外務官僚 宿泊代1500万円不払い ホテル側告訴検討(産経新聞) - goo ニュース
霞ヶ関の「お偉い」お役人様が、こともあろうに、都内のホテルのセミスイートルームを293日も利用しておいて、1銭も払わず「踏み倒し」とは・・・・・。
この人達の感覚に、安価なビジネスホテルの「選択」は、なかったのでしょうか?
ニュース記事によると、外務省経済局の男性職員(40)が、都内のホテルに長期宿泊した代金1500万円以上を1円も支払わず、ホテル側とトラブルになっていることが30日明らかになり、ホテル側は刑事告訴や民事提訴を検討しているそうで、新聞社の取材に対して「確かに支払いはしていない」と事実関係を認めたそうです。
この職員の関係者によると、彼は平成18年6月から19年4月までの293日間、都内のホテルのセミスイートルームに宿泊し、1泊5万2500円の部屋で、代金は計約1538万円になるのですが、現在まで一切支払っていないそうです。彼は家庭の事情で都内の自宅を出た後、知人の紹介などがあってホテル宿泊を始め、そこから霞が関の外務省に通勤したそうで、ホテルを出た19年4月以降は国家公務員宿舎に移り住んでいるとのこと。
被害を受けたホテル側は再三にわたって支払いを求めたそうですが、応じる気配がないとして、今月請求書を送りつけ、職員は数日後にホテルに出向き、謝罪文を示したそうですが、ホテル側は「これまで誠意ある態度が一切みられなかった」としており、刑事・民事両面での措置を検討しているそうです。
謝罪文の中身には「極めて礼節を欠いた不義理を働いたことにつき、一人の人間として本当に恥じ入るばかりであり、申し開きのことばもございません」とわびた上で、「今の自分にはとても支払い能力はございません。せめて金額を一般客室料金×宿泊日数としてお支払いさせていただくことでご検討頂けないでしょうか」と値引きを求めており、 前日の取材では、「宿泊したことや料金を支払っていないのは事実で、金額については先方とお話ししたい。もちろん払う意思はあり、誠意は尽くすつもり」などと話したそうですが・・・・。
そもそも、外務省においては7年前の「外務機密費詐取問題」や「ハイヤー代やホテル代金の水増し請求問題」等、金銭関係で不祥事が相次いで発覚していました。 しかしながら、国会等で「厳しい指摘」を再三受けながらも不祥事は後を絶たず、昨年8月には、在外公館職員が公金着服の罪で懲戒免職処分になっており、再び外務官僚の“たかり体質”の一端が垣間見えた今回の事件でした・・・・。