久々に本の紹介です。
村上さんや太田GMのブログでも取り上げられて
いました松瀬さん著の「スクラム」(光文社新書)
実際に早稲田のプロップとして活躍された氏のフロントローに対する
愛情が溢れてくる文章でした
最初の説明の絵で笑えました。ラグビーのポジションの説明の図で
バックスを指して(こちらはほとんど出てきません)氏の意図が見えます
本書は7章で成り立ち選手、コーチ、レフリーなど多角的にスクラム
しかもフロントローについて解説されてます。私もバックスでしたので
知らない部分が多くあり勉強になりました。
特にジャパンのスクラムは強かった(過去形なのが寂しいですが)
の章では、スコットランドに勝った宿沢ジャパンの事に触れており
京産大の田倉が抜擢されたことがあり、うれしかったです。個人的にも
日本で一番強いのは京産大でスクラム練習をしたメンバーだと思います。
印象深いのが、村上さんのブログでも触れられてましたが、ジャパンの
不動のプロップで、ウェールズではレッドドラゴンを追い込み、国内では
釜石のV7を支えた石山氏の「そもそもスクラム嫌いだったんです」は
興味深い発言ですね。
多分、今のトップリーガーのフロントローはスクラムが好きな人が多いと
思うので、その中で貴重な意見(本音?)だと思いました
最後にお願い、松瀬さん次は、「バックス」って本出してみませんか?
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