-2000 その2

2020-05-02 14:51:18 | コンパクトディスクプレイヤー

本日も限られたもので遊ぼう!! PD−2000をつい最近見られた方が

いらっしゃったので、以前から面白いかもと思うことをやってみよー!!(エイエイ)

さーテンションが上がってまいりました。(ほんまか?)

アマゾンでマスク50枚購入してしまいました。もうそろそろ、出回って、も・・・

(殆ど無い)思ってたが、うちの在庫失くなってきたしね。

神奈川は県知事より神奈川に来ないで、その他の県に往かないで って

エリアメール飛んでくるし、まじで勢い弱まらない。 

都道府県の方が真剣に頑張ってる、どうなんでしょうね?

ジョンソン首相もウイルスから復帰したのだから、英雄ですね。

体験者だから、発言に重みがある。

確か、2〜3月に患者の激励に素手で握手していて、大丈夫かなーと

思ってた矢先に患っちゃって、大変だったが・・・・

(だけど、完全防護した姿で患者を激励するのも、なんだか説得力

 無いけど、ジョンション首相は病院に行って激励したことは

 英国では好印象だね。

 (川崎市もGB応援してます。バスに書いてある。ちょうど、

   この時期にGBフェアーみたいのやっている) 

 チャーチルさんも体を張って危険なこと率先してやっていた

 気がする。 いますべき行動を自らの行動で示す。

  ホントに器のデカい方だ。 そりゃ国民も納得するね。

 珈琲呑んでる場合じゃない。 そう言えば姿見えない? かな〜

 各都道府県の行政の方には感謝したい。)

緊急事態宣言1ヶ月延長ですので、みなさんもご安全に・・・・

前記事で秋月のLTC1799をクロック替わりに使用して結構、使えるなと・・・

温度安定性は±40ppm/℃ ほぼ大丈夫でないかい?

そもそも水晶発振器の置き換え用の石である。出力波形も結構キレイだしね。

    繰り返し波形なのでアベレージングかけてます。

    それでも、そこまで変形しない。

    この段差波形は高調波がいたずらしている。

    それでも、シュミットトリガなどで波形整形すると、

    キレイになるかね。

    この信号をSM5803のXtal入力に入れていた。

    FFT波形はまだコレくらいで済んでいますが、複数波入れると

    ソレはもう高調波の嵐です。

Xtalの駆動方法を変更すると音質が変わる。

(良いか悪いかの判断は、アナタ次第です。)

PD−2000は、SM5803内蔵の発振回路で使用されていた。

XR−V73のLTC1799を奪い取り、取り付けてみた。

    (おいおい、秋月さん閉店中だしね、通販はオッケイ)

周波数もほぼ安定していますが、Xtal駆動の時の安定度までには追いつきません。

やってないが、74HC14シュミットトリガをかけるとキレイな方形波が得られるのでは?

高調波ノイズが放射されるのでそこは対処すれば良いかもしれません。

実はこの波形での音は少し問題あるみたいです。音場が小さくなり、

音が団子になりやすい。 XR−V73のときには気づかなかった・・・(音作りの一部かな)

今回は、オーバーサンプリングICの方がクロックを生成している。

そこを取っ払ってLTC1799の出力をXTIへ入力する。 

SM5803の電源ラインを見るとIC付近で供給している。

そこへも、ちょーローノイズ電源のコンビでDC10V系から頂いて

独立供給とした。

それよりは共立のクロックキットの方が良いが、発注するのが面倒くさくなった。

身近にあるものを利用して遊んでみました。

ハイファイエンジンでパイオニアのPD−5000(PD−93)のクロック駆動を

見てみた。 Xtalを74HCU04で駆動している。外部で独立して駆動させている。

ナカミチ、マランツSACDなどのプレイヤーもアンバッファーで駆動している。

  バッファー2ケを通した場合。(出力に370Ωを付けたので

  出力が小さく見える。)

  PD93の駆動回路を手本にして駆動した。

  コレではチトマズイのでその後にもう1段バッファーを入れてみる。

  ちょっとしきい値レベルが低いか・・・  

    FFTの波形も多少、おとなしくなったように見える。

これらの波形は、近頃、テクトロニクスのオシロが故障し始めてるので

置き換えようと、アジレントの物に移行しようと思います。

カラーで鮮やかです。ただし、一部機能が足りないもの、帯域は200MHz

まで欲しかった。(チューナのとき有難い) 入力インピーダンスが1MΩのみ・・・

帯域幅は我慢するしかないが、 数MHzのクロックを見ようとすると

やっぱり、Z0プローブのお世話にならないとだめです。

一般的な10:1プローブでは反射が多く波形がなまりすぎです。

そうすると、1MΩ入力オンリーであれば、50Ωのフィードスルーが必要ですが、

何分、高価です。そこで、なんちゃって50Ωフィードスルーの登場です。

適当にやってみた。(テクトロくんには50Ω入力があったのだが・・・・)

 

   T型分岐に100Ωパラで50Ω 適当フィードスルー

   入力インピーダンス1MΩでは、全く相手にされない波形(三角波となる)、

   50Ωにすることで、波形らしきものが見える。

   (ホントはわからないよ、電圧もほぼとしかいいようがない)

   見えないと、見えるとでは大違い(だけど、ほんとかな)

   16.9344MHzも観測しようとすると、大変です。

接続はダイレクトにはんだ付けします。

   この下に、秋月のちょーローノイズ電源がある。

     50Ωフィードスルー(適当です。手持ちのコネクタ

     これしかないし)

       LTC1799の出力(複数波)

  チョット、派手に出ています。収まりが悪い。複数波で高調波が

  暴れるとなると、周波数の変移が多いのかね?

  それとも凹んだ所の成分が変動している?

       74HCU04 3段バッファー(複数波)

  高調波が交互に強弱が出ている。やっぱりXtalを駆動すると

  単純になる。 レベルも押さえられている。

これらの波形と高調波の違いで、音場の広がりと、高音部の表現力が

異なります。やはりXtalの74HCU04の方が音質的には良好です。

LTC1799もノーマルよりは面白いと感じます。

前回までのPD−2000の嫌のところは、何か低域が力強い。

   ノーマルの写真 銅箔巻のコンデンサが47μF50V

   バイポーラ(ニチコンでした)

ちょっと、爽やかに聴きたい。コンデンサの組み合わせは標準そのもの

で交換は一切していない。D/Aコンバータと出力のバッファーオペアンプを

NJM5532DDとOPA2134に変更した。

    D/Aコンバータ直後、バッファーが手前

    奥側が出力バッファー

    ブラックミューズ47μF50Vシリーズ接続

    でバイポーラ仕様

ちょっと、飽きた感じがあった。もうちょっと、繊細さを表現して欲しい。

この組み合わせでは、何か?高音が早い時点でロールオフして、コモッた

感じである。全然爽やかでない。アンプの癖もあると思うが・・・

いまは、元気で動作している、ヤマハのプリメインCA-1000Ⅲである。

当時(2019年5月)は何だっけな? もしかすると・・・・、

 東亜のP−75DとTA-E86か?

いろいろなアンプでPD−2000を鳴らしてきたが、基本的に低域の力強さ

があって、変更した経緯がある。

PD−2000の中身のゴージャスさを活かしたい。

この電源は同じ大きさのコンデンサが4ケ並んでいる。中央は銅箔が巻かれて

音質にこだわりましたって、主張している。手持ちのコンデンサは耐圧と容量が

なかなか合わない、それで回路図見ると両端はシリーズレギュレータで

+5Vとー12Vである。その出力だから、35Vは要らない。よって手持ちの25V

中央は手持ちの35Vの1000μFかなオマジナイで銅箔を巻いてあげた。

この基板類で困るのが、コンデンサの設置場所にまで他の部品リード線が

入り込んでいる。

少しでも大きな形状の物を入れようとすると、抵抗のリード線

にぶつかる・・・だから、小さめのコンデンサは浮かして取り付けられている。

     交換後だが、その前もコレと同じ状況です。

     レギュレータのヒートシンク取り付けると、

     コンデンサと抵抗にぶつかる。

何かの理由があると思うが、少し頂けない。 特に5Vのレギュレータ付近は

ドロップ電圧が高く発熱が大きいそこの1000μFは750μFくらいまで低下している。

困ったものです。コンデンサの位置ずらしと小さな放熱器を取り付けた。

そのため、小型のコンデンサと抵抗2本もぶつかるのでウラ面に取り付ける。

そうしても、低域の表現はまだ力強い・・・ 多少高音の表現も多くなったが

もっと、爽やかさと奥行き感が欲しい。

出力バッファーのところにバイポーラの47μF50Vがあるこれを

緑ミューズ50V100μFがあったので交換した。

     緑ミューズでも、いいが、容量が大きすぎたか?

が、もう少ししっとりとした響きが欲しかったので、最終的には

ブラックミューズ100V47μFシリーズ接続でバイポーラとした。

ピアノの響きが良好となる。

8倍オーバーサンプリングだが、ノーマルよりは響きとつややかさ

の表現が向上していると感じます。(当然、プラシーボバッチリです)

D/Aコンバータ後バッファーは、LME49720(コレは特に効きます)

出力バッファーは OPA2134で使用中です。

・そうそう、部品交換中に抵抗1本とジャンパー線、ネジ基板上に落とす・・・

見つからない・・・本体逆さにして振るがほんとに落ちているのか?

こういう時にこんな穴がその付近に空いている・・・

そうこのブラックホールは何でも飲み込む、悪いやつ。

おかげで、右腕筋肉痛です。 (ショート怖いから、筐体ひっくり返す)

ちょうど、追加基板の真下辺りにこの穴が・・・・

基板同士が電源配線で繋がっているので簡単に外せない。

アンプの場合は、修理に必要なので全部外したが、僅かなことなので

ワイヤーラッピングは外さなかった。

音質重視で2階建てになっています。

午後は掃除して、カラーレーザープリンタを設置しようかね。

(もう、インクジェットはええは、正月大変だった。目詰まりと

クリーニングだけでインク消費、挙句の果は、動作不能・・・

もういい。。。。)

広島の親父にマスクを送ってあげよう。大変そうだしね・・・・

ごきげんよう、お互いさまで、ご安全に・・・・

 

 

 

 

 

 

 


XR-V73

2020-04-25 15:34:54 | コンパクトディスクプレイヤー

さあ!! 今回もマイナー路線ぶっちぎりましょうかね。 調子悪いのが当たり前!!だが、

風邪だと思う・・・(コロナじゃないよ、体温毎日、測ってるもんね)、熱い寒い

が極端なので、寝る時の長袖Tシャツを着るのを忘れていた・・・

その事もあり、どうも寝相が悪いと背中が出て寝冷えして、軽い頭痛・・・

いつものパブロンゴールドA顆粒を飲むと、朝にはスッキリです。

毎日の体温測定は忘れずに、指差し確認よし、ご安全に・・・

多摩方面のオフで、懐が寂しい時に何気に気になっていた、モノがあった。

大概、皆さんスルーされる。オーレックスのシステムコンポ用のCDプレイヤー

である。裏側を見ると、デジタルアウトはなく、アナログのみ・・・

コレはもしや・・・ 初期のCDプレイヤーである。

オーバーサンプリングも軽いであろう。非常に潔い方針でヘッドフォン

出力はありません。 

しかし、何故か、デザインや佇まいに東芝の匂いがありません。

銘板みると・・・ ケンウッドさんがオーレックスさん向けに製造しているものでした。

そんなことは実は、つい1ヶ月前に気づいたのでありました。

当家にきて、放置プレイで約7ヶ月くらい寝かせていました。

レシーバー1やCDP−502ESを弄っている時にゴールド化を行いました。

非常にシンプルですが、基板のデザインはケンウッドのままです。

ですが・・・、非常にコストダウンの嵐が吹いています。

コンデンサ類は小さめ、デジタル部はセラミックコンデンサでパスコン程度の

        この下にCX23035がある。

     このセラミックコンのみ、富士通のXtal

         (青大将直方体)

もので動作するでしょうなレベルです。

が、オーディオ系は結構、しっかり、構成されています。

電源類はディスクリート構成、デジタル、アナログ、別系統仕立てです。

そこで、目を引く青大将の青みの強いコーティングのハイブリッド基板があります。

もしかして、オーバーサンプリング 無いのかなー? 

ということで、改めて石の構成を見る。

CX23035→CX20152 あっ、ダイレクトだ・・・・ すでにNOS仕様でした。

      オマケに貰ったOSコンデンサ!! 

      耐圧10Vなので早速使ってみる。

       D/AコンバータCX20152

       最初はゴールドのコンデンサ

      OSコンデンサがあったので、交換した。

     少し足が酸化しているが十分はんだが付く。

     利用価値が判断できる人ならば、お宝です。

それで、ハイブリッド基板(TDK製)のローパスフィルターで減衰させている。

サンプルホールドはuPC4084 (JFETのオペアンプTL084のクワッド版)と

FET 2SK163とコンデンサで構成している。

クロックも富士通製の緑色の樹脂パッケージの8.467MHz、表示は8467

ナンジャラホイ?周波数だったのね・・・ はじめはそういう製品番号かと

思ったわ・・・ (さすが老舗、重電!!シーメンスと仲が良かったのね)

しかし、この機種の発売時期から考えると、2倍、4倍オーバーサンプリング

であっても、おかしくないと考える・・・ しかも、大変なローパスを使うよりは

オーバーサンプリング導入したほうが性能・うり文句に最適なのに・・・

当時の価格も6万円くらいであろうか? 

ちょっとシーラカンス的CDプレイヤーではないか? 

一部、回路構成が異なるが、ケンウッドの類似機種では、DP-850が近い。

上記の石の構成がほぼ同じである。

       何気にゴールド化とブラック化

     スペースがないのでチョット浮いている。

     ヒートシンクも奢ってあげた。微妙な向き方は

        ショート対策、どこかと接触する。

ヘッドフォンアンプなしでテンキーつきでDP-850よりも、小型でキュートです。

ソニーのCDP-102と同じ大きさです。 逆にDP−850はデザインが・・・

イマイチですね。(ものすごく大味なデザイン・・・プレイボタンは当時のトリオ・

ケンウッドのトレードマーク、そこまでせんでもプレイボタン判るがな)

両者の発売時期を考えると?

 CDP−102 1985年 2倍オーバーサンプリング 89、800円

 XRーV73 1986年 ノンオーバーサンプリング 55、000円

本家のソニーさんは次から次へと最新デバイスを搭載してオーバーサンプリング

で可聴域内への折り返し雑音の影響を低減させて、忠実性を得るために

開発の一途を辿る。 しかし、どうも、東芝さんはあまりやる気がないのか?

トリオ・ケンウッドに頼っていた気がします。 チューナー、CDプレイヤー

しかり・・・ そのおかげで、非常に面白い現象が起きたのがこのV73である。

人気のないコンポサイズで結構、マニアックな構成は流石です。

(あくまでも、個人的感想です。ハイレゾの方から見れば、笑われて、終了です)

お値段も、持ってけ価格の1000円でした。CDのマークも赤色です。

大概、白色インクです。 黒のパネルにおしゃれです。

Aurexのロゴもいいですね。

出力バッファーのオペアンプは当初は何だっけ? 恐らく、DP-850の構成からは

NJM2068DDです。意外に気を使っています。

      手前側は何でしょう?不明

      奥側は出力バッファーとりあえずの

      NJM2114DDです。ちょっと分解能悪い。

この音では、イマイチなので、NJM2114DDで遊んでいたのですが、分解時に

当家はオペアンプ在庫が底をつき始めたときだったので、どうかなー?

と、とりあえず、鳴らしていた。今回、ブログに載せようと再度、聴き直しているが

MUSE8820がちょうど1ケ余っていたので、取り替えると透明感が出てきて、

繊細な表現をします。コレはあたりでした。

ガッツン、ガツンよりは良いようです。 ヤマハのCA-1000Ⅲで鳴らしていますが

いい感じです。

      放熱器の上空温度、44.805℃

      内部はもっと熱いかも。 A級ドライブ中

オーバーサンプリング無しで、少しだけ? 手を入れてやると、面白い発見が

あって楽しいです。

それに、しても・・・、こんなマイナー機種で遊んでいる人は何人いるのでしょうか?

ぷっ・・・・(笑わない、今吹き出したでしょ)

 そりゃ、欧州の高級機とかは手が届きませんので、貧乏サラリーマンは

マイナー機種のジャンク漁りが関の山でしょう。

それでも、もっと楽しいことは、 できるかなっ。? (ゴンタくん、フゴフゴです)

そうだ、謎のクリスタルを半導体式に変えてしまえー・・・

12行前くらいに出力バッファーを弄って、ちょっと、変わったが、もう少し分解能アップ

したい。 中低域の表現が少し団子になっている。

以前、秋月でLTC1799モジュール基板を購入した。1kHz〜30MHzまで

発振できる。しかも、外付けの抵抗値で可変できる。

安定性もそりゃ、ちゃんとしたクロックモジュール(ワンダーキット)よりは劣るかも

しれないが、CX23035のセラミック小容量2ケと内蔵のアンバッファーで駆動される

(と思う)発振よりは、もっと面白い表現できるかも・・・・

私の改造法(改悪かもね)は以前より、 Xtal inへクロックを注入している。

使用される電圧に合わせて、適当にダンピング抵抗を挟む事もある。

今回は10Ωを通してみた。(効果のほどは・・・ プラシーボっ)

動けばこっちのものよ。(大胆かつスピーディーに、その他悪影響は個人の範囲で)

Xtalもメーカーや駆動方法によって、音が変わる事は体験してきた。

やってみた。

プラシーボ満載だが、おお、音が分離してきた。良い傾向である。

しかし、電圧依存性が少し悪さしている。お手軽には秋月のモジュールだけでも

その効果は味わえます。(1kHzくらいの幅で変動する)

      ゲート時間は1秒だがまあ安定している。

      それにしても凄い石です。

      回路基板の5Vを電源としている。

何が悪いって? CX23035の供給電圧が上下すること・・・特別に電源ラインを

強化されていない(もとはセラミックコンデンサ0.1μFのみだったが、オマケに貰った

OSコンデンサ10V100μFを充てがった)ので、いろんなものが動作し始めると

多少変動する。

それでもCX23035は当然動作する。 その変動が発振周波数に影響しデジタル

信号の僅かな変化に結びつくのかもね・・・

クロックの駆動方法を外部からの発振方法に変更することで、音の情報量が

増大する。(不思議だね)とくに、音場、分解能も改善するのと、以前から言って

いるが低域の表現が一気変化する。

LTC1799のみでも効果はあるが、そこに同社の ちょーローノイズ・プログラマブル

可変電源キットを入れるとどうなる? 欲が湧いてきた。

      テスト中、CX23035とメモリとクロック

      基板をちょーローノイズ電源で駆動

      効果あるかも・・・・・

     いい感じです。 多少のブレでも良いです。

     音の違いに驚きです。

幸いにも買い置きがあるのでやってみた。安定性はみなさん、ご存知の通りです。

回路図と基板パターンとにらめっこしながら、電源の切り分け場所を考える。

パターン切断すると、手元がぶれて、隣のパターンに傷を入れてしまった。

線でその箇所を補修する羽目になった。

CX23035とそのメモリーの5V系のみ電源をちょーローノイズに変更した。

同系統の5V発生場所(2SB941のエミッタ側 12V)より供給してみた。

       最終的に基板を適当に固定した。

     それにしても、このシルクはケンウッドですね。

すると、なんてことでしょう・・・ 周波数カウンタの値が500Hz位の幅で

変動するが、無いよりはマシである。

すると、低域表現がほんとに変わる。電源の安定性に感謝である。

特にボーカルものは面白いくらい、いい感じです。

CX23035も電源別にしたのでこの効果もあったかもね。

分解能、繊細さ、静けさへも、非常に効果がある。

      シンプルだが、弄り甲斐、音の変貌ぶりが

      面白いです。ローパスフィルターでも感動

ワンダーキットのクロックモジュールは通販だが、この秋月の2種は

アキバに往けばすぐに入手可能なところがよい。

遊びの醍醐味ですね。

それでは、体調管理、コロナに負けないよう、ご祈念しまして、

(皆さん、一斉に・・) ” 明日も、ご無事で、ご安全に・・・ ”

 

ほんま、大変なことなってるでー、ナショジオで去年の暮あたりに

放送された、ザイールエボラのドキュメンタリと1980年台に発生した

アメリカでのエボラ対策のドラマは、今を予見しているかのうような

ものです。フォックスさん、ナイスタイミングです。

(USAMRIIDのあの夫妻凄いね)

そのときは、パンデミックて怖いね、エボラなんて日本に来ないわね

と思っていたが、今のウイルスが来るとは到底、考えてもいなかった。

ドラマはホントに内容が濃く、毎週楽しみにしていたが、

こんなことになるとは・・・・

2014〜2019年(特に2019年)のエボラ流行、その時のWH◯の初動、

認識の遅さが各国の対応をさらに遅らせた。(なんか、似てるぞ)

皮肉であるが、アフリカで医療従事者が防護服や医療器具が不足して

洗浄しながら対応していた。 発展途上国の影響もあるが、今や

経済発展している国でさえも、同じことが起きている。

私達の国も早く、医療従事者への負担を少なくなるような対応を

望みたい。(そっちの方に重きを置いて欲しい。人は消耗品ではありません。

命がけなのだから・・・・、配達員さんも大変だよ)

いまの状況はその時のエボラと同じ道を歩んでいる。

アフリカでの2019年の収束は、やはり現地の方々の予防対策が

ようやく功を奏してきた。(手洗いの習慣や葬儀の慣習の見直し) 

しかし、これらウイルスは突然収束して、またいつか、現れる。

これらがドラマでの締めくくりである。

突然変異でまた、何ぞ起きる気がする・・・・ 年末か・・・・

(インドの少年はそう思っている。)