自死遺族とうきょう自助グループ みずべの集い
大切な人を自死で亡くされた方へ。
私たちは自死遺族だけで、わかちあいの会を運営しています。
 



「窓明かり」




日が落ちて、
家々の窓に明かりがともり始めました。
ひとつひとつの明かりのもとに
それぞれの暮らしがあります。

でも、どの窓の中にも
我が子はいないのです。

地の果てまで捜し歩いても
この地球という星に
もう我が子はいません。

不思議でならないのです。

「いない」とは、どういうことでしょうか。
「死」とは何でしょうか。

答えが見つからないまま
今日も一日が暮れていきます。





 心の風景◎バックナンバー
(1)渚の子守歌    (2)蒼い夕べ   (3)凪の海へ     (4)夕空見あげて    (5)夕暮れ埠頭
(6)秋の純情     (7)野に咲く花  (8)秋の夕暮れに   (9)いにしえの祈り   (10)家路
(11)川のほとりで   (12)冬空暮色   (13)星月夜      (14)冬晴れ       (15)早春
(16)さまよう日々   (17)菜の花    (18)桜色       (19)春の小道     (20)四月の渦巻き
(21)青麦の頃     (22)落日に寄せて  (23)麦秋の便り     (24)初夏の夕べ     (25)祈りと共に    (26)灯篭流し



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ  自死遺族へ
にほんブログ村


「トップへ戻る」



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 涙とともにパ... 恒例の夕食会... »