朝から自転車に乗って菅原の里へ。
職場近くにある菅原の里をうろうろしてきました。
今菅原の里にある「喜光寺」で蓮が見ごろです。
今の蓮の時期は、土曜・日曜は朝の七時から拝観できます。
朝六時半に自転車で部屋を出て、喜光寺をめざしました。
朝早いとまだそんなに暑くは無く、快適なサイクリングとなりました。
大和西大寺駅から南へ。
途中川を渡って、しばらく行って右折。
畑の端にこんな道標があります。
「菅原 喜光寺 天満宮」と書かれています。
しばらく進んで左折。
細い路を歩いて、途中に菅原の道真の産湯をとったとされる小さな池。
そこにも道標。
道標にそって進むと、そこには菅原天満宮。
境内に入ってみると梅干を作っているようです。
突き当りを左に向かって歩くと喜光寺が見えてきます。
喜光寺は721年、行基菩薩によって創建されたお寺です。
行基菩薩は東大寺造営、大仏建立に大きな役割を担ったわけですが、
その東大寺大仏殿を造営するに当たって、喜光寺の本堂を参考にしたことから、
この本堂は「試みの堂」と呼ばれています。
一方、南大門は昨年五月に450年ぶりに甦ったものです。
現在の本堂に安置されている御本尊は平安時代に造像された阿弥陀如来像で、
脇時は観音菩薩と勢至菩薩です。
また、唐招提寺にある行基菩薩坐像の複製も安置されています。
境内には釈迦初転法輪像とその前に仏足石。
そしてその向かって左にに不動明王や観音菩薩、地蔵菩薩などの石仏群。
向かって右に会津八一の歌碑、南京新唱のなかの「菅原の喜光寺にて」の歌碑があります。
「ひとり きて かなしむ てら の しろかべ に
きしや の ひびき の ゆき かへり つつ」
この石仏群の前に広がるのが蓮鉢の蓮です。
朝早いというのに、多くの人がカメラを持って撮影に来ています。
「三脚使用禁止、蓮の葉や茎を触らないように」と入り口で注意されるのですが、
老人カメラマンはお構い無しに三脚を立て、構図を決めようと葉を手で押しのけて撮影に夢中。
なんだかな~。
もちろん多くのカメラマンはそんなことしないのですがね。
で、自分も何枚か撮影してみました。
弁天堂の周りの池には睡蓮。
お寺を出たところにある民家の庭先に、アゲハチョウが飛んできたので一枚。
さすが八時ともなると暑さがこたえてきますねえ。
部屋を出る時、水筒に冷茶を入れてきたのでそれを飲もうとしてリュックを開けたのですが、
ナイ・・・
どうも部屋に忘れたみたいです。
だいたい、毎日朝出勤前に準備するのですが、
実際に持ってゆくのは週1~2回・・・
ほんま、物忘れどうにかせんといけません。
結局途中のコンビニによってお~いお茶、を買いました。
いや、すごい確立だなーと思いまして。
私も人のこと言えませんが。
蓮きれいですね。そしてどこ行っても三脚組がいますよね。(ーー;)
誰もいないところで、静かに蓮が見たいもんです。
それにしても暑いですね。
確かに三脚をすえつけないと、お年寄りの方はブレるのかもしれませんが、三脚禁止のところではね~・・・
暑さはまだまだこれからのようですね。