グループ活動を続けていく為に、大切な事が沢山ありますが、その中でも特に重要なのは、リーダーの存在です。
これは指導者よりも大切な役割があります。
私から直接メンバーに言うと、きつくなるような事も、オブラートに包み話をし、また逆にみんなの目線に立ちメンバー達の話を聞き、よきアドバイスをしたり・・・私とのパイプ役を果たしてもらわなければいけません。
臨機応変にいつも公平な立場で、物事を判断できる事が必要なのです。
ティンカーベルのリーダー「山本和泉さん」は、その事をしっかりやってくれている、まさしくリーダーの見本のような人です
彼女の人柄と事務的能力の素晴らしさにメンバーからの人望も厚く、一目置かれる存在です
彼女は家業を手伝いながら、3人の男の子の母親として多忙な毎日を過ごしています。
そんな中、ほとんど毎日のように私からの電話を受け、演奏依頼の件をメンバーに伝えたり、練習日程を調整したり、メンバー個々の事や、事務的な事・・・ほとんどの動きをまず彼女と相談して決めるのです。
一番安心なのは、お互いをしっかり信頼し合えている事と、ベルに対しての思い、この演奏活動に対する思いが、ぶれない事です
10歳も年下ではありますが、本当に頼りになる人です
女同士というのはなかなか難しく、1つ間違うと馴れ合いになったり、トラブルになったりする事も・・・
良い関係を長く保つ事は、やはりお互いをしっかり理解し信頼し、どこかで節度を持って接するという事が大切なんだと思います
私が強引に前へ前へと進んでこれた裏には、リーダーの大きな力があっての事と感謝していますこの活動を円滑に進められるのは、彼女の力があってのことなのです
ある時は私の立場で、ある時は皆の目線で・・・
彼女が受け持つ低音パートのように、無くてはならない要まさしく縁の下の力持ちです。
しんどい役ですが、誰にでも出来るわけではありません。大切な事は、強い信念とみんなを思いやる愛と、一歩さがって見る事だと思います。
グループが歩んでいく方向性をしっかり見据えて、彼女とこれからも一緒に手を携えて頑張っていきたいと思います