涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

奈良国立博物館:解脱上人貞慶-鎌倉仏教の本流-

2012年05月25日 | 奈良

朝から雨・・・

 

ブロッコリースプラウト、かなり大きくなってきたので、
今日から窓辺に移動です。
数日すると葉っぱが濃い緑になるとか。

 

 

雨といっても霧雨のような雨なので、薄手のレインコートを着て、自転車に乗って奈良公園へ。

 

奈良国立博物館の道路隔てた向かいにある氷室神社に行ってみました。
案の定、睡蓮が咲いていました。

 

 

 

 

そしてその葉の上に、大きな蛙。
重すぎて葉が沈んでしまっています。

 

 

奈良国立博物館では特別展「解脱上人貞慶-鎌倉仏教の本流-」と、 名品展「珠玉の仏教美術」が開催中。

 

 

「貞慶~」はもう既に三度訪れておりますが、5/22~5/27までの限定で浄瑠璃時の「吉祥天立像」(重文)が展示されているので、
今日行ってきました。

 

 

浄瑠璃時は奈良市のすぐ北、当尾(とうの)と呼ばれる、京都府木津川市にあるお寺です。
アクセスが悪く、バスの便も少ないので、今まで訪れたことは一度しかありません。
しかも小学生の時・・・

 

本堂に九体の大きな阿弥陀如来座像が並んでいるらしいのですが、すっかり忘れています。
吉祥天立像は1月1日-1月15日、3月21日-5月20日、10月1日-11月30日しか開帳していませんが、
その春の開帳を終え、今回国立博物館においでになっているわけです。

 

実物はもっと彩色が美しいです。
浄瑠璃寺では厨子の中におさめられているのですが、
今回はガラスケースの中に収められ、360°から見ることができました。

 

「珠玉の~」の方は、前回「貞慶~」を見るのに疲れてパスしたのですが、
今回は「貞慶~」は吉祥天像をじっくり見てその他は簡単に見たので、
今回じっくり拝見しました。
といっても、絵画と工芸だけですけどね。

 

絵画の方は、聖徳太子絵伝、矢田地蔵縁起、聖武天皇鏡御影、東大寺大仏縁起、執金剛神縁起、天神像、
長谷寺縁起、日張山縁起、薬師寺縁起。

 

工芸は数多く出展されていたのですが、そのうち国宝が七点。

 

二時間ほど鑑賞して、職場に戻ります。

 

国立博物館の前の池にも睡蓮。色が紫色です。

 

 

池のほとりに鹿。

 

 

ここにも鹿。
奥に見えているのが「鴎外の門」です。
その横にある石碑には
「小説家して有名な森鴎外は、大正6年に帝室博物館の総長に任命され、
東京・京都・奈良の帝室博物館を統括する要職でした
大正7年から10年まで、秋になると鴎外は正倉院宝庫の開封に立ち合うため奈良を訪れており、
滞在中の宿舎はこの場所にありました
 宿舎の建物はすでに取り壊され、ただひとつ残されたこの門だけが鴎外をしのばせてくれます。」

 

 

昼ごはんは職場までの途中にある「イトーヨーカドー」の「大戸屋」さんで、
チキン母さん土鍋煮。
最近気付いたのですが、JAFの会員証を見せると、ドリンクバーが無料。

 

 

大戸屋さんを出ると、雨は上がっています。



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