最近の野球界

愛する横浜が最下位脱出、実に4年ぶりのAクラスに。
しかもエース三浦が投球回数200回、最優秀防御率・最多奪三振の二冠！

なんて素晴らしいシーズンなのだろう…

そう酔っていた矢先、楽天による親会社TBSの株式取得のニュースが流れる。
村上ファンドも一枚噛んでいるとのこと。

こいつらホントに金儲けが好きだな。

三木谷のバックにはオリックスの宮内がついていて、
球団合併と１リーグ化を目論んでいる、なんて根拠に乏しい噂も飛び交う。

まあそれはないとしてｗ、しかし村上に
「TBSが横浜ベイスターズを保有するメリットは無い、売却するべき」
とはっきりモノをいわれました。

悔しいかな、自分も横浜がTBSの役に立っているとは思えない。
それでもTBSは火曜の深夜とか、日曜の昼の「アッコにおまかせ」の中とかで
ベイスターズの応援企画ひっそりやってくれてるんですよね。

何より土台がしっかりしてるし、親会社から来ている球団フロントも好感が持てるし、
前親会社のマルハと比べても素晴らしいバックだと思います。

球団名に企業の名前が入ってもいいし、パリーグのチームみたいに
ユニフォームやヘルメットに企業名が入って広告塔になったとしても全然構わないので、
双方向の貢献ができるようになっていくといいですね。

継続保有してもらってる間に、赤字体質を改善していき、
優良コンテンツ化を目指すのがベスト。
赤字を垂れ流し、それを親会社が補填する、というのは終わりにしなきゃダメですよね。

先ずは強くなってもらわなくちゃ…
3年連続最下位じゃ、相当ファン離れも進んだろうしな～！

プロ野球界はまだまだ未成熟で、大きなテコ入れが必要でしょう。
選手の引退後の支援や海外移籍の協力、地域密着型のクラブチーム化、
国際試合の充実、サポーターの活かし方などなど。
後発のJリーグから学べることはいっぱいあると思います。

何よりも、自分が儲けることが最優先だという連中に牛耳られて欲しくはないんです。
ファンあってのエンターテイメント、ニュースを騒がす発言からは
一般人や利用者への配慮は何も感じ取れない。
正直、三木谷も村上も性根の悪さが顔に滲み出てるようで好きになれないな。
ナベツネ宮内はもちろんだけど。


プレーオフ第2ステージは、9割9分ロッテの勝利が決まっていたところから、
世紀の大逆転で振り出しへ。

まるでドラマのようです。

ふと、先日引退された広島カープの野村選手の引退の挨拶が思い浮かぶ。
「野球はいいもんだぞ、野球は楽しいぞ」

一部のマスコミ（というかフジ）は野球人気没落ばかりを面白おかしくクローズアップして、
今までプロ野球に依存してきたことを「無かったこと」のようにしようとしています。
正直不愉快。

だから俺も敢えて言いたい、
野球は楽しいぞ、と。