われらMちゃんまんファミリー!

サンニンは形を変えて続いていくのである。

外出は賭け。

2020-08-25 | manaのこと。
森先生の病院は大阪なので、我が家からは高速を使って片道約2時間の道のり。

久しぶりのドライブに興奮したマナは
走り出してすぐに脱糞。

脱糞は想定内だからオッケー。もちろんおむつも装着済み。


とにかく運転中に発作を起こさないことだけ。怖いのはそれだけである。

祈る思いで車をぶっ飛ばした。(出発前に安定剤としてアナフラニール服用)



途中のSAで、汚れたお尻を洗い、タオルで拭いていたら そこで失禁。

オシッコを洗い流して タオルで拭いていたら次は下痢が出てくるという....

診療予約の時間もあるので 急いではいたのだが、もうホントのお手上げ状態で
途中から笑いが止まらなかった。



行くときから、こんなんだったので、帰宅後は大変だった。

翌日からテンションあげあげの興奮状態が続き、もちろん下痢も止まらない。
オシッコはだだ漏れで 
大きな発作はないけれど、いつ来るか崖っぷちの不安定な日々だった。(なので処方された漢方も半量しか服用出来ず)




まぁまぁに戻ったのがだいたい1週間後で、やはりマナを外出させるのは相当な賭けだな、と実感した。

自分にとっては、目的が病院でも 途中で脱糞や失禁で大騒ぎになっても
それでも 久しぶりに犬たちとサンニンで遠くへ行けるということは 
すごく楽しく幸せなことだったんだけれど。





SAにて。サンニンの外出に喜ぶジェイと 下痢とオシッコダダ漏れで、ただひたすらお疲れのマナ。
またサンニンで なんの心配事もなくドライブを楽しめる日が来ますように。



東洋医学の病院へ。

2020-08-24 | manaのこと。
そんな時、少し前に 知り合いがある先生のことを教えてくれていたことを思い出した。

いわゆる東洋医学的な先生。

病気を今までとは違う視点から診てくださるとのこと。


少し遠方の病院で、マナを連れ出すのが怖かったが このままではどうしようもないから思い切って連れて行くことにした。


2020年2月2日。

その病院はマンションの一室にあり、動物病院という雰囲気は全く感じられなかった。

今までの経緯を話し発作の動画を見てもらった時、
その先生は 軽く頷きながら迷いなくはっきりこう言った。


あぁ、これは脳幹のトラブルですね。



この瞬間のことを 忘れることはできない。

これまでの先生方はみな うーーーーーん、なんだろう。どうしようねぇと首をひねっていたから。



そんな中での この先生の言葉。


マナのこの症状を知ってる先生がいた!!!!





森先生は、マナの体のあちこちを触ったり 力強く押したり鼓動を聞いたりしていた。

そして、マナのこの一連の苦しみが

2019年の肥満細胞腫の時にかけた全身麻酔が引き金だったのでしょうと言った。


それが マナの脳幹にダメージを与え肉体をコントロールしずらい状態にしている、と。
 

先生の言葉一つ一つに涙を流しながら何度も頷いた。

そうかそうか、そうなんだ。

そうだよね、やっぱり心の問題や、鼻の炎症じゃないんだよね。うんうん。
一つ一つがしっくりくる話だった。



もうこうなったら、森先生の言うとおりにする!

それでマナが楽になるなら なんだってする!


久しぶりに拳を握るような、やる気が満ち溢れてくるような

明るい未来がやってくるような

そんな気持ちがした。



森先生の指示はこうだった。

日常生活ではとにかく養生すること。

養生とは、例えば入院生活のようなもの。

静かに穏やかに 日々を暮らすこと。

興奮は避けて。脳に良くないから。

体を暖めて 心を休めて。



そして とりあえずの目標は 
①オナラが臭くない  ②おなかが ギューギュー鳴らない  ③臭くないウンコをする

この3つと言われた。



脳と消化器は繋がりがあるからね、と。




そして、毎日食べるご飯の食箋を書いてくださり、帰り際にこう言った。


マナちゃんは長期間患ってきたから、落ち着くのに1年くらいかかるかもしれない。

早い子は1ヶ月でケロッとするんだけどね。



この日から マナは誰にも会わず、何処にも行かない引きこもりの生活をスタートさせた。










行き詰まり。

2020-08-23 | manaのこと。
プレビコックスを服用し始めて 2日間は 信じられないほど穏やかだった!

信じられない。

信じられないけど全ての原因は鼻の奥の炎症だったのか?

マナってば馬鹿!大騒ぎしてもうほんとにばか!っと嬉し泣きした。


が、

3日目からまた再開。

ちょっとずつ、ちょっとずつ不安定になり1週間が経った頃またもや大発作。

結局振り出しに戻ってしまった。



でも他に手がなかった。

他に原因がないんだから、プレビコックスを飲むしかなかった。


発作が起きても打つ手はなし。

プレビコックスを増量するのは不可能だし、
反対に 先生には この薬を飲んでても治まらないってことは、マナの病気は治るものではない、ということなんだと思う。うまく、付き合っていくしかないんだと思うと言われた。


さらには プレビコックスは このままずっと飲み続けるわけにはいかないんだよ、とも。

連続服薬は3週間まで。それ以降は休薬をしていかなきゃダメと。以上、全身検査をしてくださった三重の南動物病院の先生の言葉


この言葉はショックだった。



治らない


治らない

治らないのか。


治らない上に
プレビコックスも飲み続けられないのだ。


今後

何もしてやることはないってことなのか?!




マナは一生こうして苦しみ続けるしかないということなんだろうか?!
















異常はひとつ。

2020-08-22 | manaのこと。
結果。


全身をくまなく検査しても、大きな問題は見つからなかった。


見つからなかったのだ。




こんなに苦しいのに

こんなに苦しいのに

こんなに苦しいのにどこも悪くないと言うのだ。





内臓もキレイだし

喉頭にも問題はない。


じゃあなんでこんなに苦しいんだ?



悪いところがないってことは打つ手はないってこと?


マナはずっとこのまま苦しみ続けるしかないのか?


異常がないことは本当は嬉しいことなのに その結果を聞いたちゃんまーには残念なことでしかなかった。

だって原因が見つからなかったら、治療ができないんだから。



先生の話はこうだった。

鼻の奥のところが、少しだけ炎症を起こしてるけども、

だからといって こんな症状が出るほどの炎症ではない。

でも、他になんにもないからやるとしたら この炎症を取ってあげることくらい。


だからすぐさまプレビコックスを飲み始めた。プレビコックス→抗炎症剤