自死遺族とうきょう自助グループ みずべの集い
大切な人を自死で亡くされた方へ。
私たちは自死遺族だけで、わかちあいの会を運営しています。
 



「水玉の朝」




旅の宿で目覚めた朝、
早起きして小道を歩いてみました。

青々とした若草に
無数の朝露が光っています。

朝日に輝きながら、
おはよう!おはよう!と
笑顔を向けてくれます。

朝の空気がこんなにも清新だったことを
長く忘れていました。

朝は一日でいちばん苦手な時間。
目覚めと共に押し寄せる悲しみと現実。
「なぜ、今日も生きているのか」と繰り返す問い。

それでも今朝は、きらめく朝露が
乾いた心を潤してくれました。



 心の風景◎バックナンバー
(1)渚の子守歌    (2)蒼い夕べ   (3)凪の海へ     (4)夕空見あげて    (5)夕暮れ埠頭
(6)秋の純情     (7)野に咲く花  (8)秋の夕暮れに   (9)いにしえの祈り   (10)家路
(11)川のほとりで   (12)冬空暮色   (13)星月夜      (14)冬晴れ       (15)早春
(16)さまよう日々   (17)菜の花    (18)桜色       (19)春の小道     (20)四月の渦巻き
(21)青麦の頃     (22)落日に寄せて  (23)麦秋の便り     (24)初夏の夕べ     (25)祈りと共に    (26)灯篭流し     (27)窓明かり    (28)空と海の彼方    (29)空の贈り物   (30)初秋の道   (31)彼岸花     (32)空高く    (33)静かな夜に     (34)年の瀬に     (35)帰港     (36)冬の麦     (37)冬木立    (38)三月の空     (39)春の夕べに     (40)ある春の日に  (41)ネモフィラブルー(42)五月の麦畑  (43)日暮れの空に  


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