心の風景（16）さまよう日々

「さまよう日々」



ささいな苛立ちから夫へ投げつけたことば。
「ひとり息子を見殺しにして、死なせたくせに」

･･･本当は自分自身へのことば。
息子を救えなかったのは私も同じ。

でも、夫のせいにしたかった。
誰かに罪をなすりつけて、自分が楽になりたかった。
涙を隠して淡々と暮らすことに疲れてしまった。

弱い自分です。

ごめんなさい。

明日は笑顔で。





　心の風景◎バックナンバー

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（２）蒼い夕べ

（３）凪の海へ

（４）夕空見あげて

（５）夕暮れ埠頭

（６）秋の純情

（７）野に咲く花

（８）秋の夕暮れに

（９）いにしえの祈り

（10）家路

（11）川のほとりで

（12）冬空暮色

（13）星月夜

（14）冬晴れ

（15）早春

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