瑞穂のラグビー好き

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スクラム(松瀬 学著)

2007年02月02日 | 本の紹介


 久々に本の紹介です。
 村上さんや太田GMのブログでも取り上げられて
 いました松瀬さん著の「スクラム」(光文社新書)

 実際に早稲田のプロップとして活躍された氏のフロントローに対する
 愛情が溢れてくる文章でした

 最初の説明の絵で笑えました。ラグビーのポジションの説明の図で
 バックスを指して(こちらはほとんど出てきません)氏の意図が見えます

 本書は7章で成り立ち選手、コーチ、レフリーなど多角的にスクラム
 しかもフロントローについて解説されてます。私もバックスでしたので
 知らない部分が多くあり勉強になりました。

 特にジャパンのスクラムは強かった(過去形なのが寂しいですが)
 の章では、スコットランドに勝った宿沢ジャパンの事に触れており
 京産大の田倉が抜擢されたことがあり、うれしかったです。個人的にも
 日本で一番強いのは京産大でスクラム練習をしたメンバーだと思います。

 印象深いのが、村上さんのブログでも触れられてましたが、ジャパンの
 不動のプロップで、ウェールズではレッドドラゴンを追い込み、国内では
 釜石のV7を支えた石山氏の「そもそもスクラム嫌いだったんです」は
 興味深い発言ですね。
 多分、今のトップリーガーのフロントローはスクラムが好きな人が多いと
 思うので、その中で貴重な意見(本音?)だと思いました

 最後にお願い、松瀬さん次は、「バックス」って本出してみませんか? 

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