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モルゴーア・ロック祭へ♫

2023-06-29 | パフォーマンス
昨夜は、ロックな一夜に大興奮してきました。


会場は、築地の浜離宮朝日ホール

・・・朝日ホールって、
ピアノソロとか、室内楽のホールでしょ?
そこで、ロック!?

・・・ロックと言っても、
プログレ(プログレシブ・ロック)
モルゴーア・クァルテットによる弦楽4重奏です。

以前から、モルゴーアの
プログレを聴きたかったので
楽しみにしていました。

プログレのアルバムを何枚も出しているのに、
オールロックプログラムの
定演は、これが初めてとのこと。

な~んて、ラッキーなわたし!


ミリオンコンサート協会よりお借りしました)



プログレって・・・

60年代後半から70年代にかけての
ブリティッシュロックで
クラッシック、民族音楽などの「ハイブリッド型」とのこと。

この日演奏された、バンドは
5大プログレ・バンドなんですって。

とはいえ、わたしには、
今まで無縁のジャンルだったので
詳しい助っ人をお誘いしての演奏会でした。




客席には

普段のモルゴーア演奏会の
常連さんであるクラシックファン。

プログレファンのおじさま、おばさま・・・

(助っ人さんは、この方達がお召しの
キングクリムゾンのTシャツを見て、
販売されたのが、いつの公演かまで教えてくれましたw)


これが混じり合っているので、
不思議な世界となっていました。




ステージのMCは
第1ヴァイオリンの荒井英治氏。

楽曲の解説にも
プログレへの熱い思いがあふれ、
編曲のご苦労が、うかがえました。

荒井氏によると、
プログレは、これ以降の楽曲になると、
複雑すぎて、編曲が不可能なんですって。


ということで、休憩挟んで、アンコール2曲、
2時間20分、プログレの世界に
どっぷり浸ってきました。

甲乙付けがたいのですが・・・

哀愁を帯びたピンク・フロイドのメドレーや
お馴染みのキング・クリムゾン「21世紀...」が
とりわけ、良かったかなぁ~~




(アンコールは、「アフターグロウ」「21世紀の...」でした)



原曲の筋金入りのファンの助っ人さんが、
お気に召すか、不安だったのですが、
1曲目を聴いた瞬間に、彼女がにっこり!

ヴァイオリンを弾く彼女によると、
クラシックでは、お目にかからない技も飛び出し、
めちゃくちゃ、高度な演奏なんだそうです。

(素晴らしい演奏だということは、素人にもわかる!)




とにかく、
ステージの皆さんが、
楽しそうに弾いているのが最高!

客席も次第に熱を帯びてきて・・・

クラシックの演奏会とは、
ちょっと空気が違う・・・

「集中して聴くのではなく、音を浴びて下さい」との
荒井氏の言葉が、進につれて、
少しわかったような気がしました♫


(アルバム「原子心母の危機」日本コロンビアよりお借りしました)



興奮冷めやらず、
ベッドの中で、モルゴーアのプログレ(↑)を聴いていたら、
ますます、目が冴えて・・・

眠れなくなったのでありました。


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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。

毎日暑くてたまりませ~ん。
南蛮漬けや、マリネがおいしい昨今です。

今日も「優しい風が吹きますように」


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